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2014年9月1日月曜日

(音) Mr. Childrenの3曲

自分の人生なのに、全く制御不能だと感じたことがありますか?私のこの8月は…というかこの1年3ヶ月ほどは、ずっとそんな状態でした。その間にも、Mr. Childrenの曲を何度も聴いたりしました。Mr. Childrenに限らず、沢山の音楽を聴いてました。ただただ音楽を聴くために。今日は、Mr.Childrenの中でも特に好きな3曲を貼っておきます。


「僕らの音」です。


まだ まだ まだ イントロも終わってない

あとは「es」です。


"答え"なんてどこにも見当たらないけど
それでいいさ 流れるまま進もう

あとは「タガタメ」です。


左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ
この世界に潜む 怒りや悲しみに
あと何度出会うだろう それを許せるかな?





2014年7月17日木曜日

(音) 2014年上半期に聴いたものから

取り敢えず、今年の元旦から7月16日までに聴いた、113作品の中から9作品を選んでみました。聴いた順です。

1. House of Gold & Bones Part One / Stone Sour (2012年、アメリカ)
以前の投稿で本アルバム収録の哀愁バラッド「Taciturn」を紹介したので、今日はミドルテンポの渋いロック「Tired」を貼っておきます。



2. Hydra / Within Temptation (2014年、オランダ)
いつの間にか3曲目収録の「And We Run」のプロモーションらしきものが作られていました。1:08-からの展開が何度聴いても美しい曲です。サビのバックで刻まれているドラムの音が好み。



3. 夢供養 / さだまさし (1979年、日本)
このアルバムには私の大好きな「まほろば」が収録されているのですが、「春告鳥」にやられてしまいました。いい動画が見当たらなかったので動画は貼りません。

春の夢 朧気に咲き
春の夢 密やかに逝く
古都の庭先野辺の送り
ふりむけばただ閑かさ

曲の雰囲気も…ですが、歌詞の世界がとにかく凄いです。このアルバムには他にも「風の篝火」や「療養所」、「空蝉」が収録されていて、その空気の密度に窒息しそうになります。このアルバムはこれから長くお世話になりそうです。

4. 人生x僕= / ONE OK ROCK (2013年、日本)
いいロックバンドですよね。今年はじめて聴きました。2曲目収録の「Ending Story??」はキャッチーで取っ付き易い疾走ロックなので好きです。静止画ですが曲は聴けますので貼っておきます。


5. ENTERTAINMENT / SEKAI NO OWARI (2012年、日本)
私は「スターライトパレード」より「Love the wartz」とか「Never Ending World」とか「生物学的幻想曲」とか「眠り姫」が好きです。
収録バージョンと違いますが「Love the wartz」を貼っておきます。



6. 主人公~さだまさしクラシックス / 花井悠希 (2010年、日本)
私の大好きな「まほろば」もカバーしてくださっているこのアルバム。秋桜(こすもす)の動画はあったので貼っておきます。


花井悠希氏が参加している「1966カルテット」がThe Beatlesの曲もカヴァーしています。そちらもよい。The Beatlesの「Girl」が好きなのですが、「Help!」があったので貼っておきます。


7. Quantum Enigma / Epica (2014年、オランダ)
前々作収録のバラード「Tides of Time」を聴いて以来のこのバンドのファンですが、今作はsymphonic female vocal metal bandとしての成長が心地よく感じられた会心作でした。何度もリピートさせてもらいました。本作の中でもお気に入りの4曲目「Victims Of Contingency」を貼っておきます。ヴォーカルはデス声で始まりますが、サビのコーラス、いいですね。


見つけたので名バラード「Tides of Time」も貼っておきます。


8. Titan / Septic Flesh (2014年、ギリシャ)
アルバムのハイライトである4曲目収録の"Prototype"を貼っておきます。煩いので心臓が弱い人は音量に注意してください。
この曲の1:18-のダイナミズムは白眉。すごいなぁSepticflesh。シンフォニックブラックメタルバンドというニッチなジャンルで語るには勿体無い風体になりました。今作でまた一皮向けましたね。うーん、返す返す、今年の初来日公演を見逃したのが悔しいです。



