気合一発4時半に起き、新しい勤務先へ旅立つ。
そして1日の予定手術の麻酔管理が終了。最近では稀に見る疲弊。へとへとである。慣れた職場でどんな重症患者さんの麻酔をするよりも、知らない人だらけの中でかける鼠径ヘルニア根治術の麻酔が、どんなにstressfulなことか。頭では分かっていたが、実際体験してみると、私のような小心者には堪えるのであった。
麻酔専門医・指導医が麻酔の導入に立ち会って下さるのなんていつ以来だろう。初めて一緒に仕事をする先生方なので、何か駄目だしされるんじゃないかとひとしきり心の中でビクつく。無言でやってないで、駄目出ししてくださいよ~と思いながらも、幸いなことに大きな問題なく昼間は終了。
一兵卒として麻酔をするのは久しぶり。心地よい疲れがあることも確か。
そして、夜の部。
振り返ると大学病院以外で麻酔科医として当直をするのは初めて。しかも新しい職場の勤務初日からである。この上ない緊張だが、緊張しても仕方ないので、緊急手術が申し込まれないのをよいことに、これまた新しい(大学院の)ボスから数日前にもらった宿題(論文やら資料)を読む。
暗号か・・・?読んでも単語の意味が分からない。これ、本当に日本語だよね?今日からは本格的な麻酔は24h/週しかしないので、このblogのタイトルも変えようか。
プレ博士の平凡なる日常/又は私は如何にして麻酔をするのを止めて研究室を愛するようになったか