大学生が読むと、確かに糧になりそうです。理屈っぽいことを喋る理屈屋さんになるためにはツッコミを適切に入れる力が必要ですね。
***
・問題が大きすぎる場合には小分けにする
・~すべきか否か、で問いを立てる
@メリットへの反論の6項目
<内因性への反論>そんな問題はそもそもないのでは?
・論題の行動を取らなくても問題は解決する
・そもそも現状に問題はない
<重要性への反論>問題だとしても、たいした問題ではないのでは?
・質的に重要ではない
・量的に重要でない
<解決性への反論>重要な問題だとしても、その方法では解決しないのでは?
・プランを取っても別の要因が生じるため、問題は解決しない
・プランは問題の原因を正しく解決しない
@デメリットへの反論の6項目
<発生過程への反論>新たな問題は生じないのでは?
・プランだけではデメリット発生にはいたらない(他の条件が必要)
・プランの影響はデメリット発生にいたるには弱すぎる
<深刻性への反論>問題が生じたとしても、たいした問題ではないのでは?
・質的に問題ではない
・量的に問題ではない
<固有性への反論>重要な問題だとしても、すでにその問題は生じているのでは?
・プランを取っていない現状でも問題は起こっている
・プランを取らなくても、将来、同様の問題が起きる (p138-140)
***
取り敢えず、議論できるレベルにまで問題を細かく刻み、上の篩にかけて、より良いだろう回答を出す、ということでしょうか。これは、患者の状態や外科医の腕、施設の医療レベル、等々を秤にかけて、普段手術室で麻酔科医が無意識のうちに決めていること~A-line入れるのか、硬膜外麻酔やるのか、輸血するのか、手術室で抜管しないのか~そのものですね。この思考法は手術室だけでなく、様々な問題に対して使えるようですよ。困ったときには、頭の中で考えるだけじゃなくて、実際に書きだしてみて並べてみることも重要かもしれません。早速試してみよっと。
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2011年10月31日月曜日
2011年10月30日日曜日
(音) ポップで陽気なメタル~Destrageの「The King Is Fat 'N' Old (王様はデブで老いぼれである)」(Italy, 2010年)
「Imaginary Flying Machines」の「Princess Ghibli (プリンセス・ジブリ) 」(2011年)収録、「崖の上のポニョ」は良曲でしたが、あの曲に参加していたDESTRAGE(デストレイジ)のアルバムに漸く到達しました。イタリアのメタルコアバンド。本作は2作目のスタジオアルバム。
この「Jade's Place」のPVは見てるだけで楽しいです(初めて動画を貼ってみました)。ヘヴィなんだけどとってもポップ。演奏のレベルも高い。アルバム収録曲は、この曲以外も総じてレベルが高く、フックのある歌メロ満載。メロディが明るくてとっつきやすいから、もっともっと売れてもよさそう。
この「Jade's Place」のPVは見てるだけで楽しいです(初めて動画を貼ってみました)。ヘヴィなんだけどとってもポップ。演奏のレベルも高い。アルバム収録曲は、この曲以外も総じてレベルが高く、フックのある歌メロ満載。メロディが明るくてとっつきやすいから、もっともっと売れてもよさそう。
2011年10月29日土曜日
(研) 抄読会(made in US)が終わった
太平洋上空で抄読会用の論文読んだり(私だってジム・キャリーが出てるペンギンの映画見たい!)、シカゴのホテルでパワーポイント作成していたのが何故なのか、今となってはよく分かりません。
風邪による嗄声のために今日に延期してもらっていた抄読会当番(in English)が、無事終了。あぁ、よかった。声が出るようになって。こんな事くらいで喜んでる場合じゃないのですが、喜ぶ。
抄読会用の論文を読み始めてから発表できる体裁にするまで、まだ3週間程度はかかることが分かりました。
