最近得た知識
・重症筋無力症: As a general rule, patients should keep taking their anticholinesterase medication and be informed about their possibility of postoperative ventilator support. (Miller 6th, p1180)
・くも膜下モルヒネの合併症(Anaethesia誌の論文より)
・Low doseとhigh doseで比較(<0.3mg と≧0.3mgで。主な対象手術はTHA, TKA, 帝王切開)
・Nausea, vomiting(モルヒネであわせて25%くらい), かゆみ(モルヒネで37%くらい)はplaceboより多い。
・Meta analysisではvomitingはlow dose(<0.3mg)群でより多かった。理由は不明
・かゆみはdose dependentであった。
・排尿障害は量に依存しない。 Placeboと有意差なし
・呼吸抑制はhigh doseで多いという予想通りの結果(9%対 low dose 1%)
・嘔気予防にはオンダンセトロン8mg、デキサメタゾン8mg、ドロレプタン1mgが有効
・propofol 10mgはかゆみ予防によい??不明
・SSCG(Surviving sepsis campaign guideline)2004と2008が出てから集中治療が必要な患者の死亡率が下がってきているようだとのメタ解析論文。だが、まだまだ検討が必要。
・SSCGに関しては薄い小冊子「敗血症診療ガイドライン―ライフ・サイエンス社」がコンパクトで詳しい内容なのだが、Amazonでは新品がもう手に入らないのだろうか?