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2012年6月30日土曜日

(本) 医療系iPad/ iPhoneアプリ本、読んでみました



偶然手にとって面白そうだったので購入。

当直の合間にパラパラ見てますが、眺めてるだけでも面白いです。海外だと血圧や血糖値が測れるアプリもあるんですね。初めて知りました。こちらの本のタイトルには「iPad」としか書かれてませんが、iPhone用のアプリも多数紹介されています。紹介アプリごとにiPad/ iPhoneどちらで手に入るかの表記もあります。ですのでiPhoneだけのユーザーさんにも役に立ちそうな1冊です。ヘヴィユーザーの方々には既知の情報も多いのかもしれませんが、ヘヴィユーザーではなくiPad使用歴(所持歴)2ヶ月な私には有用な1冊でした。

本当はこっちをお目当てに本屋さんに行ったのですが、発売日前日だったためか入荷されてませんでした。またの機会ということで。


***


医療系アプリ。今のところ、私のiPhoneに入れて実際に使ってるのはこれ位です。というか殆ど「AnestAssist」しか使ってません。あとは、小児の麻酔を担当する機会が少ないので「Pedi Safe」を時々見て、チューブのサイズとか薬液量を確認するくらいでしょうか。
もし他にも「これあると超便利ですよ~」というのがあったら是非とも教えてください。

因みに画面右上の「Anesthesia101」というアプリは「Laryngospasm」とか「Myasthenia Gravis」など、麻酔科医が出くわすだろう項目がずら~っと並んでて、症例提示→Q&A形式になっているというものです。ちょっとした隙間時間、移動時間での麻酔科専門医試験の口頭試問対策の一助くらいにはなるかもしれません(勿論これだけでは合格できないと思います)。英語なのでそれが難点とも利点とも言えそうです。私は電車で読んでたら酔っちゃいましたけど。

2012年6月25日月曜日

(麻) 何時の間にかBJA+alphaも、、

2,3週間前に気づいたのですが(遅いですね)、iPad or iPhoneで読めるようになってました。今のところ無料でダウンロードできるので、嬉しい限り?特に+alphaの[Continuing Education in Anaesthesia, Critical Care & Pain]の方は教育的な内容が多い様子で知識整理に役立ちそうです。

でもなんだか[スマホ持ってりゃどこでも勉強できるでしょ]っていう無言の圧力を受けてる気がしなくもないです。

2012年6月21日木曜日

(本) 2012年上半期、買ってよかった気がする本のまとめ

麻酔・仕事・研究関係と、それ以外の本に分けました。記載順に意味は無いです。
150冊くらい読んだ中での19冊なので上位12%くらいになるでしょうか。これまでに当ブログで紹介したものも多くありますし、他のブログなんかで紹介されているものもあるでしょう。これは今の私の役に立った(もしくはこれから役立つ気がする、もしくは役に立たないけど、なんだかいいなぁこれ、というもの)というだけですので、あんまり真に受けないでくださいね。半年後には売ってしまっているかもしれませんし(書いた方には申し訳ないですけれど)。
それにしてもマニュアル人間だなぁ…「何この本?これなんの役に立つの?」という本の比率が上がってくることが当面の目標です。目標に掲げてる時点でダメか。

@麻酔とか
・心肺蘇生/克誠堂出版/2011年
・研修医のためのリスクマネジメントの鉄則:日常臨床でトラブルをどう防ぐのか?/医学書院/2012年
・バイオ研究のための実験デザイン/MEDSi/2011年
・Practical Manual of Thoracic Anesthesia/Springer/2011年
・集中治療医学文献レビュー2012-2013年版/秀潤社/2012年
・産科麻酔ポケットマニュアル/羊土社/2012年
・周術期コミュニケーション技法/MEDSi/2012年
・スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン―聞き手の心をつかむストーリーと50表現/日経BP/2012年