しかし、引用文献はまるで読めていないし、論文中に出てくる知らないchemokineや受容体やらもGoogleさんや教科書で軽く調べる程度。肝心の発表も、スライドのFigureだけ見ながらスラスラ出来ればよいけれど、読み原稿に目を落としながらというレベル。内容が麻酔で、かつ日本語での発表ならもっと早く上手く出来るんだけどな…。
まぁできていないことを挙げれば切りがない。半年前にはまるで出来ていなかったのだから、進歩しているということにしよう。
風邪による嗄声のために今日に延期してもらっていた抄読会当番(in English)が、無事終了。あぁ、よかった。声が出るようになって。こんな事くらいで喜んでる場合じゃないのですが、喜ぶ。
抄読会用の論文を読み始めてから発表できる体裁にするまで、まだ3週間程度はかかることが分かりました。
しかし、引用文献はまるで読めていないし、論文中に出てくる知らないchemokineや受容体やらもGoogleさんや教科書で軽く調べる程度。肝心の発表も、スライドのFigureだけ見ながらスラスラ出来ればよいけれど、読み原稿に目を落としながらというレベル。内容が麻酔で、かつ日本語での発表ならもっと早く上手く出来るんだけどな…。
まぁできていないことを挙げれば切りがない。半年前にはまるで出来ていなかったのだから、進歩しているということにしよう。
(音) 黒夢のFAKE STAR〜I'M JUST A JAPANESE FAKE ROCKER〜 (日本、1996年)
メタルじゃないのですが。
10年ぶり(?)にこのアルバムを聴きました。そして、ここに閉じ込められていた音が、全く古くささを感じさせなかったことに驚きました。高校生当時もCDに無数の傷がつく程に聴きましたが、切れ味抜群の剃刀のようなロックと、歌謡曲のようなポップさがよい次元でミックスされているのが、今も楽しんで聴ける理由かも。
新たな発見としてはシングルだった#3、#6、#14の3曲に、当時感じていた魅力を感じなくなっていたこと。これらはもしかすると、当時の彼らが商業ベースにのっけられて、自分たちが創りたくないものを造らされているような力が働いていたせいなのでしょうか。今の自分にはあまり響かなくなってしまっていました。
逆に、とんがりまくっている#2や#4や#11はやりたい様にやっている、この時点における彼らの真骨頂のような気がします。#4の吐き捨てるような歌い方が(実際に最後には唾まで吐いてますが)実にすとんと腑に落ちるのです。これらの曲は10年前よりも好きになっています。
そして、艶やかなミドルテンポ#7、演歌歌謡な#15、チャイニーズな(?)#16など今聴いてもよい曲ばかりだ。
もうすぐ発売される新譜は恐らく全く異なった方向性になっているに違いありませんが。
1. Noise Low3
2. FAKE STAR
3. BEAMS[FAKE STAR VERSION]
4. BARTER
5. SE I“SUNNY'S VOICE”
6. SEE YOU[FAKE STAR VERSION]
7. REASON OF MYSELF
8. SE II
9. SEX SYMBOL
10. Cool Girl
11. S.O.S
12. SE III
13. HYSTERIA'S
14. ピストル[FAKE STAR VERSION]
15. 夢
16. 「H・L・M」is ORIGINAL
17. SE IV“EITHER SIDE”
10年ぶり(?)にこのアルバムを聴きました。そして、ここに閉じ込められていた音が、全く古くささを感じさせなかったことに驚きました。高校生当時もCDに無数の傷がつく程に聴きましたが、切れ味抜群の剃刀のようなロックと、歌謡曲のようなポップさがよい次元でミックスされているのが、今も楽しんで聴ける理由かも。
新たな発見としてはシングルだった#3、#6、#14の3曲に、当時感じていた魅力を感じなくなっていたこと。これらはもしかすると、当時の彼らが商業ベースにのっけられて、自分たちが創りたくないものを造らされているような力が働いていたせいなのでしょうか。今の自分にはあまり響かなくなってしまっていました。
逆に、とんがりまくっている#2や#4や#11はやりたい様にやっている、この時点における彼らの真骨頂のような気がします。#4の吐き捨てるような歌い方が(実際に最後には唾まで吐いてますが)実にすとんと腑に落ちるのです。これらの曲は10年前よりも好きになっています。
