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2010年4月11日日曜日

Training outside(其の二十二)

今日は23℃まで上昇。桜もまだまだ見頃。舞い散る桜吹雪の中、石神井川沿いを走るのはとてもいい気分だった。

ランニング&ウォーキング:33分4.6km (計132.0km)
筋トレ:なし
プール:40分(平泳ぎとウォーキング)

久しぶりにプールに行った。自転車とランニングは練習で何とかなりそうだが、泳ぐのは根性だけでは何とかならない気がする。しかしトライアスロンに出場しようと思ったら泳ぎは必須。息継ぎもろくにできない私が果たして泳げるようになるだろうか。
調べたところ、1番短距離のトライアスロンの大会は「スプリントトライアスロン」というもので
 スイム750m,バイク20km,ラン5km
だそうだ。
750mというと25mプールを13往復。…道のりは長そうだが、まずは水に慣れることから始めよう。

4月5km 23分07秒
6月8km
7月10km
9月20km

2010年4月10日土曜日

意思決定力 ― 本田直之

良くも悪くもこれまで意志決定力を鍛える練習を、相当サボって生きてきた。なぜならこの国では、大人になるために標準的なレールがある程度決まっているからだ、と他人のせいにしてみる。

・最後に責任をとるのは自分という覚悟が備わっている人は、意思決定力が強い。(22)
・実質的に矢面に立ち、切羽詰るような経験をどれだけするか、が意思決定力を鍛える練習。(24)
・自分の判断が正しいという「信じる力」を強めるために、徹底的に準備をする。(29)
・「これからは、自分で意思決定しなければ人にコントロールされて、望んだライフスタイルが選べなくなる。そればかりか、時代に流されて職すら失うはめになる」(35)
・何のために意思決定をするのかを明確にする。(36)
・「やらない」という選択肢を常備しておく。踏みとどまることも、時には必要。(46)
・メリット、デメリットを思いつく限り書き出す。特に想定されるリスクは徹底的に書き出す。(100)
・意思決定に○×はないが、何度も繰り返しながら○に近づけていく意思決定はある。(122)
・失敗とは最悪の事態を経験する練習。(133)
・意思決定力のトレーニング:矢面に立つ経験を買って出る。小さな経験も無視しない。(146)

先日の術前外来診察時に痛感したのが、意思決定力の欠如である。欠如していることを気づけたこと自体へ感謝。また結論に至るところで様々なアドバイスを下さった人たちに心から感謝したい。生死に関わるかもしれないことを検討し、意思決定していくのも私の仕事である。逃げない、いや、逃げてもいい。でも真摯に向き合いたい。
困ったことが起きたときに上司に相談できるのは今のうちだけ。そんな機会は年を重ねるにつれて限定されてくる。常に自分が最終的な意思決定をしていくつもりでいきたい。意思決定するための経験や知識、自分の手や足の感覚が足りないと感じるときには、躊躇無く助言を求める ― そういうスタンスで仕事をしていきたい。自分以外に助言を求める場合には自分が出した答えをしっかりともった上で行う。何が問題か、問題でないか、を認識することが大事な気がする。

