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2011年7月14日木曜日

(本) 16分34秒で読む「夢をかなえる勉強法 - 伊藤真」

著者は司法試験塾の先生。
勉強の心構えを記した本でした。

・体で覚えた基礎、つまり”急行列車の回路”をたくさん持っていたほうが、目的地には早く着くことができる。知識を血肉化する、つまり常識にしてしまえば、次に進むのが楽である。(p65)
・本質を一言で言えないのは、わかっていない証拠である。物事の本質はとてもシンプルなのだ。(180)
・自分の人生の目標は何か?それはなぜか?そのために何をしているのか?その答えをさがすために、私たちは勉強をしているのである。(188)
・「10年後の自分」を想像するのはやめる(中略)10年後にこうありたいと思う自分は、未熟でたかが知れている現在の自分が考えた姿である。そんなちっぽけな自分が、未来の自分の姿を決めてしまっていいのだろうか。(208)
・自分の人生や運命は、過去に自分がまいてきた種を刈り取っているにすぎない。(217-8)

このような文言はこれまで様々な本や人から見聞きした内容であるけれど、私は時々それらを注入していただく。そうでないと前に進むのが時々(いや、結構な頻度で)滞るからである。息抜きに読む本が「勉強法」の本だなんて、どうかしてる。