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2009年1月31日土曜日

my hope

自分の平和を築く必要がある。
自分をもっと高める必要がある。
自分にもっともっといろいろ要求する必要がある。

願わくはさらなるチャレンジを恐れない勇気を。
人に拒絶されることを恐れない強い心を。
思っているだけでは何も変わらない。
行動だけで他人は私を評価する。
私がいくら周りの人に感謝していると思っていても、毎日むっつりしていたら、いい気持ちはしないだろう。

私は今この瞬間から意識と行動を変えていかなくてはならない。

2009年1月30日金曜日

1月の総括

1月5日の仕事初め以来、11回のうち7回オンコール呼び出しがあり、麻酔を担当させてもらった。
そのうち本当に生死にかかわる病態が4回。
内訳としては敗血症3回(そのうち1回はエピネフリン使用、2回はノルエピネフリン使用、1回はドパミンのみで対応)と頭部外傷1回(PS 5Eのacute subdural hematoma)であった。

今月は目標達成率としては50%程度か。
風邪を一回もひくことなく、生きがいと熱意をもって仕事に取り組めた。
 
問題点
・体に悪いと分かっていながら夜中の零時過ぎに緊急手術が終わり、ラーメン他のカロリーをとってしまうことがあった。これは長期的な利益より、目先の食欲を満たそうとした私の浅はかな考えるのためである。
・5時に起きるのを目標としていながら、達成できないことが多々あった。
 これは…A.寝る時間が遅い B.寝る前に酒を飲む C.疲労がたまっている
ほかにも考えられるだろうが、このあたりが主因か。
もう少し生活リズムを考える必要あり。

今年はあと11か月ある。
日々これ精進。謙虚に貪欲に。あせらず確実に。
目標をたててそれにむかって邁進するようにしよう。

2009年1月29日木曜日

進歩は常にゆっくりと

・計画をたてればいつでも変更することはできるが、その計画すらなければ正しい道で先に進むことができない。
・進歩が実感できない日でも、一生懸命よりよくしようとしていればいつかその進歩に気づく日も来るだろう。
・常に軌道を修正することに集中する

2009年1月28日水曜日

美味パスタ

大泉学園駅から徒歩5分の"Enoteca Lione"というお店。
サラダとパスタ(大葉のパスタとアサリのパスタ)を食す。
結構私好みの味だった。

雑誌「心エコー」でIEの勉強をしよう。

2009年1月27日火曜日

カテコラミンが効かない

今日の麻酔はdopamine(max 10γ) もnorepinephrine(max 0.20γ)も反応が乏しいSAHの方。
発症日が不明であり、著明な脱水があったためか(Na 155, UA 17.0 ,BUN/Cr 60/1.3)と想像する。
輸液もどれくらいしたらよいのか不明。

毎日が日々これ精進。

2009年1月26日月曜日

戒め

最短距離は一生懸命やること。
そして昇る梯子を間違えていないかを確認すること。
それがどんな目標も達成するための近道だそうな。

2009年1月25日日曜日

Ninja - Europe

1986年発表のEuropeの3rdアルバム「The Final Countdown」はあまりにも有名な" The Final Countdown"で幕を開ける。
大好きなバラードの"Carrie"を経て5曲目に登場するのが"Ninja"である。
アップテンポの湿ったメロディーをもつキャッチーな名曲である。
日本人の99%は「Ninja = 忍者」をイメージすると思うが、この曲はそのイメージからかけ離れたキラキラキーボードとギターのイントロで、一気にそのイメージをぶち壊す。Joey Tempestのハスキーなヴォーカルがそもそも全く「忍者」を歌う声質ではないと思うが、そんなことはおかまいなしで曲は突き進む。
挙句、サビの「ニンジャサバ~ぃ」で腰砕けになり卒倒しそうになるが、本当に名曲なのである。