そして、艶やかなミドルテンポ#7、演歌歌謡な#15、チャイニーズな(?)#16など今聴いてもよい曲ばかりだ。
もうすぐ発売される新譜は恐らく全く異なった方向性になっているに違いありませんが。
1. Noise Low3
2. FAKE STAR
3. BEAMS[FAKE STAR VERSION]
4. BARTER
5. SE I“SUNNY'S VOICE”
6. SEE YOU[FAKE STAR VERSION]
7. REASON OF MYSELF
8. SE II
9. SEX SYMBOL
10. Cool Girl
11. S.O.S
12. SE III
13. HYSTERIA'S
14. ピストル[FAKE STAR VERSION]
15. 夢
16. 「H・L・M」is ORIGINAL
17. SE IV“EITHER SIDE”
(麻) cardiac arrest during thoracotomy
おっかないタイトルは、単に私の妄想です。マイブームでもなんでもなく、最近の私は「術中心停止恐怖症」に罹患しているようです。
あぁ、冠動脈が3枝とも石灰化してる…右開胸術か。
術中に心停止したらどうしよう…と思って簡単に調べると。
・「麻酔 2010 Dec;59(12):1483-6.」では、「左」開胸術中に「動脈管索リンパ節」郭清中に高度徐脈と心停止を起こしている。心臓神経叢(迷走神経分枝)への刺激によるものと推測されている。
因みにエフェドリンとアトロピンと開胸心マで自己心拍再開している。
・「日本呼吸器外科学会雑誌 22: 1027-1032, (2008) 」では
「左」開胸、腫大した大動脈下リンパ節の摘除を行っていたところ,突然,洞性徐脈,心室性期外収縮から心停止に至った.直ちに開胸心マッサージを開始し,エフェドリンを静注したが,心拍は再開しなかった.開胸心マッサージを継続し,エピネフリンを投与すると,心拍が再開した.心停止から心拍再開までは約4分であった.切除術は断念。その後、非閉塞性肥大型心筋症と診断(術前は高血圧と不完全右脚ブロックのみ指摘)され、手術前日に一時的ペースメーカーを留置した後,初回手術から44日目に全身麻酔のみで再手術を行った.特にイベントなく無事終了。
考察で、硬膜外麻酔による心臓交感神経遮断が徐脈・心停止の一因となった可能性?とある。
脱線するけれど、上記論文内で、「臨麻1993;17:521-2.」が引用されていて、
「閉胸式心マッサージにより心肺蘇生が得られたが脳蘇生の点からは不十分であった理由として,HCM のため心臓内腔が狭く,閉胸式心マッサージでは脳血流が十分に維持できないことが考えられている」とあった。
これも臨床上の注意点かな。覚えておこう。
***
ということで、「左」開胸時の方が、心イベントが多く発生するだろうことを再確認しました。だから何なんだ…。
あぁ、冠動脈が3枝とも石灰化してる…右開胸術か。
術中に心停止したらどうしよう…と思って簡単に調べると。
・「麻酔 2010 Dec;59(12):1483-6.」では、「左」開胸術中に「動脈管索リンパ節」郭清中に高度徐脈と心停止を起こしている。心臓神経叢(迷走神経分枝)への刺激によるものと推測されている。
因みにエフェドリンとアトロピンと開胸心マで自己心拍再開している。
・「日本呼吸器外科学会雑誌 22: 1027-1032, (2008) 」では
「左」開胸、腫大した大動脈下リンパ節の摘除を行っていたところ,突然,洞性徐脈,心室性期外収縮から心停止に至った.直ちに開胸心マッサージを開始し,エフェドリンを静注したが,心拍は再開しなかった.開胸心マッサージを継続し,エピネフリンを投与すると,心拍が再開した.心停止から心拍再開までは約4分であった.切除術は断念。その後、非閉塞性肥大型心筋症と診断(術前は高血圧と不完全右脚ブロックのみ指摘)され、手術前日に一時的ペースメーカーを留置した後,初回手術から44日目に全身麻酔のみで再手術を行った.特にイベントなく無事終了。
考察で、硬膜外麻酔による心臓交感神経遮断が徐脈・心停止の一因となった可能性?とある。
