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2011年12月9日金曜日

(本) 自分を超える法 - ピーター・セージ(ダイヤモンド社、2011年)

・「達成する方法がわかる目標」は、目標として小さすぎる
・自分が感動できることを敏感に認識しながら、人生に身を委ねて、とにかく行動すること p267
・「自分のビジョンが何であるか、自然にわかるとき」は必ずきます。「自分の可能性に自然に心を開いたままでいること」で。 p268-9
・人生は、ほしいものを自動的に運んでくれるようなものは決してない p304
・何かを変えるためには、自分の世界観を変えるしかない p404

こんな本を読むのが趣味だったら、ただそうしていればいい。ですが読むだけでは変わらないのです。当たり前ですが。だったら面白い小説や映画を見たり、友人と話をしたり、音楽を聴いていた方が何万倍も意味があります。行動や意識を変えるためにこそ、このような本は存在しているのです。ですが、本に洗脳されて「よし、がんばるぞー」と頑張るのも何だか嫌なのです。それはきっと、変えなければならない自分を、自分の中にいっぱい発見してしまうからでしょう。ですが、このままだと、自分の行動の枠から出ていけないことは自明、なおかつそれが不愉快なので、何らかの行動が絶対に必要です。そしてその、何らかの行動が、適切かどうかなんて、行動しているときには分からないのです。でも行動するしかないのです。そういう時があります。頭で考えているだけではどうにもならないのです。自分の体が発するメッセージを、思考以上に大切にしたほうが良いこともあります。
おそらく怖いのは、行動を開始するときだけです。だから何も恐れる必要はないのです。