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2010年6月19日土曜日

Diary of the Deadは☆☆

久しぶりに映画DVD販売コーナーに行ったところ、DVDがびっくりするほど安くなっている。結構面白い作品まで「3枚で3000円」で売られているのだ。
そして3枚購入したDVDのうち、3枚目にと手に取った「ダークナイト」を押しのけて勝ってしまったのが、本作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」である。ゾンビ映画ファンの私には、バットマンシリーズ随一の大傑作映画より本作の方が優先順位が高いのであった。

ジョージ・A・ロメロは小学2年生のときに見た「ゾンビ」(1978)の衝撃以降、私の中でも別格の存在感を放つホラー映画監督である。ちなみにロメロ監督で一番のお気に入りは「死霊のえじき」(1985)である。

本作は2008年発表。デニス・ホッパーが出演していた「ランド・オブ・ザ・デッド」の次にロメロ監督が世に送り出したゾンビ映画である。
ゾンビが出てくるホラー映画としては、人体が単なる肉塊に貶められるようなスプラッタシーンは非常に少ない。それより、人間の醜さや戦争、報道の倫理等の社会的メッセージ色が強く感じられ、あまり楽しめなかった。登場人物やナレーションに多くを語らせずに起こっている事象を淡々と描写し、そこから個々人がメッセージを読み取る、というスタイルの方が私は好きだ。強制力が無いため、映画の映像から想像の海を自由に泳げる。一本のシナリオからはみ出すことのできないロールプレイングゲームに似た不自由な感覚を、この映画を見ながらおぼえた。ゾンビを通して現代社会の矛盾を考えよう、という95分。ゾンビには荷が重い気がする。

本作にはスティーブン・キングやクエンティン・タランティーノも出演していたらしいが、当直に入る前の時間帯にぼぅっと見ていた私には全く分からなかった。かといってそれを探すために2回目以降は見ないだろう。
にも関わらず一応足跡代わりにブログに投稿したのは、「過去に見た映画でエンディングを覚えている映画があまりにも少ないことに愕然としたため」である。
問:私は何のために映画を見るのか。
解:見た内容を忘れるためである。
なのだろうか??

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