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2010年5月15日土曜日

Training in Rena(其の三十)、StatVeinを使ってみた

CABG+左室形成術の麻酔を担当した後、うとうとしていたら朝になってしまい、気がついたら病院で夜を越していた。当直でもないし、病院がすきと言うわけでもない。
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ランニング:20分、3.0km(傾斜3.0で8.5k/h)
  筋トレを挟んで40分6.0km(傾斜3.0で9.0-10.0k/h) 計191.7km
(2月 48km, 3月 56km, 4月 63.1km, 5月 24.6km)
筋トレ:腹筋、腹斜筋、腸腰筋、広背筋
水泳:なし

4月5km 23分07秒
6月8km(あと29日)
7月10km(あと50日)
9月20km(あと127日)
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1週間限定のデモでお借りしていたStatVein(テクノメディカ)を使ってみた。
穿刺前にのべ10人以上の上腕の静脈路をサーチしてみた印象では、か細い静脈をはっきり可視化してくれるが、太い静脈は却って見難いし、radial arteryは見えない、静脈の深さは分からない。静脈でない構造も静脈のように浮き上がって見える。と装置のインパクトと裏腹に長短多い製品の印象。これで90万円というのは、例えフリー麻酔科医になって麻酔導入前の始めの静脈路1本が取れなくて冷や汗をかき、看護師と外科医の冷たい視線を浴びることになったとしても、ポケットマネーではちょっと買えないなというのが正直なところであった。
などなどつらつらと思いながらも製品の長所を生かせたのが昨日の患者さん。普段なら目視でも触診でも細くて18G針で穿刺するのが躊躇われる細い血管に光(赤外線+可視光)を当ててみるときれいに浮き上がって見える。この血管に刺して駄目なら肺動脈カテーテルのシースを輸血ラインにしようか・・・と思っていたところ、一発でうまく入ってくれたので、非常に気持ちよく麻酔管理ができた。うーん、ニッチ産業というか新製品を作り出した労力に果てしなく敬虔な気持ちを抱いた1日であった。イノベイションで富を生み出すのは非常に難しい。上手くいくと是非病院に買ってもらえないかと思ってしまう現金な私がいた。
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・枯れ木も山賑わい:つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ。
心身ともアップアップになってきたときに思い出す言葉として役に立つだろうか。

・心をよみがえらせる泉は自分の胸中から湧いてこねば、心身をよみがえらせることはできない。(ゲーテ「ファウスト」第1部568-9行)

気分が乗らないからといって歯を磨かない人はあまりいない。今日は走ったり筋トレしたりするには気が進まなかったが、「歯磨きトレーニング」をキーワードにしてトレーニングしている最近の私。結果的に走らなくても取り敢えず行くだけは行ってみようと思い、トレッドミルに乗ってみる。周りが走っているのをみると、取り敢えず走ってみたくなる。そうこうしているうちに気分がよくなるものである。やはりやる気は関係なく、やる気がなくても動いていることが大事なのか。

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