Nature Medicineの6月号で「中国は大学院生にもっとお金を投入せよ」との意見が掲載されている。
http://www.nature.com/nm/journal/v17/n6/full/nm0611-655.html?WT.ec_id=NM-201106
金を「金のなる木になる可能性が高い人」に投入するのが、あるべき国のお金の使い方だと思うが、至極真っ当なことが主張されている。それはともかく、この論文によれば、地球上にいる200ミリオン(2億)人いる2型糖尿病患者のうち、半分くらいが中国にいるらしい(NEJM 362, 1090-1101, 2010)。
これを読んで思い出したが、先日のJournal of Anesthesiaにも中国・韓国・日本の「麻酔に関する論文掲載数」の屈辱的なグラフが掲載されていた(http://www.springerlink.com/content/g66660130m24u802/)が、「まぁ海の向こうには13億人もいるんだし、しょうがないじゃん?」と無抵抗に諦めるのはさらに屈辱的である。奮起せよ、日本人!(というか私・・・)