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2011年11月12日土曜日

(音) Marty FriedmanのTOKYO JUKEBOX (Japan?, 2009年)

全編ギターによるカヴァーとアレンジです。ヴォーカルは一切なし。私はギターの音は大好きですが、ギターオンリーの曲はあまり好きではないのです。でも、知ってる曲のギターカヴァーだったら楽しめるかも…と思って手に取ってみました。

セットリスト(と原曲を歌っているアーティスト)。
1. 爪爪爪 / マキシマム ザ ホルモン
2. GIFT / Mr.Children
3. 天城越え / 石川さゆり
4. Story / AI
5. ポリリズム / Perfume
6. 帰りたくなったよ / いきものがかり
7. TSUNAMI / サザンオールスターズ
8. 雪の華 / 中島美嘉
9. 駅 / 竹内まりや
10. 世界に一つだけの花 / SMAP
11. ロマンスの神様 / 広瀬香美
12. 明日への讃歌 / alan

メジャーな曲ばっかり・・・の中、知らなかった#1, #12をYouTubeで聴いたら…両方とも素晴らしい曲ではありませんか!ありがとうマーティ、教えてくれて!

内容ですが、どの曲も「かっこいいって言えば、まぁ、かっこいいよね」なのですが、原曲の歌メロに忠実過ぎてあまり楽しめない・・・のが正直なところ。
そんな中では、アコースティックに生まれ変わった#11と壮大な#12がグッド。何回も聴きたくなるレベルなのは・・・#9くらいでしょうか。1番期待していた#3は、本家が既に神なので如何なるカヴァーも受け付けないのかも。そして原曲を全く受け付けない#10は、本バージョンでも全く受け付けずしょんぼり。自分の音楽許容能力の狭さを再度実感するだけでした。

あぁ、でもこんなに上手いギターなら、Mr. Chldrenなら「タガタメ」とか「虜」が、いきものがかりなら「月とあたしと冷蔵庫」とか「ブルーバード」が、Perfumeなら「セラミックガール」が、サザンオールスターズなら「恋のジャック・ナイフ」のアレンジが聴きたかったなぁ。
まぁ、それを言い出したらキリがない。私にとってこのアルバムは「マキシマム ザ ホルモン」の凄さを知っただけでも十分な収穫でした。

下は#12のダイジェスト版(#1も素晴らしい曲なのですが、歌詞が素敵過ぎて、小心者の私にはここに貼れません)。