湯浅誠氏が「どんとこい、貧困!」で書いていた。貧困者の支援をなぜするのか。あまり理由はないが、それが楽しいから。楽しいからやるのだ、と。

仕事耳を鍛える ― 内田和俊

私が数ある音楽の中でヘヴィメタルを主食とする“メタル耳”になったのは恐らく高校3年生のときだったが、「仕事耳」とは面白いタイトルだなと思って手に取った本書。「聞く」のではなく「聴く」ことの重要性を説いた新書である。「聞いていても聴いていない」状態がいかに多いか、またどのように人の話を聴いた方がよいのか―それを分析、指導している。人の話の「聴き方」など、これまでの人生で教えてもらったことはないし、学んだ記憶もあまりない。「人の話はよくききましょう」というただの呪文みたいな合言葉みたいな言葉なら聞いたことはあるが、その実践方法は私にとっては謎のままだったが、本書を読むことでいかに人の話を普段聴いていないか、を痛感した。
指導していてよく思うのが、相手が相槌を打っているからといって理解しているわけではないということ。または、理解はしていてもそれを実行に移してくれるかは確実ではないということ。または、自分勝手に情報を選んで聞いているために曲解されて伝わることもままあるということ。まぁ自分自身を振り返ってもしょうがないことなのだが…。日本人による日本語同士のコミュニケーションなのに伝わらない。それは相手に対する洞察が足りないのが一因となっているのかもしれない。
人は前提の知識がないことを理解できない。実習で回ってきた学生や研修医にいきなり「挿管時に使うロクロニウムの量はどれくらい?」と聞いても理解できる筈がない。恐らく教えるために必要な技術は本書の筆者が説く「聴く」力が前提となる気がする。それは相手の言動から、相手がどの程度の理解や目標をもって行動しているかを汲み取り、直接話をすることでその裏づけを行い、相手に欠けている視点からアドバイスをすることが大事なのではないだろうか。彼我の立場を無視した知識や禁忌の押し付事項伝授の押し付けはおせっかいなことこの上ない。

・みんな同じ事を言っている には要注意。ある一人の意見を鵜呑みにしてはいけない。
・発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく、知っていると錯覚することである - ダニエル・J・ブアスティン(92)

経験を積むと足枷になるのが、まさにこれだろう。やはり素直な心が大事なのだ。

Training in Rena(其の二十一)

ランニング:35分5.4km (計127.4km)
 傾斜3.0:9.0k/hで2km, 10.0k/hで1.0km,
 傾斜5.0:10k/hで1.0km
 傾斜3.0:9.0km/hで1.4km
筋トレ:なし

4月5km 23分07秒
6月8km
7月10km
9月20km

どんとこい、貧困 ― 湯浅誠

・溜めの小さい人が百の努力をして達成するものと、溜めの大きい人が努力して達成するものとでは、結果の大きさは違うかもしれない。(204)
・小さな結果しか出せなかった人はあまり努力をしなかったという見方が、自己責任論を増やし育てる培養器になっている。(205)
・関心は尊重につながる。(234)

生活最低費未満の世帯が230万世帯(全体の4.8%)になるという(2007年、厚生労働省まとめ)。
年越し派遣村の村長を務めた著者は東京大学卒業である。本書の中で著者は東京大学に入学してくる学生はお金や環境などのいろんな「溜め」があったからだと思う、と述べている。そういったものは本人の努力以前の前提条件だ。前提条件の「溜め」は自分で選べないものが多い。子供は生まれ育つ環境は選べない。選べない環境のまま大人になる。そうなると「溜め」がある環境で成長していれば得られただろう様々なスキルを身につけられないまま社会に放り出される。働く目的は、食べることや寝るところの確保のためだけになりかねない。「溜め」の少ない人に「頑張らなかったからそうなったんでしょう」と自己責任論をふっかけるのはあまりに暴力的だ。

2010年4月8日木曜日

Training in Rena(其の二十)

当直で1時過ぎまで脳外科の緊急手術に対応し、その後当直室に行こうと思っていたらソファで意識消失して朝を迎えてしまった。

ランニング:48分8.0km (計122.0km)

  傾斜3.0:8.0k/hで2km, 9k/hで2.0km, 10k/hで1.0km
→傾斜0:8.0km/hで0.5km
→傾斜1.0:9.0km/hで2.0km
→傾斜5.0:11k/hで0.5m 
筋トレ:腹筋、背筋、脊柱起立筋、胸筋

4月5km 23分07秒
6月8km
7月10km
9月20km
***

オルプリノンの復習
・薬効:心収縮増強、血管拡張作用、肺動脈圧低下、内臓血流増加、抗炎症作用、気管支拡張作用
・適応0.1-0.3γ
・初期ローディングしなくても30-60分で効果出現
・腎機能低下では0.1γから
・急性心不全症例では半減期延長。
・不整脈に注意
・十分な前負荷で投与
・AS,MSでは慎重投与
禁忌
・HOCM
・妊婦