9. Chopin: Piano Concertos 1 & 2 / Lang Lang (2008年、中国)
ショパンのピアノ協奏曲を知ったのは漫画「ピアノの森」のお陰ですが、取り敢えずレンタルで聴けたラン・ランのピアノ演奏の動画を貼っておきます。イントロのオケも早速虜になってしまいましたが、オケ演奏4分過ぎに入ってくるピアノの導入。確かに凄いですね。クリスティアン・ツィマーマンの演奏も並行して聴いている最中ですが、今のところ先に触れたラン・ランの演奏のほうが好みです。私がCDで聴いたのはズービン・メータ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。


2014年6月24日火曜日

(音) エゴラッピン至高の1曲 - 色彩のブルース

中森明菜もカバーしていますし、とても有名な曲(なのかどうか不明)ですが、いいものはいいです。


吐き出す言葉に 熱いメロディー
切なくよみがえる デジャブュの香り
心を溶かす 色彩のブルース

2002年の冬、日本海側の北國でアルバイトをしていた行き帰りに、よくこの曲を聴いていた気がします。雪が降って降って降り積もって、車が渋滞して全然進まないことが…あの頃の雪國でもありました。

それからもう12年も経つのかと、そしてこの曲が、ますます自分の中で輝きを放っているのかと思うと、人生の不思議さに感謝するとともに眩暈がしそうになります。


***
Ego Wrappin'なら「くちばしにチェリー」も好きですが、「BRAND NEW DAY」(2010年発表)の方がより好みです。今まであまり考えたことありませんでしたが、この曲調は夏っぽいですかね。


何でもこいや いけないのかい あんたはどうだい 茶番じゃないかい
BRAND NEW DAY 笑って
日に日に何度も試そうでっかい夢がいっぱい茶の湯いっぱい
BRAND NEW DAY 笑って


2014年3月7日金曜日

(音) When Japan rules all over the world !!!!! - ヘビメタ?ベビメタ?それがどうしたー凄いBABYMETALのBABYMETAL (2014年、日本)


ゴシックテイストなジャケット。ついに出ました。今我が国で1番勢いのあるメタルアイドルダンスユニットのベビメタちゃんことBABYMETALのファーストアルバム。なんと2000円です。

と思って収録曲を見たのですが、13曲中、#1,2,4,5,6,7,12,13は私でも既に知っている曲。うーん、ちょっとがっかり…ベストアルバム的な扱いなのか…もう少し冒険して欲しかったなぁ、でも沢山売りたいんだろうし、既発曲の評判がどれもきっといいんだろうし、まぁしょうがないのかなぁ…。

ということで未聴の残り5曲を聴くためにアルバムを購入する必要があるのかよく分からない…とちょっとだけ思いつつも購入。どんな曲順でアルバムが作られているのかなぁーと、2/26の発売から4日間で30回以上全トラックをリピートして聴いて見た時点で感じたことを以下に。

#1で始まり#13で終わる…其の流れ、あぁいいなぁ。#5は1番オーセンティックなX JAPANがXだった頃のスピードメタル的なサウンドだけど、こういう神曲を#5のような場所におけるのはとっても贅沢。そういえばこのアルバムにはバラッドがない。いらない。でもバラッドっぽい#11が1番の良曲。ゴシックテイストがたまらなくツボ。ランニングタイムが3分台と短いのが残念。今後は10分位のプログレッシブな曲にも是非挑戦してもらいたいところ。
勿論 #8が、#10が、#9のような曲がライブで超盛り上がるだろうことは容易に想像できるけど。#9の、ところどころが、ももクロのセカンド・アルバム収録の「Birth O Birth」っぽくて面白い。#11「ヘドバンギャー!!」のギターがブラックメタルっぽかったり#10のイントロがデスメタルっぽかったりしてて、懐の深さをアルバムのあちこちで感じてしまいます。
うーん、世界制覇してほしいなぁ。

01.BABYMETAL DEATH
02.メギツネ
03.ギミチョコ!!
04.いいね!
05.紅月-アカツキ-
06.ド・キ・ド・キ☆モーニング
07.おねだり大作戦
08.4の歌
09.ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
10.Catch me if you can
11.悪夢の輪舞曲
12.ヘドバンギャー!!
13.イジメ、ダメ、ゼッタイ