@仕事以外で
・名著「代表的日本人」を読む: 日本とは何か、そしてどう生きるか/知的生きかた文庫/2011年
・科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか/新潮選書/2011年
・夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる5つの物語/ハヤカワepi文庫/2011年
・一年でクラシック通になる/生活人新書/ 2003年
・変身,掟の前で,他2編/光文社古典新訳文庫/2007年
・「処方せん」的読書術 心を強くする読み方、選び方、使い方/角川oneテーマ21/2012年
・世界クッキー/文春文庫/2012年
・純粋ツチヤ批判/講談社文庫/2012年
・毒舌身の上相談/集英社文庫/1994年
・ことばを旅する/文春文庫/2011年
・なぜ古典を読むのか/河出文庫/2012年

2012年6月17日日曜日

Salome at the Tokyo New National Theater (サロメ - 新国立劇場) 雑感

光文社古典新訳文庫の装丁と、中に刻まれた活字の大きさと読みやすさが好きで、これまで何10冊か読んでお世話になってきていたのですが、この「サロメ」。本をパラパラめくると数10ページで終わってしまう物語の本編よりも、訳者の後書きや解説の方が濃ゆくなっていました。この訳本作成のために、並々ならぬ翻訳者たちの情熱を感じ、本の帯についていた鑑賞抽選応募券を送ったら、何故か新国立劇場での演劇に招待されてしまいました。東京に住んで数年。新国立劇場がどこにあるのかも知らない状態だったのですが、京王新線の初台駅まで行きまして鑑賞して参りました。
一応「光文社古典新訳文庫版」と、新訳文庫版訳者である平野啓一郎氏が影響を受けたという「岩波文庫版」を読んでからの鑑賞です。

このような劇場で演劇を見たのは初めてだったので、評価も感想も素人的なことしか申し上げられませんが、あっという間の100分でした。平野氏や宮本亜門氏らのいうところの[新しいサロメ像を生み出す]という目標はこの上なく上手く達成されていたのではないかと思います。
点滴その他の麻酔手技で難渋することしばしばの私なんかにしてみると、役者さんたちが台詞を一切間違えないということだけでも凄いと思うのですが、言葉や表情、動きに魂込めて観客を物語にのめり込ませ、感情移入させ引きずり込ませるためにはそれだけでは全然足りないのだと思います。 劇中の台詞は「新訳文庫版」のものをほぼ踏襲していたと思いますが、おんなじセリフでも自分の頭で黙読して得るものと、役者さんそれぞれが解釈、咀嚼して吐き出す台詞の数々から得るもの、全く違うものになりました。違う国、それも100年以上前の異国で生みだされた物語を演じているのに全く違和感がないです。プロフェッショナルってこういうものをいうのでしょうか?皆さん素晴らしかったですが、ヘロデ役の麻実れい氏の存在感は突出しており、舞台に登場し一声発するなり引きこまれてしまいました。
全く異業種ながら驚嘆の連続でした。想像できないほどの努力が裏にあったのだと思います。自分の仕事や研究への姿勢を振り返るいいきっかけになりました。
帰り道の図書館でR・シュトラウスの歌劇[サロメ]を発見したのでそちらもチャレンジしてみたいと思います。
(これは開演前の中劇場です。実際は満員でした)

