以前ドラッカーがブームになったけど、私は断然ナポレオン・ヒル推しです。だからどうしたっていう感じですが、本書は本当に痛いところばかりついてきます。その中でも特にこの16項目。
ここで提示される「富」という言葉は、何もお金のことだけを示しているわけではなく、仕事、趣味、家族関係、職場の人間関係、友人関係、哲学的問題、そういう自分の人間的成長に欠くことができない要素、全てを引っ括めた有形無形の財産を示していると思います。数年前に読んで溜飲を下げたのですが、最近、頭の中でいろんなことに蹴躓いているので、久しぶりに本棚から取り出して眺めることにしました。ここにメモとして置くことで少しでも自分の怠け心が減ります様に。
富を築くために克服すべきウィークポイント
1.何を望んでいるか分からず、説明もできない
2.理由の有無関係なく仕事を翌日に延ばす
3.知識欲、勉強意欲が欠けている
4.優柔不断。正面からの対決を避け、全てにおいて責任転嫁をする
5.明確な計画を立てず、口実を作っては言い逃れをする
6.自己満足
7.無関心。安易な妥協
8.他人の失敗を厳しく責め、自分の失敗を認めない
9.動機付けをしなかったことによる熱意の弱さ、またそれによる怠け癖
10.最初の失敗で簡単に挫ける
11.ずさんな計画。目標や願望を紙に書こうともしないため、分析も反省もできない
12.目の前にアイディアやチャンスが現れても、手を伸ばして捕まえようとしない怠惰な性格
13.夢想するだけで何もしない
14.豊かになるために苦労するなら貧乏のままでいいという態度
15.自ら汗を流そうとせず、ギャンブルや投機などで近道して儲けようとする
16.他人からの批判を気にする結果、行動を起こさない。これはこのリストの中でも最大の敵である
(携帯版 思考は現実化する, 2005年, p.303-4を参照、一部変更)