2010年4月6日火曜日

スピード・オブ・トラスト ― スティーブン・M・R・コヴィー(其の一)

ハードカバーで500ページあるので、中々骨が折れるが、金言の宝庫だった。

・責任を持たせ、信頼していることを分らせること、それが人の一番の支えとなる。 ― ブッカー・T・ワシントン (42)
・信頼には二つの要素が作用している。人格と能力である。
 人格―他者に対する誠実さ、動機、意図。
 能力―才能、スキル、結果、実績 (44)
・「リーダーシップとは、信頼の構築を通じて結果を出すことである」つまり、信頼の確立を通じて現在の貢献と将来貢献する能力の両方を最大化することなのだ。(60)
・自分を信じることは成功の第一の秘訣。つまり、英雄であることの本質である。―ラルフ・ウォルドー・エマーソン (70)
・部下が上司を信頼しない理由は何か。殆どの場合、それは些細なことである。小さな不正直が積み重なって徐々に信頼を蝕んでいくのだ。(71)
・自分と約束したことを常に守っているか? (97)
・信念を持とう。価値観の中には定量化できないものがある。問題は成功にかかるコストではない。重要なのは、正しい方法で成功することだ。我々はまた、正しいこと(顧客との関係、品質、誠実さ、チームワーク、人に対する敬意、善良な市民意識、成功意欲、個人としての責任など)を大切にする姿勢を自らの行動で一貫して証明しなければならない。― ケネス・シュノールト(101)
・自分の価値観が明確であれば、意思決定は難しいことではない。 ― ロイ・ディズニー (104)
・自分のものの見方は正確かつ完全だと自分で思っているか。それとも新たな視点や考え方に耳を傾け、検討することに意欲的か。
・様々な人の視点を真面目に考え、その影響を喜んで受けようとするか。
・まだ気づいていない原則があるかもしれないと思っているか。新しい思考方法や習慣を身につける必要性が生じても、それに合わせた生き方をするつもりがあるか?
・学習し続けることの重要性を認め、実践しているか? (106)
・最も信頼を与える思惑は、お互いの利益を追求しようとすることだ。(119)
・どんな状況であっても、他者の良からぬ行動に対して、その根底には善意が存在した可能性があることを認識すべきである。(126)
・豊かさを選べる経済的根拠は何も無かったときでも、豊かであろうと決め、そして行動した。(134)
・私はいつも自分の無知に突き動かされて学習や仕事をしている。 ― ハーヴェイ・ゴルブ(161)

1番感銘を受けたのが、改めて出会ったこの言葉。
・「つまらないものなど一つとして存在しない。存在するのは無関心な人間だけだ」―チェスタトン卿(151)
ルーチンワークをする際に思考停止にならないように戒められる。

Training in Rena(其の十九)

今日はよい天気だった。
初めて行く外勤先で緊張していたのか、4時半に起きてしまった。
***
ランニング:36分5.0km (計114.0km)
(傾斜5.0:8.0k/hで2km→10k/hで1.0km→傾斜0:8.0km/hで0.5km,
 →傾斜5.0:8.0km/hで1.0km→傾斜5.0:11k/hで0.5m  
筋トレ:腹筋、背筋、胸筋

ルネのお姉さんに聞いたところ、ベルト上のランニングだとふくらはぎ辺りの「蹴り出す筋力」が路上に比べて増加しにくいとのこと。傾斜2-3程度で路上のトレーニングと同じくらいなのではないか、とも言っていた。だからというわけではないが、今日は傾斜をつけて走ることに。次々回出る予定のレースが標高差が激しいコースだからである。平日はどうしても短時間のトレーニングになってしまうので、だらだら走っても心肺機能はあまり向上しない。麻酔でいうとASA PS 1-2の健康な人の麻酔ばかりかけていても麻酔の腕の上達は緩やかで、敗血症性ショックや大動脈瘤破裂の緊急手術には対応できない(?)のと似ているだろうか。短時間でマラソンボディになるには心肺にしっかりと負荷をかける必要がありそうだ。

