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2010年3月26日金曜日

金曜の朝のひとこま

十数分間、興味を持続させて聴かせる発表をするというのはとても難しい行為だと思う。ましてや朝の眠い時間なら尚更だ。
基本に則って、無駄がなく、しかもよく準備されている様は見ていて、聴いていてとても気持ちよいものであった。

症例報告での一般的な"型"は大体以下のようである。
①緒言・Introduction
・過去の文献データのうち、一般的な内容を書く
・報告のポイントを簡単に述べ、なぜ報告するのか
②症例・Case  
・ありのままに書く。婉曲的表現を使用しない。
③考察・Discussion 
・一般的内容、もしくは文献としては比較的よく知られている程度の内容
・報告する症例から得られたデータを分析
・過去に蓄積された文献データを持ち出し
・適切な推察や論理展開を用いて、なぜこの症例は報告に値するかという論点を納得させる
・この症例報告がエビデンスとして今後どのように役立つ可能性があるか

この"型"に忠実に則って演者が発表しているのを聴いていると聴衆として安心感があるし、まして自分より若い演者であれば自分のやる気も鼓舞されるというもの。聴衆に"スライドを頑張って見させない"優しさをもった発表に感謝したい。

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