今日は細胞の培地換えやHoechst染色など。薬液混和等の作業を一通り自分の手でやらせてもらった。ピペットで測る薬液量も2μlだったりするから、麻酔のとき以上に目視が大事である。ピペットのチップ先端が薬液に接触していない状態でピペッティングして「吸い上げたつもり」になったり、微量の薬液を96ウェルプレートに移すときにも間違って隣のウェルに入れそうになったりする(しかも間違って入れたらもう絶対分からなそうである)。
薬液を混ぜ合わせてインキュベートすること4時間。その後で画像撮影。撮影装置の場所に行く道中でつまづいたら、苦労して作った「マイ96ウェルプレート」を床にぶちまけ、それまでの何日間が無駄になるのである。
麻酔ほど気を遣う仕事ってあんまりないだろうな・・・と思っていたが、全くそんなことはなかったことに気付いた1日。