脱線するけれど、上記論文内で、「臨麻1993;17:521-2.」が引用されていて、
「閉胸式心マッサージにより心肺蘇生が得られたが脳蘇生の点からは不十分であった理由として,HCM のため心臓内腔が狭く,閉胸式心マッサージでは脳血流が十分に維持できないことが考えられている」とあった。
これも臨床上の注意点かな。覚えておこう。
***
ということで、「左」開胸時の方が、心イベントが多く発生するだろうことを再確認しました。だから何なんだ…。
2011年10月27日木曜日
(音) Pain Of Salvation の Road Salt One (2010年)とRoad Salt Two (Sweden, 2011年)
「Road Salt One」について書いた記事を。
私の人生の金字塔アルバムの「The Perfect Element Pt. 1」(2000年)と比べてはいけませんが、7作目のスタジオアルバムとなる本作「Road Salt One」は、過去の作品に比べたらプログレッシブ・メタルの要素は控え目で控え目で控え目で全然違うバンドなんじゃないか、という批判も飛んできそうです。そして本作は、多くのファンが離れて行ってしまうかも知れないほどの冒険となったに違いありません。バンドは自分たちの間口の広さやルーツをお披露目する意味でやっているのかも知れませんが。音像は、よりストレートなロックサウンド(70年代ロックへの憧憬と表現できそうな原始的なロック?)になっていますが、メタル耳の私にも十分楽しめる作品で安心しました。むしろ所謂70代ロックをロクに聴いたことが無い耳だからこそ楽しめるのかも知れませんが。
なんといっても1番のお気に入りは#3「Sisters」。暗く物悲しい鍵盤。無駄を排した曲構成。Daniel Gildenlöwの美声にうっとりできます。メタルバンドのバラードなんて…と思っている方には是非聴いていただきたいと思います。私的にはこの曲に出会えただけでも本作を手にとった甲斐がありました。
#6「Sleeping under the Stars」も非常に面白い曲。 1:15-1:30で奏でられるようなリリカルなギターの調べにグラっときます。
1. "No Way" 5:26
2. "She Likes to Hide" 2:57
3. "Sisters" 6:15
4. "Of Dust" 2:32
5. "Tell Me You Don't Know" 2:42
6. "Sleeping Under the Stars" 3:37
7. "Darkness of Mine" 4:15
8. "Linoleum" 4:55
9. "Curiosity" 3:33
10. "Where It Hurts" 4:51
11. "Road Salt" 3:02
12. "Innocence" 7:13
以上、2010年10月3日記載。
***
そして「Road Salt Two」です。
初期のプログレッシブ・メタルをなかったことにするかのようなロックサウンドへの方向転換があった前作「Road Salt One」(2010年)。音楽性が全くといっていい程変わってしまっても「Sisters」のような涙腺決壊バラードを作られてしまうと、私としてはフォローせざるを得ないのです。本作は8作目のスタジオアルバムです。
iTunes StoreにてLADY GAGAの「Born This Way」が1200円になっており、ちょっとだけ食指が動きました。けど、あちらさんを買う人は世の中に数百万人単位で存在するでしょうから、こちらさんを買うことにしました。
音楽の方向性は「Road Salt One」と一緒です。前情報通りでしたが、やっぱり何度聴いてもおんなじ方向です。プログレッシブメタルを聴きたい人はさぞかしがっかりするでしょう。
しかし、このアルバムからはヴォーリストでかつギタリストなDaniel Gildenlöwがやりたい様にやってる自由奔放さ、ある種恍惚的な世界を感じます。本作は最早メタルですらない。私にとってはDanielの極ウマなヴォーカルさえ聴ければいいのかも。