2010年4月4日日曜日

なまずの里, 吉川市(其の十八、5km Marathon )

3月23日から体調を崩し、年度末の送別会や職場の花見等を欠席し社交性ゼロの最近の私。おかげで走れる程度まで体調が戻り、念願叶い市民マラソン初出場を果たした。

自宅から電車を乗り継いで1時間ほどではあったのだが、寝坊してはかなわないと考え、前日は近くに宿をとることに。

迎えた4月4日朝。
土日ともに5時に起きるなんて滅多に無い快挙。宿を取った駅から電車に乗り、目的の駅で下車する人が、私の乗っていた車両全体の8割ほどはいただろうか。スポーティな老若男女の集団はちょっと異様である。おそらく人口6万5千人規模の市で日曜朝7時台にこれだけの人が下車することは殆ど無いに違いない。駅前には金のなまずがどっしりと存在感を示していた。

風が少し吹いていて寒い。駅前から無料送迎バスが出ていた。会場となった市民交流センターは、広い敷地内が参加者が持ってきたブルーシートで埋め尽くされていた。人人人。着替える場所にも苦慮。こんなことならプールの授業がある日の小学生みたいに、パンツの下にウェアを着込んでくればよかった。
寒いが、ウォーミングアップしないとどうしようもない。中にランニング用ウェアを着てダウンジャケットを羽織ったまま準備運動。

1回目は2729人だった参加者も今回で15回を数えるらしく、エントリー数は7689人とのこと。結局今回の大会直前に屋外を走ったのは3月21日の1回だけだった。しかもその後1回も走れていなかったため極度の不安を抱えての本番。なか13日のランニングである。
スタートラインは脚力別に分かれており、前から「15-20分」「20-25分」「25分以上」となっていた。妻とともに「25分以上」に並ぶ。スタート直前となると否が応にも緊張が高まる。スタートの混乱で転倒するんじゃないかとか、転倒させるんじゃないかとかどうでもよいようなことが頭の中を渦巻く。しかしいざ走り始めてみると、何も問題なかった。序盤こそ人を追い抜くときにどちらから走り抜ければよいのかと試行錯誤することがあったが、序盤の混雑を抜けると後は自分との戦いである。とはいえともに走る人たちがいる抜きつ抜かれつのレースが面白い。沿道の声援が嬉しい。コースの途中には、越谷市と吉川市を境する利根川水系の中川が南北に流れており、川沿いの満開の桜が出迎えてくれた。久しぶりのランニングだったからか気持ちよく走れた。左足関節の不調と風邪を訴えていた妻も完走することができた。

ランニング:23分07秒 5.0km(10:00-10:23) 計109.0km
天気:曇り 気温:14℃ 湿度:41%

次は2ヵ月後の大会。体調管理をしっかりして臨もう。
***
本が自室に溢れかえっており、平積みになった書物はどこに何があるかわからないため知識検索の対象外となり埃の温床と化して久しかったので、本棚を購入した。購入したはいいが、てっきり完成品が届くと思いきや、自分で組み立てるものであった。マラソンから帰ってきてちまちまとドライバーでねじ回しをする。これがなかなか楽しい。んで格闘30分で本棚が完成。部屋の片隅にごちゃっと固まっていた本を全て収納することができた。
昔よく読んでいた加藤諦三、三浦綾子の本がたくさん出てきた。
1つショッキングだったのが、同じ本が2冊あったこと。「上達の法則」という岡本浩一氏の著作。1冊は当直中の病院のコンビニで、もう1冊は古本で買ったに違いなかった。本を読むことを目的として読んでいたのか、同書がちっとも自分の血とも肉ともなっていない現実にがっくりした。

2010年4月1日木曜日

新年度

無心で最高の結果が出せる日まで精進を続けよう。
今年度も謙虚、感謝、素直な心を忘れないようにしよう。