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2010年7月3日土曜日

佐藤可士和のクリエイティブシンキング ― 佐藤可士和

キリンチビレモンやふじようちえん、ユニクロのグローバルブランドデザインなどの仕事を牽引した経歴をもつ、一流アートディレクターの著作。
普段の仕事をルーチンワーク化せずに、そこから新しい発見や楽しみを見つけるヒントを得られるかもしれないと思い、手にとってみた。

・悩み事は書き出してみる(30)
・全く別々の事象を的確につなげることは、モノの本質をつかむ絶好のトレーニングになる(35)
・抽象的なものをなるべく具体的なものに置き換えて話す(36)
・相手から共感を得るためには、まず自分自身がプレゼン内容にリアリティを持てるかどうかが、最大のポイントになるのではないでしょうか(57)
・プレゼンテーションの場がどんなに大人数だったとしても、基本的には個人個人に語りかけるつもりで話すように(61)
・プライベートでの感覚は世間とずれていなくても、仕事になった途端、ついつい会社の都合や業界の慣習で考えてしまいがちな方も多いのではないでしょうか。お茶の間目線とお客様目線、この似て非なる視点を理解するには、ビジネスシーンにおいても、生活者のリアリティをどれだけ持ち続けれられるかにかかっています(81)
・仕事を他人事でなく、自分事にさせる(101)
・休暇中も仕事をするという意味ではなく、意識をフレキシブルにしておき、いつでもリンク先に飛べるような状態でいると、オンとオフが互いにうまく補完し合うような形で相乗効果を生むのではないでしょうか(148)
・一度にあれもこれもと浅く広く手を伸ばすのではなく、ひとつのことにフォーカスして入り込むことが大切だと思います。深く入り込めば入り込むほど、いつか突き抜ける瞬間があり、その先の本質的な部分に行き着けると、得るものは非常に大きいはずです(160)

・気づいていなければ、それは見えていない事と同じであり、見えていないものを理解することなど到底不可能なのです(あとがき169)

アートディレクターも地道な努力の積み重ねで一流の仕事をしている。気づき、興味、他への想像力や関心、リアリティ、一点突破。分野が変わってもトップランナーが考えていることは似ている気がした。
 がむしゃらな努力 → 成果 ではなく、正しい努力 → 成果
梯子をかける場所を間違ってりゃ頂に到達できないのだ。

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