1回聴いただけでいいメロディとわかる、リスナーに優しい作りの#4、郷愁にかられる#8、曲後半の浮遊感が心地よい#13あたりが今のところのお気に入り。
1. "Road Salt Theme" 0:45
2. "Softly She Cries" 4:15
3. "Conditioned" 4:15
4. "Healing Now" 4:29
5. "To the Shoreline" 3:03
6. "Break Darling Break" (bonus track) 2:22
7. "Eleven" 6:55
8. "1979" 2:53
9. "Of Salt" (bonus track) 2:36
10. "The Deeper Cut" 6:10
11. "Mortar Grind" 5:46
12. "Through the Distance" 2:56
13. "The Physics of Gridlock" 8:43
14. "End Credits" 3:25
15. "Last Night"
16. "Thirty-Eight"
バンドメンバー
Daniel Gildenlöw - lead vocals, electric and acoustic and fretless guitars, bass guitar
Fredrik Hermansson - electric and acoustic pianos, organs, mellotron, other keyboards
Johan Hallgren - electric guitars → バンドから脱退が決まっているようです(10/21 official HPより)
Léo Margarit - drums
メタルのフィールドに、Daniel Gildenlöwはもう帰ってこないのでしょうか。個人的には帰ってこなくても彼自身が満足できるような、よいアルバムを作り続けてくれていればよいです。寂しいですが。それよりも心配なのが、誰をメインターゲットにこれからのアルバムを売るか、ということでしょうか。この路線のままでは、メタルリスナーはPain of Salvationのアルバムを購入しないでしょう。かといってロックファンが注目してくれるかというと・・・?商業的に困窮すれば作りたいものが作れなくなって、アルバイトで生計立てつつ音楽活動を…なんてことにもなりかねないのでは。それはそれで名盤を作る原動力になるのかもしれませんが。
時々「The Perfect Element part.1」や「Remedy Lane」みたいなオールドファンたちが喜ぶアルバムを作って、後は自分の趣味に走った実験的な作品をつくる…ってのが私としては嬉しいですが、まぁそんな簡単じゃないでしょう。
メタルファンからは酷評される、もしくは評価の対象外、もしくは買って聴かれることすらないアルバムになってしまったかもしれませんが、私としては、遠くから温かい目で見守っていきたいと思います。
(雑) 矢張り頑張らないのが1番
裁判官は、内科医が「病気やない、甘えなんや」「薬を飲まずに頑張れ」などと力を込めて言ったことについて、「安易な激励や、自助努力を促すような言動で病状が悪化する危険性を避ける注意義務に違反した」と述べ、発言と病状悪化との因果関係を認めた。
→「『頑張れ』などの発言は違法」として、60万円の支払いを命じた。
***
この記載では
・どれ位、医者が力を込めて言ったのか
・どの位、患者の病態に対して安易な激励だったのか
・どの位、自助努力を促したのか
・どの位、患者の病状が悪化したのか
・患者の病態が悪化するような、その他の交絡因子はなかったのか
が、まるで分からないので、「私がこれから出会う患者さんから訴えられる可能性を低減させること」(即ち私の不適切発言によって傷つく可能性のある患者さんの発生率を下げること)に全く役立ちません。勿論、そんなことを意図しての報道ではないでしょうけれど。
麻酔科医としての私は、 取り敢えず、手術室で患者さんの全身麻酔導入前に「頑張りましょうね~」と無責任に言う外科医や看護師、研修医を取り締まろうかな~と思ったりします。
それはやらないにしても、夜中の3時の緊急手術時でも、患者さんや家族に頑張りましょうというのは止めておいて、こっそり自分の中で頑張ろっと。