"Seven Doors Hotel"が聴きたくて「Rock the Night: Very Best of Europe 」を引っ張り出し、収録されていた"Ninja"をたまたま今日偶然に発見して(しかもlive版!)、この曲を初めて聴いた21歳の頃を思い出した。日照時間の少ない極寒の北国で鬱々と自分のDark sideと格闘し続けた大学時代である。"Ninja"のような透き通った北欧ロックを聴いて当時を思い出すことになるとは。私が道を違わず社会人になれたのは幾多の音楽に支えられていたおかげである。"Ninja"もそんな自分の名曲群に燦然と輝く一曲なのである。
ちなみに「Rock the Night: Very Best of Europe」の輸入盤には"Ninja"は入っていないから要注意。

2009年1月24日土曜日

初心者に教える初心者の苦悩

禅の言葉に「冷暖自知」という言葉があるという。
いくら人から水の冷たさや温かさを教えてもらっても、結局自分で体験しなければ、
その冷たさや温かさを知ることはできない、という意味だ。

気管挿管の上達が思うようにいかなくてちょっとばかり落ち込んでいる研修医を見ていてその言葉と重ね合わせた。
気管挿管が1月弱で習得できるわけはない。
麻酔科医を10年以上やっていても苦戦する気道はあるのだから。

だから1つ1つを「自分が挿管できなければこの人は亡くなってしまうんだ」という
意気込みでやってもらいたい。

結果は後から付いてくる。ただ目の前のことに神経を集中するのみ。

2009年1月18日日曜日

腸穿孔敗血症ショックARDS

今日は8時前に病院からコール。
あと30分余りで当番から解放されるというところの出来事であった。
これで今年になってから月木土月木土と連続6回のコールである。

しかも今日はタクシーがつかまらない。
各駅停車しか止まらないような駅近に住んでるとこういうとき非常に困る。
仕方ないので電車に飛び乗っていくこと3駅。
駅にタクシーが常駐してそうな大きめな駅まで行くと案の定タクシーが。

約束通りに1時間以内に手術室に到着。
患者を迎えると喘ぎ呼吸で意識障害があるようだった。

発症から何日経っていたかは分からないが、severe sepsis、ARDSであろう。
RSI→AOSで維持しながら外科医に10分弱待ってもらいCVCを挿入。
手術開始後しばらくはバイタルもそこそこで維持してたが、腹腔内にたまった
得体のしれない液体を5000mlも吸引すると、その後は血圧が低下の一途をたどる。
その後はポンピング、DOA、NOR(今日は0.3γでも昇圧できなかったから
エピネフリンも一時的に使用)でサポート。
最終的にはエピネフリンなしで退室。乳酸値は2.6mmol/L程度。 pH 7.20程度。
SSGC2008を意識して行った私の麻酔は正しかったのだろうか。

2009年1月9日金曜日

4000文字を書く力

斎藤孝氏によると原稿用紙10枚書く力、というものを見つけるのは難しいらしい。
そこで思い出すのは、自分が小・中学生時代に読書感想文原稿用紙5枚描き上げるのが、なんと難しかったことか、ということである。
氏曰く
「いきなり書き始めて、4000文字の間に論理的な一貫性を保つのは相当難しい」。
全体の構成を考えるメモ書きから作業を始めるのが常套手段だそうだ。
私は普段そのような長い文章を書く習慣はないし、このようなブログやメールで駄文を
つくるだけである。
このブログで生産的な何かが作れるように模索してみたいと思う。

2009年1月1日木曜日

夢が正夢になった

JB-POT合格の意味をもう一度考えると
「2008年9月28日のあなたの知識と判断力は、まぁ評価してもよいよ」
と言われたのに過ぎないだろう。
どんな資格試験にも言えることだろうが、試験自体が目的ではない。
道具として毎日使うであろう英語の習得ならなおさらである。TOEICなどは目安でしかない。試験はペースメーカーであり、通過点であり、その後には
①目の前の患者に益するだけの治療法が有るか無いかについて、
 最新の英語論文を自分で読み吟味し、その治療法を利用するかどうか判断することができる
②英語のニュースや洋画を字幕なしで理解することができる。
③日本語が理解できない手術患者に対して、患者さんが安心できるような麻酔の説明を提供できる
といったことが目標としてあるのだ。
ここで止まっていてはならない。

・今日ここまで頑張ってこられたのは、様々な人のおかげであることを私は忘れない。
・人生の師でもある祖父に特に感謝する。
・毎日を一緒に過ごしている全ての周りの人に感謝の念を忘れない。