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2013年3月23日土曜日

(雑) 「やればできる」という精神では夢を実現するのは難しいのです

と、COURRiER Japon4月号 P.20に書いてありました。
私も心からそう思います。

人類の歴史に名を残すアルバート・アインシュタインでさえ、若い科学者にこう言ったそうです。

「自分が最大限に努力してなんとか達成できるレベルはどれくらいなのかを見極める直観を育てなさい」と。(同p23)

私は凡人なのでアインシュタインの言葉にせめて従って生きていこうと思います。

今日は麻酔の当直明けでしたが、電車に乗ったり実験したり、また電車に乗ったり、タクシーに乗ったり、電話したりFacebookしたり、滅多に飲まない缶コーヒーを飲んだり赤ワインを300mlくらい飲んだり。何だか目まぐるしい1日でした。それでも元気に生きているから儲けものですね。

2013年3月21日木曜日

(雑) ガーベラの話

回文の中に突然放り出されて、その只中に居ることは自覚しつつも、それがもつ意味が−若し意味が在るとすれば、の話ですが−よくわからないことがあります。

他人と比べて?
過去の自分が経験したことと比べて?
未来の自分が経験するだろうことと比べて?
或いは、比べる対象など必要とせずに?

その回文の中でぐるぐる動きまわっているうちに、自分では全く予期していなかったタイミングに出会ったのがこのガーベラです。

全く意味不明で恐縮ですが、自分でも意味がわからないのでこのように書くしかないのです。今日のガーベラの意味が分かったらまた書こうと思います。


卒業するすべての人に幸せが訪れますよう。

2013年3月14日木曜日

(雑) 終わりは始まり

この本「自分をいかして生きる」は651円です。ですが、自分探しの旅に出たり、怪しげな啓発セミナーに参加するより、または、居酒屋で友人と「オレってこのままこの仕事してていいのなぁ」と何時間もくだまいているより、よっぽど心が満たされると思います。勿論、それらの行為を否定したりする気は、私には全くありませんが。

一箇所だけ引用させていただきますと、

***
 なにがイケてるか、これからなにが来るか、どう動くのが得か。運と頭のいい人は、その思考方法で結果を出せるだろう。
 でもそれは現状追認の先取りだ。
 どんな結果を得るにしても、優れたフォロワーであるより、つまり他の誰かみたいになるより、自分自身を社会に差し出してみる方が、少なくとも後味はいいんじゃないかと思う。こと<自分の仕事>については、誰もが世界代表であり最前線に立つパイオニアだ。取り組んでいる人が他にいないので。
 
 あらかじめ価値や意味のある仕事なんてない。あるように見えてもそれはたまたま時流にかなっているだけの話で、要はそれを誰が、どう、やるかだ。
(中略)
 やることがあらかじめ決まっている定型的な仕事でも、創造性は一人ひとりの手元にある。(p55-57)
***

「明日の麻酔はリスクもないし、適当でも大丈夫だろう」って、ちょっと慣れてきた麻酔科医なら思うことはあると思います。僕だけならいいんですが。
でもやっぱり一人一人患者さんは違うし、評価すればおんなじASA PS1になってしまうとしても、術中にアナフィラキシーショックを起こしたり急性冠症候群を起こしたり、ひょっとしたらcannot intubate, cannot ventilate (CICVもしくはCVCI)かもしれない。

そんなことを毎朝毎晩考えていたら麻酔科医としてはキリがないけれど、やっぱり時々考えないといけないんじゃないかと思います。自分の仕事が目の前の患者さんの人生のどこに位置するものなのか、自分が投与する薬が患者さんの今後の人生にどういう影響をあたえるかということを。

そういうことを考えなくなったら、または、そういうことを考えなくなったことにも気づかなくなったら、僕は麻酔を生活の糧の手段にすることをやめると思います。大学院で研究していて、そちらに使う時間が生活の大半を占めるため、週5-6日麻酔をしていた頃より臨床の知識・技術はどうしても遅れがちになりますが、せめて麻酔科医としての意識だけは保っていたいです。

