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2012年4月28日土曜日

(雑) 新人さんたちの歓迎会

東京は快晴。
今年度も多くの新入局員の皆さんを迎えることができてとても嬉しい、ということが実感できる会でした。みなさん、本当におめでとうございます、そしてよろしくお願いします。

歓迎会に先立って、教室会(大学と関連病院の先生方が一堂に会する会)が行われたのですが、その中で専門医試験の合格祝い(とお祝いの品)もしていただきました。
自分としては試験からすでに半年たっており、その間にASAに行ったり、お世話になっていた研究室を辞めて新しい研究を始めたり、私生活での色々なことがあり(そしてそれらは自分がストイックに努力したとしてもどうにも身動きが取れないことばかりだったりしたのですが)、新しい病気も発症したり、昨日の夕方に立て続けに来た3件の緊急手術のこととかをぼんやりと思い出したりと、沢山のことが胸を去来していったので、試験が遥か昔のようなことに感じられるのですが、こうして祝っていただけたことは素直にとても嬉しいことでした。自分が担当していた会計の仕事も皆さんのお力をお借りしながらつつがなく終えられたこと、これについても大感謝したいと思います。

私のさし当たっての目標は学位取得なのですが、とにかく倒れずに最後まで打席に立ち続けること。それが大事だと数年前に学位を取られた先生に伺いました。その他に学位をとられた先生何人かともお話しましたが、皆さんそれぞれにとても苦労されています。それでも何かをやり遂げた感、が感じられて、私にはとっても眩しくてたまりません。日々目の前のことを大事にしてやること、忘れないようにしないと。
久しぶりに会って、久しぶりに沢山喋ったりした先生方も多く、実りの多い日でした。喋ることの効用は、それまでも自分の中でもやもや混沌としていた思考が、会話によって何となく形になって、何となく共感し合う事になって(錯覚かもしれませんが、その錯覚が自分の脳をきちんと騙してくれる程度の錯覚なら歓迎します)、そして「あぁ、やっぱりこれでいいんだよな」と合点することがままあることです。勿論、それがどんな場合でもいいわけじゃないんですが。
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iPadについての進展がここ数日、あまりありませんでしたが、取り敢えずAnesthesiologyとA&AとEJAがここ数カ月分無料で読めるので嬉しいです。こんな綺麗な画面で読めるなら勉強も楽しいですね。