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2011年1月2日日曜日

(映) インセプション Inception (2010) ☆☆☆☆☆

いやぁ参った。

解熱したのが嬉しくて、未完成のまま年越しした論文の手直しをカリカリカリカリ。あーでもない、こーでもない。ある程度決着がついたので、軽い気持ちで見てみました。
Christopher Nolan監督ってどこかで聞いた名前だと思ったら「メメント」も「インソムニア」も「バッドマン ビギンズ」も「ダークナイト」も彼が監督していたのですね。

私がここで今更紹介するまでもないですが、もし私が誰かに

「これから2時間半、暇でさぁ、そこそこ頭は使うけど、受身でもよい娯楽、何かないかなぁ?」

と聞かれたら迷わず本作を薦めます。
何の予備知識もなく本作を楽しむのならば、是非、素面(しらふ)で見ましょう。酔っ払っていると恐らく話についていけません。(あくまで私が酔っ払っていたら、の場合ですが)

よほどいい音楽が流れていない限り、お家でDVDをみる場合にはエンディングのスタッフロールは途中で止めてしまいます。本作でそれをしなかったのは、劇中の音楽がとても気になっていたからです。女性ボーカルで演歌か?(渡辺謙も出てるし、日本も出てくるし)と思ったのですが・・・正体はEdith Piafでした。「Hymne À L'Amour」くらいしか彼女の曲とタイトルが一致するものは知りませんでしたが、この「Non, je ne regrette nein」も覚えるリストに入りそうです。正月からエディット・ピアフに出会えるとは、インセプションの思わぬ福音でした。