年度末ということで、来月から別の病院に麻酔科医としてお世話になります。新しい出会い(人も麻酔もそれ以外のことも)があるといいなぁ。想像力・気力・体力の続く限り、何でも吸収したいと思います。口だけにならなきゃいいけど。

2013年3月10日日曜日

(雑) うろうろする日々

金曜日。麻酔の日勤・当直で久しぶりに17時間連続で働きました。と言っても、お昼のお休みは15分位いただきました。毎日のようにハードに麻酔をこなされている先生ならこれくらいの労働時間、普通なのかもしれませんが、予定手術のTEVAR(+αの術式)と緊急手術3件は、私には重労働です。時々こうやって臨床の現場で喝を入れてもらうことで、私の麻酔科医としての存在意義を確かめさせてもらえていると思えば感謝しきりなのですが、まぁとにかく疲れました。3件目の緊急手術に際しての、患者さんとご家族への麻酔の説明は、自分の中でも今年度1番よくできた気がします。患者さんと家族がどの程度満足してくださったかは最終的によくわからないので、自分が満足することを実感することはとても大事なことです。

***
週末、緩和ケアのセミナーに参加しました。

・こんな医師になりたいというロールモデルを見つけること
・その先生にどのように研修したらよいか相談すること
・信じた道を目ざして、ゆっくりでもいいので努力し続けること

医学生や研修医などの若手向けのメッセージですが、10年後、20年後、30年後の未来に何やっているのか、ということが未だに分からないまま卒後9年目になろうとする私にも当てはまる内容でした。臨床医として、まだまだまだまだ”のびしろ”が自分にも沢山あります。当然すぎる事実に改めて気づきました。

人間の致死率が100%、絶対死ぬってことだけはわかっていますが、その死に向かっていく旅の中で、どのように、自分が医師として人の役に立っていけるのか、そして自分が苦しんだり楽しんだりして成長していけるのか。よくわかりません。

道のりは幾通りもある筈です。
そのヒントをくれる先人に、色々とこれからも出会っていくでしょう。
でも決めるのは自分です。

目の前の実験や学会の準備をすることは勿論大事ですが、先のことを考えることも同じくらい大事です。
先のことを考えすぎて、今現在の自分の生活を楽しめないのは本末転倒ですから、そのバランスが大事なのでしょう。
今まで得てきたもの、これから得るだろうもの、自分が好きなことやりたいこと、社会や周りが求めていること。それらを色々考えることで先に進むつもりですが、あんまり色々考えすぎても仕方ないので、過去に読んだ本に従って待つことにします。

日々の務めをできるだけ精一杯やりつつ、です。

2013年3月6日水曜日

(走) Trainingの其の百四十八以降の記録 - 百六十五まで

今振り返るとこの日のハーフマラソンを境に右膝の腸脛靭帯炎を発症したのは間違いないと思うのですが、リハビリしつつ様子を見ながら断続的に走っていました。「走っている」とは言えないくらい微々たるものですが、今年はもう少し間を開けずに続けていこうと思います。

2012年
百四十八:5/20, 1.3km, 10min,8km/h, 筋トレ
百四十九:6/3, 1.6km,16min,8.0km, 筋トレ
百五十:6/10, 2km,16min30s,7-8km/h, 筋トレ
百五十一:6/24, 2.15km,15min30s,8.5km/h, 筋トレ
百五十二:7/22, 3.0km,22min30s,7-9km/h, 筋トレ
百五十三:8/12, 2km,15min,8km/h, 筋トレ
百五十四:8/25, 2km,15min,8km/h, 筋トレ
百五十五:9/27, 水泳
百五十六:9/29, 3km,22min30s,7-8km/h, 水泳
百五十七:9/30, 水泳
百五十八:10/21, 水泳
百五十九:12/29, 7km,50min21s

2013年
百六十:1/14, 3km,23min40s, 筋トレ
百六十一:1/21, 5km,40min25s, 筋トレ
百六十二:2/3, 3km, 25min0s, 筋トレ
百六十三:2/10, 5km, 44min0s, 筋トレ
百六十四:2/24, 6km, 42min40s, 筋トレ
百六十五:3/3, 6km, 45min50s, 筋トレ

