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2011年7月3日日曜日

(音) In Flames ‐ Sounds of A Playground Fading (2011年, Sweden)

10作目のスタジオアルバム。前作は聴きそびれたままだったから、2006年の8作目「Come Clarity」以来。
Symphony Xの「Iconoclast」と同日発売だったため、気にはなっていた。
だが新作は同時に2作買わない+より商業的に成功していないだろうアーティストに優先的にお金を払うという主義なので、こちらは後回しになっていたというわけです。

ということからも分かるように、恐らく私はIn Flamesの熱心なファンではない。伝統的な日本人メロディックデスメタルのファンの方々(そのようにカテゴライズされる人々がどれくらい存在するのかは知らないけれど)と恐らく一緒で、4作目「Colony」収録の「Embody the Invisible」に衝撃を受けたクチなので、それ以降何となく気になってずっと聴き続けている。もっとも、あの頃の彼らのスタイルに魅せられてファンになった人々が6作目「Reroute to Remain」あたりでそっぽを向いてしまったと言われているみたいだけれど、あの作品にも「Free Fall」みたいな哀愁いっぱいの曲があった。だから7作目「Soundtrack to Your Escape」に自分がお気に入りになるかもしれないような好きな曲を見つけられなくて「もう聴くのやめようかな~」と思ったとしても、8作目「Come Clarity」に「Dead End」なんかが入っているとそれだけで「あぁ、In Flamesってやっぱり凄いバンドだよなぁ。私みたいに、『あれ、いつの間にかイン・フレイムスの新譜が出てたんだ』というような不謹慎な人間をも虜にしてしまうような曲をちょこちょこつくってくれちゃうんだよな」って思ってしまうのである。

だから今作のように、3~5分台の曲がずらりと13曲もパッケージングされているのを見ると「また、1曲くらい自分が(割と努力しなくても)好きになるような曲があるかも」という淡い期待を抱いてしまうのである。ライブで大合唱になるような、コーラス部がぶっとい曲中心の近作を傍から見ていると、私にとってのスマッシュヒットとなるような曲を期待してはいけないのかもしれないのだが。

ということで聴く。
彼ららしいギターワークと歌メロが、曲の中盤から流麗な弦楽器と心地よく共演してしまうドラマティックメタル#12「A New Dawn」がお気に入りになってしまう。この曲は恐らくバンドの長い歴史の中でも3本の指に入るほどの叙情性を秘めた名曲だろう。夕飯のためのイカを解体するのに難渋している最中に思わずうるうるしてしまった。
まだ、こんな曲、作ってくれるんだ。凄いなぁやっぱり。また次作も聴いちゃうに違いない。

1. Sounds Of A Playground Fading
2. Deliver Us
3. All For Me
4. The Puzzle
5. Fear Is The Weakness
6. Where The Dead Ships Dwell
7. The Attic
8. Darker Times
9. Ropes
10. Enter Tragedy
11. Jesters Door
12. A New Dawn
13. Liberation

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