→「『頑張れ』などの発言は違法」として、60万円の支払いを命じた。
***
この記載では
・どれ位、医者が力を込めて言ったのか
・どの位、患者の病態に対して安易な激励だったのか
・どの位、自助努力を促したのか
・どの位、患者の病状が悪化したのか
・患者の病態が悪化するような、その他の交絡因子はなかったのか
が、まるで分からないので、「私がこれから出会う患者さんから訴えられる可能性を低減させること」(即ち私の不適切発言によって傷つく可能性のある患者さんの発生率を下げること)に全く役立ちません。勿論、そんなことを意図しての報道ではないでしょうけれど。
麻酔科医としての私は、 取り敢えず、手術室で患者さんの全身麻酔導入前に「頑張りましょうね~」と無責任に言う外科医や看護師、研修医を取り締まろうかな~と思ったりします。
それはやらないにしても、夜中の3時の緊急手術時でも、患者さんや家族に頑張りましょうというのは止めておいて、こっそり自分の中で頑張ろっと。
2011年10月25日火曜日
(雑) カマンコウルド(其の弐)
本を読みました。
「一生風邪をひかない体のつくり方」 (知的生きかた文庫, 2011年)
普通の医者はあまり手に取らないであろうタイトルです。
しかし、私は「風邪をひかない」どころか、医者になってからも年に数回風邪をひく風邪の猛者、常連客なので、もういい加減そんな生活に嫌気がさしました。そして、何でもいいから風邪をひかなくなりたい(若しくはせめて、風邪を引く回数を1回/年、程度にはしたいなぁ)と思って、 読んだという次第。
規則正しい生活、早寝早起き、禁煙、深酒をやめる、適度な運動をする、適度な肉食をする、ビタミンは野菜で足りなければサプリメントで補う、手洗いうがい→うがいは口うがいだけではなく鼻うがい(ぬるい生理食塩水で)も行う、人ごみに出かける際や飛行機にのる際にはマスク着用、コンビニの弁当は極力食べない、などなどが書かれておりました。
私の場合、
・当直日に、「いつ急患が来るだろうか」と思ってビクビクしながら起きていないでさっさと寝る
・酒は極力飲まない
・少しは肉を食べる
・サプリを摂る
・鼻うがいをする
・人ごみではマスク着用
・コンビニ弁当食べない…当直日には3食分持参すればいいのでしょうか
ぐらいかな。あと、やるとすれば。
とか何とかと、ごちゃごちゃと悩んでるから風邪ひくんじゃなかろうか?私の場合。
「一生風邪をひかない体のつくり方」 (知的生きかた文庫, 2011年)
普通の医者はあまり手に取らないであろうタイトルです。
しかし、私は「風邪をひかない」どころか、医者になってからも年に数回風邪をひく風邪の猛者、常連客なので、もういい加減そんな生活に嫌気がさしました。そして、何でもいいから風邪をひかなくなりたい(若しくはせめて、風邪を引く回数を1回/年、程度にはしたいなぁ)と思って、 読んだという次第。
規則正しい生活、早寝早起き、禁煙、深酒をやめる、適度な運動をする、適度な肉食をする、ビタミンは野菜で足りなければサプリメントで補う、手洗いうがい→うがいは口うがいだけではなく鼻うがい(ぬるい生理食塩水で)も行う、人ごみに出かける際や飛行機にのる際にはマスク着用、コンビニの弁当は極力食べない、などなどが書かれておりました。
私の場合、
・当直日に、「いつ急患が来るだろうか」と思ってビクビクしながら起きていないでさっさと寝る
・酒は極力飲まない
・少しは肉を食べる
・サプリを摂る
・鼻うがいをする
・人ごみではマスク着用
・コンビニ弁当食べない…当直日には3食分持参すればいいのでしょうか
ぐらいかな。あと、やるとすれば。
とか何とかと、ごちゃごちゃと悩んでるから風邪ひくんじゃなかろうか?私の場合。
(麻) 久しぶりにJB-POTネタ
もうすぐJB-POTですね。
一昨年、英語のJB-POTを受ける際には原著の方にお世話になった、「Perioperative Transesophageal Echocardiography Self-Assessment and Review」の邦訳が出たんですね。
「周術期経食道心エコー図―効率的に学ぶために」(真興交易医書出版部 (2011/10))