2013年2月23日土曜日

(研) 学内の研究発表会に参加しました

脳の話だったので、自分の今の研究テーマからは少し離れていました。なので発表をexcitingにするにはどうすればいいのか、という視点から聞かせていただきました。

今日、発表を聞いて思ったのは、

・イントロの1分以内で、今から話す内容が面白そうだと思わせること
・制限時間は絶対守ること
・緩急つけて話すこと
・聴衆がどのような人たちなのか、をしっかり把握した上で話す内容を組み立てること(これが一番大事かな^^;)
・情熱的に話すこと
・質疑ではうだうだしないこと

が口演において重要だということを再確認いたしました。自分の発表に活かしたいと思います。

2013年2月21日木曜日

(麻) 輸液反応性と動的指標に関する最近の知見

というタイトルの論文が今月号の「臨床麻酔」という雑誌(臨床麻酔 2013;37:201-6)に掲載されました。昨年の麻酔科学会関東甲信越・東京支部第52回学術集会のお昼時に講演させていただいた内容をもう一度見直して文章化したものです。

昨今オペ室で頻用されている(だろう?)SVV(stroke volume variation)やPPV(pulse pressure variation)について、文献的根拠がある内容についてまとめましたので、もしよければ御覧ください。皆様の(そして勿論患者さんの)お役に立てれば幸いです。
記載に間違いがあれば教えていただけると、こちらとしても勉強になりますので、どうぞよろしくお願い致します。

ついでに・・・
・ブログの背景もシンプルなものにしました
・投稿記事の下にリアクションボタンをつけてみました(PC版のみですし、目立たないですけど^^;)。気が向いたらクリックしてみてください。それによってブログに書く内容を、もう少し皆さんの役に立てるものにできるかもしれませんので~。

2013年2月7日木曜日

(本) BK and AK ~Before Kindle and After Kindle

「Kindle paperwhite」を購入してから3週間ほどたちました。

それまで電子書籍で本を読んだことがなかったので、iPadも結構手持ち無沙汰になっていました。ちょっと重いし、カバンにはiPhoneとMacBookProが入っているので、荷物多すぎです。
しかし読書ツールとしてiPadを使い始めてみると、実は素晴らしく役に立つ!ということを今更ながら実感しました。

「Le Petit Prince」の英語訳を試しに読んでいたのですが、これがiPad版。

同じページのpaperwhite版。
 

 
iPadのKindleアプリで読んでも、Kindle paperwhiteでも、読むという点では全く変わりないです。しかもiPadで読んでいる途中に中断、続きはpaperwhiteで読むか、というときでもwifi回線に接続されていればデータが連動してiPadで中断していたページに飛んでくれます。
 
何よりも便利なのが、Kindle版さえ出ていれば、どこでもすぐに本が買えてしまうことです。これは本好きにはたまりません。
 
と思って・・・嬉々として毎日読書していますが、まだまだKindle版の書籍が少ないことが残念です。paperwhiteを持ち歩けば、カバンに入れる本が少しは減るかと思いましたが、未だに岩波文庫の古典物とかはKindle版がないし、LiSAも電子版はないし、その他もろもろで持ち運ぶ本の量は3割減ってところでしょうか。Kindleでは洋書が結構充実しているので、洋書のハードカバーを持ち運ばなくてよくなったのがよいところでしょうか。買ったもののハードカバーで絶対持ち運べないよとがっかりしていた「Antifragile」はKindleで買い直してしまいました。わからない英単語を長押ししていると日本語訳が表示されるのも素晴らしいところ。
ということでKindleでは、英語の勉強がてら英語中心に読むようにしてますが、「光文社古典新訳文庫」シリーズももっとKindle化していただきたいです。ドストエフスキーの「罪と罰」とかサン=テグジュペリの「夜間飛行」なら即買いです。
 
とりあえずKindleで読んだ下の本はとても充実していました。内容の正誤判定は私にはよくわかりませんが、情熱・行動力が半端ではありません。もっと自分を成長させたい!前に進みたい!という欲望を刺激する良書だと僕は思いました。
 
 
 

