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2011年9月6日火曜日

(雑) 手術室の忘れられない患者さんの言葉(その壱)

・脊麻をしようとしてL3/4の棘間皮膚に25Gで局麻しようと針を刺した直後。認知症の80代男性
「ハリセンボンより痛い…」

・脛骨骨折術を脊椎麻酔で行い、術後、propofolの鎮静をoffにした直後。BMI34の40代男性
「焼肉食べようとしてたところだったのに…」

・食道癌の気管内浸潤に対して、気管内ステント挿入術を受ける70代男性。そのpropofol鎮静開始後に流涙しながら歌い始めた軍歌(まだ私には、その曲名が分からず、長い宿題となったままだ)。

いずれも私の血肉になっている、筈。