Amazonでは今日現在品切れのようですが。
邦訳の価格を見てぎょっとしましたが、原著も1万円くらいすることを考えるとお得かもしれません。私自身はこの問題集で間違えまくって暗澹たる気持ちで受験したのですが、何故か合格できました。
邦訳なら勉強が捗るでしょうね。
私がもう一度JB-POTを受けるならばこの本は「買い」です(勿論日本語訳が正確であれば、ですが。注:訳された先生方にケチを付ける意図ではなく、試験問題において「~は上昇する」とか「~は減少する」とかそういうところが誤訳だったりするとクリティカルになるので、すべての翻訳の本においてそれを懸念しての発言です)。が、本番の問題傾向が、問題集と異なっても泣き寝入りするしかないのですが。
一昨年、英語のJB-POTを受ける際には原著の方にお世話になった、「Perioperative Transesophageal Echocardiography Self-Assessment and Review」の邦訳が出たんですね。
「周術期経食道心エコー図―効率的に学ぶために」(真興交易医書出版部 (2011/10))
Amazonでは今日現在品切れのようですが。
邦訳の価格を見てぎょっとしましたが、原著も1万円くらいすることを考えるとお得かもしれません。私自身はこの問題集で間違えまくって暗澹たる気持ちで受験したのですが、何故か合格できました。
邦訳なら勉強が捗るでしょうね。
私がもう一度JB-POTを受けるならばこの本は「買い」です(勿論日本語訳が正確であれば、ですが。注:訳された先生方にケチを付ける意図ではなく、試験問題において「~は上昇する」とか「~は減少する」とかそういうところが誤訳だったりするとクリティカルになるので、すべての翻訳の本においてそれを懸念しての発言です)。が、本番の問題傾向が、問題集と異なっても泣き寝入りするしかないのですが。
2011年10月22日土曜日
(雑) ジェットラグとカマンコウルド
シカゴから帰って、数日経ちました。帰国便に乗る前から頭痛・鼻水・悪寒が止まらず、かと言って帰らないわけにはいかないので、帰国便ではじぃっと窓際の席に押し込められたまま13時間座ってました。帰途に着く頃には、日本から持っていった風邪薬は全て飲み尽くしていたので、オヘア(O'hare)空港に売っていたアメリカのCONTAC(アセトアミノフェン500mg+フェニレフリン5mg/1錠)を機内で内服したのですが、鼻汁の勢いになす術なし、といった状態。 ホテルで大量にティッシュペーパーをもらっておいてよかった。
シカゴ行きの飛行機では一睡も出来ませんでしたが、帰りは具合も悪かったので13時間中、6時間は眠っていた気がします。起きてする事といえば鼻をかむ事と、与えられた食事をとる事、トイレに行く事。家畜のような。
そんなアメリカ便のセットリスト
@往路
・宇多田ヒカル/ Wait & See 1曲
・Labyrinth : Return To Heaven Denied Pt. II
・Yngwie J. Malmsteen: Trilogy
・Yngwie J. Malmsteen: Trial By Fire: Live In Leningrad
・ALI PROJECT: dilettante
・As I Lay Dying: The Powerless Rise
・Adagio: Archangels in Black 7曲目まで。
・My Chemical Romance: Three Cheers for Sweet Revenge
・Strapping Young Lad: heavy as a really heavy thing
・Strapping Young Lad: City
・Rhapsody of Fire: From Chaos to Eternity
・ChthoniC: Takasago Army
・山口百恵: GOLDEN☆BEST / PLAYBACK MOMOE part2 Disk1-2
・Wuthering Heights: Lost at Sea 1曲
・Wig Wam: Hard To Be A Rock'n Roller...
