FacebookでY先生が教えてくれたので、自分も実物を手にとって見ました。学会会場で売られていたようなのでもう既に手元にある人も多いのかもしれませんが。大学の生協でぱらぱらめくると読みやすかったので、とても気に入り、即購入。そして結構読んでしまいました。私のように、時々しか帝王切開に関わらない状態で、まとまった勉強時間をとれなくて、専門の施設に研修に行けないような状態の大学院生麻酔科医にはとても役に立ちます。妊婦さんの合併症別に麻酔科医の取るべき対応法がコンパクトにまとまっていますし、産科救急への対応にもページが割かれていますし、参考文献も項目別に適度に掲載されていますので、知識の穴を埋めるのに役立ちそうです。麻酔科専門医試験の口頭試験対策にも役立つような気がします。この本だけで学習を終えてはいけないんでしょうが、知識の棚を作るのには非常に便利な一冊です。実践的な内容ですし、麻酔研修開始したばっかりのレジデントの先生たちにもおすすめです。私は当直のお供として愛読させていただきます。今度の当直前にひと通り目を通そうと思います。羊土社のマニュアル。心臓麻酔、産科麻酔ポケットマニュアルと来たから、次は小児麻酔マニュアルでしょうか?安直すぎですか?私はまた買っちゃいそうですけど。