2012年6月13日水曜日

(本) 理系のための口頭発表術(講談社ブルーバックス、2008年)~これ1冊でプレゼンテーション能力が格段に上がるでしょ


いつ買ったのか忘れてしまいましたが、先日100冊超の本を売りに出そうと本棚を整理してた時に、偶然本棚の奥から発掘されました。ブルーバックスかぁ、つまんなかったのかなぁ、内容なんか全然記憶にないぞ…とパラパラめくってみると…著者のアンホルト氏でしょうか。ちょっと怪しげな愛嬌のあるおじ様の写真が載っていたりします。
んで少しばかり読み始めると…ふんふんなるほど!いやぁ~そうだよなぁ~本当に仰るとおり!その通り!!と感嘆符の嵐で大興奮。これはいただき!あれもいただき!!と思って本の角を折りながら、赤ペン入れながら読み進め、気がついたら右の写真のように折り目だらけになりました。
OHPの話なんか歴史を感じさせる記載もありますが、日々の抄読会、学会のポスター発表、口演、その他、人に何かのレクチャーをする機会のある方々(そして苦手意識のある方)皆さんにおすすめです。プレゼンテーション能力って大事な能力なんですが、まとまって教えてもらえる機会ってそんなにないです。教えてもらえる人は幸せな人です。偉大なる先輩ドクターたちに教えを請う前にこれを読んで咀嚼しておくと大分上達のスピードが違う気がします。
いやぁ、いい本を発掘しました。取り敢えず、来週の抄読会がんばろ。

2012年6月12日火曜日

(麻) 産科麻酔ポケットマニュアル (羊土社, 2012年) 、これはありがたい1冊です

FacebookでY先生が教えてくれたので、自分も実物を手にとって見ました。学会会場で売られていたようなのでもう既に手元にある人も多いのかもしれませんが。大学の生協でぱらぱらめくると読みやすかったので、とても気に入り、即購入。そして結構読んでしまいました。私のように、時々しか帝王切開に関わらない状態で、まとまった勉強時間をとれなくて、専門の施設に研修に行けないような状態の大学院生麻酔科医にはとても役に立ちます。妊婦さんの合併症別に麻酔科医の取るべき対応法がコンパクトにまとまっていますし、産科救急への対応にもページが割かれていますし、参考文献も項目別に適度に掲載されていますので、知識の穴を埋めるのに役立ちそうです。麻酔科専門医試験の口頭試験対策にも役立つような気がします。この本だけで学習を終えてはいけないんでしょうが、知識の棚を作るのには非常に便利な一冊です。実践的な内容ですし、麻酔研修開始したばっかりのレジデントの先生たちにもおすすめです。私は当直のお供として愛読させていただきます。今度の当直前にひと通り目を通そうと思います。羊土社のマニュアル。心臓麻酔、産科麻酔ポケットマニュアルと来たから、次は小児麻酔マニュアルでしょうか?安直すぎですか?私はまた買っちゃいそうですけど。

産科麻酔ポケットマニュアル~帝王切開(予定・緊急)、産科救急、無痛分娩、合併症妊婦などの麻酔管理の基本とコツ

(走) というより筋トレ、 (雑) 抄録あがり?

引き続きリハ通院中です。
走っていいです、と言われたので走ってみたのですが、2km弱で違和感が出てきます。これ以上走ると絶対痛くなる、という予感がしました。7月初めに10kmの大会に出ようと計画してたのですが、完全に諦めました。残念ですが、仕方ないです。膝が壊れてしまっては元も子もないのでじりじりと長期戦です。

其の百五十: 6/10 2km, 16m30s 7-8km/h
muscle: 大胸筋、腹斜筋、腹直筋、上腕二頭筋、臀筋

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ひとつの懸案事項だった学会用の抄録がようやく完成にこぎ着けました。多忙な中、指導して下さったI先生には心から感謝したいと思います。今回の作業では、自分の日本語の運用能力の低さに呆れてしまいました。論理的でなかったり、まわりくどかったり。一語一語指導していただいたものを自分できちんと咀嚼してから書き直しました。やはり目的意識をしっかり持ってトレーニングしないと低きに流れてしまいます。学会抄録はブログとは違います。
発表まではまだまだやるべきことが沢山ありますので、コツコツすすめます。こっちも長期戦です。

2012年6月11日月曜日

(麻) 今日の抄読会 - エマルジョン化セボフルランを経静脈投与ラット、と 集中治療医学会リフレッシャーコースセミナー

3月号、とちょっと前の記事ですが、面白いなぁ。

フリー記事じゃないですが、
Exceptionally Stable Fluorous Emulsions for the Intravenous Delivery of Volatile General Anesthetics. Anesthesiology: March 2012 - Volume 116 - Issue 3 - p 580–585
エディトリアルはフリーです。
Getting Oil and Water to Mix. Anesthesiology: March 2012 - Volume 116 - Issue 3 - p 504–506

