このブログを検索

2011年12月6日火曜日

(麻) deep grief

・脳死ドナーの管理は麻酔科学会の指導医や専門医ならできて当たり前。
・指導医や専門医が断わるというのはいかがなものか。

あぁ、そういう認識の先生がいらっしゃるのですね。
私は脳死どころかいかなる臓器提供ドナー、レシピエントの麻酔管理にも関わったことがありません。もし万が一、臓器移植の管理で私がトラブって訴えられて裁判ざたになっても、「この麻酔科医の技術や知識が未熟だと言わざるを得ない」と判を押されてしまうのでしょう。

今年、麻酔科専門医試験に偶然にも合格させていただきましたが、早くも資格を返上したくなりました。

凡麻酔科医の私としては、臓器移植に関する、日本語で書かれたガイドラインや教科書の発行・出版を切に望みます。そうすれば死に物狂いで勉強しようと思います。いつか目の前にいらっしゃるかもしれない臓器移植の患者さんのために。