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2011年5月4日水曜日

(麻) CVP ― ほっとくか、ほっとくのか、ほっとけるのか

「麻酔科医ハナ」の第3巻の表紙のTEEってPHILIPSのものだろうか?非常に見覚えがあるデザインだ。

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「INTENSIVIST vol.3 No.2」はモニターの特集。
既に読んでいる人も多いかもしれないが、非常に濃厚な内容で、相変わらずの読み応えである。

PAC、CVC、NIBP、A-lineなど、オペ室で使うものばかりなので、麻酔専門医試験受験前の知識の整理に非常に役に立つ特集である。執筆された先生方には深く御礼申し上げます。

本特集を読むと、その端々から「CVPのモニタリングとしての意義は低い」ということが改めて感じられる。麻酔科医やIntensivistの間では既に常識となっているだろうから、それはよい。
だが、やたらとCVPを気にしてくる外科医にどう対応していくべきか。
術後ICUに帰ったときにCVPを見て「ちょっと水足りないんじゃないの??」と外科医から突っ込まれたときに、「血圧もよいし、FloTracで測定していたSVVもSVもCOも問題ないし、尿も出てるしあんまり気にすることないと思いますが」と言ったところで、ナットクしたようなしていないような顔を外科医にされることも、あったりなかったりしてきたが。

今後同じ場面に遭遇した時には、本書のコピーを渡して逃げるって作戦ではどうだろう。小童がいくら言っても聞かないのだから、臨床経験豊富な先生方がevidence basedに執筆された文章をもって、私自身の伝える努力を丸投げしようかな。

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