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2023年2月8日水曜日

落合陽一氏の「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」を読む

私より7歳若い落合陽一氏による著作です。
自分のもっているものをギフトとして本にしているのが凄いと思いました。
落合陽一氏の他の著作で書かれていましたが、落合氏は、自分の父親に「ニーチェも読んでないやつと話をしたくない」と言われたそうです。
私は未だにニーチェの著作をきちんと読めていません。

この本のp19だけ記載。

何才になっても新しいことを身につけられるスキルはどうやって培われるのかというと、若い時にいかにたくさん新しいことを習得しようとしたか、それを実際の現場で使おうとしたか、つまりたくさん勉強し実践したかどうかだと思うのです。実際、たくさん勉強をした経験のある人のほうが、新しい物事を習得するのが得意ですし、覚えるまでの期間も短い傾向にあると思います。それは自分なりの学び方とアウトプットの方法を知っているからでしょう。

子供をもつ親として読んでもとても学びが多い本でした。
自分もまだまだ勉強中です。
最近、「リスキリニング」の話題が国会で出ていましたが、医師という職業は「リスキリニング」を仕事から離れなくても毎日できる仕事だと、改めて思いました。日々の仕事をルーチンワークにせず、目の前のことに集中すれば、毎日なにか新しい発見がある。目の前のことに集中すること。それを日々忘れぬよう、大切にしようと思いました。