それまで電子書籍で本を読んだことがなかったので、iPadも結構手持ち無沙汰になっていました。ちょっと重いし、カバンにはiPhoneとMacBookProが入っているので、荷物多すぎです。
しかし読書ツールとしてiPadを使い始めてみると、実は素晴らしく役に立つ!ということを今更ながら実感しました。
「Le Petit Prince」の英語訳を試しに読んでいたのですが、これがiPad版。
同じページのpaperwhite版。
iPadのKindleアプリで読んでも、Kindle paperwhiteでも、読むという点では全く変わりないです。しかもiPadで読んでいる途中に中断、続きはpaperwhiteで読むか、というときでもwifi回線に接続されていればデータが連動してiPadで中断していたページに飛んでくれます。
何よりも便利なのが、Kindle版さえ出ていれば、どこでもすぐに本が買えてしまうことです。これは本好きにはたまりません。
と思って・・・嬉々として毎日読書していますが、まだまだKindle版の書籍が少ないことが残念です。paperwhiteを持ち歩けば、カバンに入れる本が少しは減るかと思いましたが、未だに岩波文庫の古典物とかはKindle版がないし、LiSAも電子版はないし、その他もろもろで持ち運ぶ本の量は3割減ってところでしょうか。Kindleでは洋書が結構充実しているので、洋書のハードカバーを持ち運ばなくてよくなったのがよいところでしょうか。買ったもののハードカバーで絶対持ち運べないよとがっかりしていた「Antifragile」はKindleで買い直してしまいました。わからない英単語を長押ししていると日本語訳が表示されるのも素晴らしいところ。
ということでKindleでは、英語の勉強がてら英語中心に読むようにしてますが、「光文社古典新訳文庫」シリーズももっとKindle化していただきたいです。ドストエフスキーの「罪と罰」とかサン=テグジュペリの「夜間飛行」なら即買いです。
とりあえずKindleで読んだ下の本はとても充実していました。内容の正誤判定は私にはよくわかりませんが、情熱・行動力が半端ではありません。もっと自分を成長させたい!前に進みたい!という欲望を刺激する良書だと僕は思いました。