区長選挙、区議会議員選挙の投票に行く。
自分が住んでいる町にも拘らず、誰が政治をしているのか分からない。
そのため投票に向けて、試験直前の学生のように、詰め込みで立候補者についての知識を仕入れる。
しかし、よくわからない。
どんな美辞麗句が公約に掲げられていても、それが実行されるかは分からないし、今回のような大災害が将来また発生したときに、「かつて掲げた公約」をさっさと撤回するくらいの潔さを、その候補者がもっているかどうかなど、どれだけネット其の他で情報をかき集めたとしても、分からない。
分からないが、掲げていない公約を実行してくれるような人はいないだろうから、書いてあること、主張してあることを目安にするしかない。
皆、何を根拠に投票をしているのだろう。たった一票だが、苦悩する。
投票しないという選択肢もあるだろうが、そうなると全立候補者にうす~く投票していることになる。例えば3人立候補者がいれば、自分の1票が、3人に0.33票ずつ入る、ということになる。
たった1票だが、自分と全く相容れない主張をしているような人に、その票の一部分でも入れるべきではない気がする。