◎問
以下のうち、…以外の指標は正常な右室収縮能について述べたものである。
1.拡張末期の壁厚が0.05cm
2.拡張末期径
3.三尖弁の心尖部と弁輪部の偏位(apical annular excursion)
4.収縮期肝流入波>拡張期肝流入波
解答は3らしい。
3は選択肢に正常値が示されていないからというのが解説の言い分のようですが…。
だったら2もじゃないか。
右室の壁厚は正常の状態で左室の半分。拡張末期に右室壁厚が5mmより厚いとき右室肥大を示唆する。
1の選択肢は右室拡張末期の壁厚が0.5mmってこと??
薄すぎじゃないか?
ちなみに3に関連して右室は収縮期に長軸方向に25mm以上短縮(ME 4Cにて)するのが正常らしいです。僧帽弁は0.8cm以上心尖方向に動きます。
ポッターメモ その7
◎他の三尖弁や右心系情報
・三尖弁は4弁の中で一番大きい。
・三尖弁は前尖が最大。後尖が最小。
・三尖弁は僧帽弁より尾側に位置する
・右室拡張期径:23-36mm 左室拡張期径の60%未満。
・右房横径:25-42mm(若い人の方が大きい傾向)、右房縦径:36-53mm
・右室面積 拡張期10-20c㎡ 収縮期5-12c㎡ 面積変化率31-57%
・後下行枝が後壁、下壁に血流供給
◎肝静脈血流
・通常収縮期と拡張期にRAに流入する2峰性の波形を示す。
・moderate以上のTRでは収縮期血流速度が減少。severe TRでは逆行性となる。
◎severe TRの指標
・カラーで逆流ジェットエリアがRA面積の30%以上
・CWDシグナルが濃い
・4cm以上の弁輪拡張ないし、弁尖の接合不良
・CWDシグナル波形が収縮末期に凹面になる(?)
・三尖弁流入速度が1.0m/s以上
・肝静脈の収縮期逆流
・ERO≧0.4cm2
・逆流量≧45ml
・vena contracta≧6.5mm
今さら覚えられません。
今日は僕の夏休み初日です。