「ジャケットの真ん中にいる女性がヴォーカルをとるバンド」のデビューアルバムかと思ったら、3人もヴォーカルがいた。事前情報なさ過ぎ。
Elize: 女性クリーンヴォーカル
Jake: 男性クリーンヴォーカル
Andy: screams担当
ということらしい。
こんなポップなメタルは反則である。
「Embody the Invisible」や「Pinball Map」の頃のIn Flamesのようだったり「Figure Number Five」の頃のSoilworkのようだったり、場合によってはIron Maidenのようだったりするけれど、彼ら先行バンドとの決定的な違いは、「一聴しただけで歌メロが耳に残る、ポップな扇情力」の次元が違うというところ。手を出そうかどうか迷う人には、必殺悶絶ポップチューンの#8「Call out My Name」をyoutubeでも何ででも聴いてほしい(但しlive版じゃない方。私はシングル曲の#2「Hunger」よりも断然こちらが好み)。この曲を聴いて、全く琴線に触れるものがなければ、このアルバムを全編聴く必要はないだろう。歌メロが最大の武器なだけに、次作以降でこのクオリティを維持できるのかという贅沢な心配をしてしまう。畏れ入りました。
1. Leave Everything Behind
2. Hunger
3. 1.000.000 Lightyears
4. Automatic
5. My Transition
6. Amaranthine
7. Rain
8. Call out my Name
9. Enter the Maze
10. Director's Cut
11. Act of Desperation
12. Serendipity
13. Breaking Point
14. Splinter in my Soul