・Septicflesh: The Great Mass
・Queen: More of that Jazz 1曲
・PENICILLIN: Ultimate Velocity
・ACCEPT: Staying A Life [Live] Disc1-2 このアルバムの熱気って凄すぎる
・HALFORD: Live Insurrection Disc1-2 やっぱりJawbreakerって凄い曲だ
・Blind Guardian: 東京物語
・Primal Fear: Jaws Of Death
@帰路
・Yngwie J. Malmsteen: Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E Flat Minor LIVE with the New Japan Philharmonic
・Dark Lunacy: The Diarist
・JUJU: Request 何周かした
・宇多田ヒカル: Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL. 2 (2010) こちらも何周かした
・Queensryche: Operation: Mindcrime
帰国してから発熱し、開業医のところに行って大量の風邪薬を処方してもらい、飲んで昼間に寝ていたら今度は夜中に全く眠れなくなり(シカゴ滞在中から睡眠リズムがおかしくなってしまっていたのも理由の1つ)、その状態のまま麻酔しに行ったら20時間ほぼノンストップで1件の予定手術(久しぶりに気管支ブロッカー使ったよ)と3件の緊急手術の麻酔をして、終わったのは夜明け近く。また眠れず。抄読会の英語の練習をしたくとも、咽頭痛・黄色い痰・嗄声のためにうまく出来ない。そんな感じで今日も生きています。
精神的には元気でも、体がそれに追い付いてこない状態というのは、結構ストレスです。「休みなさいっていうサインだよ」ってことなのでしょうが、横になっても眠れないので困っています。時差ボケと睡眠障害の人の気持ちが、ほんの、ほんのちょっぴりだけわかったような気がするというのが、この旅行の収穫でしょうか。
漸く 麻酔関連の行事が終了したので、本業の大学院生活に戻れる…といいな。
シカゴ行きの飛行機では一睡も出来ませんでしたが、帰りは具合も悪かったので13時間中、6時間は眠っていた気がします。起きてする事といえば鼻をかむ事と、与えられた食事をとる事、トイレに行く事。家畜のような。
そんなアメリカ便のセットリスト
@往路
・宇多田ヒカル/ Wait & See 1曲
・Labyrinth : Return To Heaven Denied Pt. II
・Yngwie J. Malmsteen: Trilogy
・Yngwie J. Malmsteen: Trial By Fire: Live In Leningrad
・ALI PROJECT: dilettante
・As I Lay Dying: The Powerless Rise
・Adagio: Archangels in Black 7曲目まで。
・My Chemical Romance: Three Cheers for Sweet Revenge
・Strapping Young Lad: heavy as a really heavy thing
・Strapping Young Lad: City
・Rhapsody of Fire: From Chaos to Eternity
・ChthoniC: Takasago Army
・山口百恵: GOLDEN☆BEST / PLAYBACK MOMOE part2 Disk1-2
・Wuthering Heights: Lost at Sea 1曲
・Wig Wam: Hard To Be A Rock'n Roller...
・Septicflesh: The Great Mass
・Queen: More of that Jazz 1曲
・PENICILLIN: Ultimate Velocity
・ACCEPT: Staying A Life [Live] Disc1-2 このアルバムの熱気って凄すぎる
・HALFORD: Live Insurrection Disc1-2 やっぱりJawbreakerって凄い曲だ
・Blind Guardian: 東京物語
・Primal Fear: Jaws Of Death
@帰路
・Yngwie J. Malmsteen: Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra in E Flat Minor LIVE with the New Japan Philharmonic
・Dark Lunacy: The Diarist
・JUJU: Request 何周かした
・宇多田ヒカル: Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL. 2 (2010) こちらも何周かした
・Queensryche: Operation: Mindcrime
帰国してから発熱し、開業医のところに行って大量の風邪薬を処方してもらい、飲んで昼間に寝ていたら今度は夜中に全く眠れなくなり(シカゴ滞在中から睡眠リズムがおかしくなってしまっていたのも理由の1つ)、その状態のまま麻酔しに行ったら20時間ほぼノンストップで1件の予定手術(久しぶりに気管支ブロッカー使ったよ)と3件の緊急手術の麻酔をして、終わったのは夜明け近く。また眠れず。抄読会の英語の練習をしたくとも、咽頭痛・黄色い痰・嗄声のためにうまく出来ない。そんな感じで今日も生きています。
精神的には元気でも、体がそれに追い付いてこない状態というのは、結構ストレスです。「休みなさいっていうサインだよ」ってことなのでしょうが、横になっても眠れないので困っています。時差ボケと睡眠障害の人の気持ちが、ほんの、ほんのちょっぴりだけわかったような気がするというのが、この旅行の収穫でしょうか。
漸く 麻酔関連の行事が終了したので、本業の大学院生活に戻れる…といいな。
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