・20% (volume/volume) emulsion of sevoflurane with perfluorooctyl bromide, a stabilizing agent, and combinations of linear fluorinated diblock copolymer and a novel dibranched fluorinated diblock copolymer used as a surfactant
という状態で1年以上安定した状態で保てるらしい。
・ラットに静注すると18秒で前肢の立ち直り反射が消失する(≒麻酔が効く?)

上記editorialにも書いてありますが、揮発性麻酔薬みたいなものを静脈投与しようという試みは1世紀以上も昔から行われていたんですね。しかもヒトで、と書いてあります。うーん、すごいなぁ。このまま臨床応用する意味があるのか、はよくわかりませんが、同じ方法論で何かに使えないのかな。

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そういえば今更なのですが、8月12日にこれが開催されるようです。会場はうちの大学です。詳細はここです。

第9回日本集中治療医学会主催リフレッシャーセミナー開催のご案内

まだ受け付けているようです。面白そうなトピックがあったので申し込んでみました。東京近郊で集中治療医学会に入っている方でよろしければ…といっても私はたんなるイチ受講者ですが、過去に参加した何回かが結構面白かったので好きなセミナーです。

7月21-22日の東京麻酔専門医会のリフレッシャーコースは既にいっぱいらしいですね。

2012年6月5日火曜日

(本) 周術期コミュニケーション技法 (MEDSi, 2012年)、 (麻) 非侵襲的COモニタのレヴュー、(走) 膝は故障気味だけど・・・


周術期コミュニケーション技法

原著は2010年の本です。慈恵医大の先生たちが翻訳されています。
手術室入室時に「がんばりましょうね!!」とやたらめったら患者さんに声をかける外科の先生がいます。
全身麻酔導入時に「点滴の入っている場所がびりびりしますよ~」とやたらとプロポフォールの血管痛を強調したり、麻酔覚醒後に患者が穏やかな表情をしているのに「痛くないですか?!気持ち悪くないですか?!」と元気いっぱいに声をかける看護師さんと麻酔科医がいます(なのに術中の患者さんの状態変化には結構無頓着だったりします)。
それらの声かけが適切な場合もあるのかもしれませんが、相手が患者さんじゃなかったらそんなコミュニケーションしないだろ、って場面にこれまで多く出くわしてきました。だからといって、初めてお世話になる病院で、外回りの看護師さんを捕まえて「やたらと痛いですよ、とかちくっとしますよ、とか言わないで下さい」なんて言ったら、その日から私がコミュニケーション不全の烙印を押されるんだろうな・・・。
勿論、患者さんに投与するフェンタニルやスガマデクスを「なぜ投与したのか」と同じ位に、自分の口から発せられる言葉を逐一振り返らないといけませんが、それを逐一教えてくれるような親切な(お節介な)人はいません。
自分の発している言葉が適切なのか、について考えを深めることは、麻酔科学の知識を身につけることと同じかそれ以上に大事なことなんだと思います。この本は間違いなくその一助となります。主な想定読者は麻酔科医ですが、外科の先生や看護師さんにも役立つでしょう。masuiメーリングリストでも流れてましたし、もう結構売れて読み終わった方も多いのかもしれませんが、私にとってもよい本でした。感謝です。

***
こないだ書いたAnesthesiology2012年6月号のcase scenarioと同じ方向性ですが、
Noninvasive Cardiac Output Monitors: A State-of the-Art Review

が出てます。雑誌は「Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia」ですがこちらもfreeです。noninvasiveとか言ってVigileoとかPiCCOが紹介されてるんですが・・・非侵襲的じゃないじゃん。その中で、以前自分のブログのここに記載したNICOM(totally noninvasiveなCOモニター装置)についても結構行数が割かれていて、なお且つそれを使った術中循環管理プロトコールのfigureもあって、それなりに面白いです。