2013年2月5日火曜日

(雑) 仕事って掘れば掘るだけあるものです

今日は久しぶりに、実験でできることがあまりないので、時間の余裕がありました。

こういう時こそ色々と論文読んだり、これからの方針を考えたり、これまでの実験で得られた図や表を見返して何を主張したいのか論理を構築し直したりすることに没頭…できると思いきや、

・医局の会計の仕事を担当させてもらっているのでそれの収支をまとめたり
・医局長選挙の選挙管理委員を担当させてもらっているので、それについて色々と意見を聞いて方針を練ったりまとめたり
・後輩の先生に頼まれていて、2週間ちょっと返事を待ってもらっていた仕事が一段落ついたのでメールで返信したり

といろいろな仕事をしていたら、大学院生の本分であるところのメインの部分が思ったほど進みませんでした。

大学院生である自分にもいろんな役割があって、その役割それぞれにおおよその締め切り日があります。僕は「やって」と人から頼まれたことはどんなことでもやりたい人間なので(できるかどうかは別です、勿論。取り組んでみないとできるかできないかわからないことは山ほどあります。やりたいかやりたくないか、とか、それは私がやることなのかどうか、とかそういうのは別の次元の話です)、自分の処理能力の許す限り担当させてもらうことにしています。

それらに取り組むとき、どれをどのくらいの精度・・・というか完成度・・・というか自分の満足度・・・で仕上げて相手に差し出すか、というのを想像して時間と情熱を傾けて仕事をするのですが、どれにどのくらいかかるのか、そしてどの程度で相手や自分が満足するのか。それは実際に取り組んでみないとわからないことがあります。

私の少ない経験では、どんな小さな仕事でも最終的なアウトカムは、それにかけた情熱と時間。それに加えて「作業の途中でどのくらい人さまの意見を聞いたか」に比例することが多いです。

ですので、はじめてやらせてもらうような仕事は、とりあえず受けた時点でスタートダッシュの如く一生懸命やります。まずダッシュしてみてこれは思ったより手強いぞ、とか、これは結構楽そうだ、とかそういう感触を、まだ仕事の締め切りのだいぶ前に把握出来れば精神的に楽ちんです。そこで更にやる気と情熱を注ぎこむか、ちょっと寝かせておいて他を優先してやるか、と決めます。

仕事が生じた時点で、「ちょっとめんどくさそうだなぁ」と思って、何もしないで寝かせておくと、ろくな結果になりません。そういうことを何度も経験して来ました。そしてこれからも経験するでしょう^^;

実験でも麻酔でも他の仕事でも全部そんな気がします。まず怠惰な自分に鞭打ってスタートさせることが大事です。と誰に言うでもなく、自分に言い聞かせてみます。

2013年2月2日土曜日

(雑) 麻酔科学会の事前登録、してみました

昨日からはじまっていたので、昨日早速登録しました。
http://www.anesth.or.jp/news2012/20130201.html

学会もFacebookでの情報発信、はじめたのですね。

昨年は事前登録したのに結局学会に行かなかったので(実験で使う機械の講習会や細胞のお世話のほうが重要だったのです)、15000円を無駄にしてしまいました。行かなかったことで得たものもいろいろあったので、100%無駄ではなかったのですが。

今年は演題さえ通れば絶対に参加するので、まぁ大丈夫だろうということで^^;
ついでにいくつか面白そうなリフレッシャーコースも申し込んでみました。じっと座っているのが苦手なので、厳選しました。
ついでにホテルも予約してみました。
飛行機も…と思いましたが、まだ日程が決まらないので、また後日。

今年は面白そうなハンズオンセミナーに参加したり(学会のタイムテーブルを見ると、今年はそういうものは行われないんでしょうか?) 、面白そうな外国の先生の講演、面白そうな基礎研究のセッションやポスター、優秀演題コーナーを見に行こうと思います。
後は普段なかなか会えない先生と話したり、美味しいお酒と美味しい食べ物に出会えればいいですね。

知識はもとより、自分のコミュニケーション能力が少しでも高まるような学会にしたいです。知識を得るだけなら学会に行く必要もない気がしますし。