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運動不足ですがしつこくできることを試行錯誤中。
・其の百四十八:5/20 1.3km, 8min 8km/h
 muscle: 大胸筋、腹斜筋、腹直筋、上腕二頭筋
・其の百四十九:6/3 2.0km, 16min 8km/h
 muscle:臀筋、腸腰筋、大胸筋、腹直筋、腹斜筋
先日、整形外科で教わったリハビリ法を毎晩試しつつ、おっかなびっくりスローペースで走ってみたら2kmまでは無痛で走れました。そこで止めました。しばらく筋トレ中心にします。水泳にもチャレンジしてみようと思います。

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やることに意味があるのかよくわからないまま、必要にせまられて始めた禁酒も今日で31日目です。アルコールはなければないで、特に困らないってことがわかりました。この間、ノンアルな飲み会というのも体験してみましたが、特に問題ありませんでした。寧ろ酔っ払ってるんじゃないかってくらい饒舌な自分がいました。引き続きチャンスがあれば、ノンアル飲み会に参加してみようと思います。

2012年6月4日月曜日

(本) ことばを旅する - 細川護煕 (文春文庫、2011年) と抄録作成中

麻酔科医なら目にする機会も多いであろう、「Anet」(Vol.16 No.2 2012)で紹介されていたので、早速購入して読んでみました(ちなみにもう1冊の紹介本もAmazonで1円で出品されていたので買ってしまいました)。

本書は偉人の言葉に絡めた、元首相の旅の思い出エッセイ集です。写真も豊富で結構面白いうえにすぐ読了できました。

同書の中、幸田露伴のページに
「散る心、即ち散乱心は、其の働きの面白くない心である」し、「気の散るのは」実に好ましからぬ事である」。(中略)
チラチラする心で対すれば結果はかならずよくない。 (p171-172)

とあります。ぐさっときます。そりゃぁ、一事一事に集中することの大切さは改めて強調されるまでもなくよくわかります。
しかしながら、今の私、いろんなことに気が散ってばかりです。気が散らない状態を待ってから物事に取り組もうなんて思っていたら、何もかも、全然手につかないし、始まりません。実際、気が散りまくりつつも、それはそれとしてほっといて目の前のやるべきことをどんどんやる、というスタンスを取らざるを得ません。だから時間ばかりどんどん過ぎていくんでしょうか。徐々に、きちんと集中するときは集中、きちんと脱気するときは脱気、ってできるようになるんでしょうか。多分そうはならないんじゃなかろうか。

***
実験は実験として進めながら、麻酔の演題の抄録作成に取り組んでいます。この1週間で40-50編くらい論文読んだんじゃなかろうか?勿論ナナメ読みとかabstractだけ読みもいっぱい入ってます。しかし、読めば読むほどケイアスに陥っていく自分がいます。わけがわかりません。こうなるとテレビなんかと同じで

仮説:太陽光発電を設置したほうが経済的で、自然にやさしい
結論:よって各家庭に導入すべきである

と仮説と結論をがっちり決めちゃって、それを支持する根拠だけをこれでもかと並べて放映する…。それ以外はほとんど無視。
そういう手法がいいんじゃないかなんて考えたりしてしまいます。

うーん、過去最高に難産だな…、この抄録作成。まぁいいことなんだろう。「前やったことあるからまたおんなじようにやればいいじゃん」っていう抄録づくりは、それこそ論文もたくさん発表して、講演も数えきれないほどやって…のようなスーパー麻酔科医になってからの話で(いや、きっとそんな先生たちは更に慎重に作るんでしょうが)、私みたいなまだまだヒヨっ子麻酔科医には早すぎるってことでしょう。やっつけ仕事ではできない仕事、っていうのは成長するチャンスですよね。精進せな。