***
という前ふりをさせていただいて、参加してまいりました。小雨降る中ひらかれたBABYMETAL初の単独公演 in 日本武道館のday1(赤い夜 天下一メタル武道会)。



確かに天下一武道会っぽいセット…。
ライブはMCなし、アンコール無し、ファーストアルバム収録の13曲+ギター&ベース&ドラムソロのみの1時間ちょっと。
メタルのライブってこうあるべきだと思います。くだらないMCとか全く必要ありません。


なんとこのファーストアルバム。アメリカ、イギリス、カナダのメタルチャートでNo.1を獲得しています。それは我が国が誇る国産メタルバンドのX JapanもLUNA SEAもSEX MACHINEGUNSも陰陽座もDIR EN GREYもGALNERYUSも成し遂げなかった偉業です。

なぜかといえば、BABYMETALはポップ&メタル&その他の音楽ジャンルのごった煮というカオスなジャンルを作ってしまったからでしょう。きゃりーぱみゅぱみゅもPerfumeも海外で頑張っているけれど、BABYMETALに勝てるかどうか…是非皆さんに頑張っていただきたいと思います。 

2013年12月23日月曜日

(音) 2013年に出会った音楽のまとめ

2013年、あと8日ありますが、取り敢えず2013年の音楽の総括をしてみたいと思います。

***
そう、私はずっと酔っていました。

ポリーニ氏が演奏する「ブラームスのピアノ協奏曲第1番の第2楽章」に、
ギュンター・ヴァント指揮の「ブラームスの交響曲第3番の第3楽章」に、
カルロス・クライバー指揮の「ブラームスの交響曲第4番の第1楽章」に。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮の「マーラーの交響曲第9番第4楽章」に。
ももいろクローバーZの「DNA狂詩曲」に、「Z女戦争」に、「上球物語-carpe diem-」に。
私立恵比寿中学の「大人はわかってくれない」に、「頑張ってる途中」に。
Kalafinaの「Red Moon」に。
Museの「Uprising」に。
B'zの「drive to MY WORLD」に。
The Beatlesの「Girl」に。
MASCHERAの「乱夢」に。
Mr. Childrenの「タガタメ」に、「僕らの音」に。
Therionの「La Maritza」に。
荒井由実の「埠頭を渡る風」に。
山口百恵の「I came from 横須賀」に。
Orphaned Landの「Brother」に。
Keith Jarrettのアルバム「The Melody at Night, With You」に。

そしてライブで聴いた
渋谷でのKamelotの「Prodigal sin」に。
幕張でのBlack Sabbathの「War pigs」に、「N.I.B.」に。
埼玉スーパーアリーナでのCarcassの「1985」に、「Heartwork」に。
埼玉スーパーアリーナでのBABYMETALの「紅月」に。
東京ドームでのBon Joviの「Livin' on a Prayer」に、「Bad Medicine」に。
初台でのエレーヌ・グリモー氏の演奏する「ブラームスのピアノ協奏曲第1番の第3楽章」に。
マリンメッセ福岡でのももいろクローバーZの「猛烈宇宙交響曲•第七楽章「無限の愛」」に、「Z女戦争」に。


これらの音楽に今年新しく陶酔することができたのは、沢山の方々の導きのお陰です。これらの音に全く触れずに今年1年を楽しく生きてきた人がいることを、私はよく知っています。というか99.5%以上の人がそうでしょう。

しかし私にとっては、これらの音楽に、今年新しく~昔1度聴いたものでもその魅力を再発見したというものも含めて~出会えたことは、この人生においては矢張り奇跡のようなことだと思わずにはいられません。
自分の人生において最も悲喜交々の凝縮されたこの年においては。

音楽のない人生は私には考えられません。
また来年、新しい発見を、喜びを、音楽にも見出せますように。

2013年12月20日金曜日

(音) 東京ドームの心室細動

相変わらず実験したり麻酔したり本を読んだり音楽を聴いたり映画を見たり電車に乗ったり走ったり歩いたり…素晴らしき人たちとご飯を食べたりお酒を飲んだりの日々が続いていて、感謝する毎日です。


***


遥か昔のことのようですが、先日、東京ドームのBon Joviのライブに行って参りました。


以下はそのセットリスト。私は10曲目のKeep the Faithから参加出来ました。この日は夕方に緊急手術の麻酔を担当させていただいたため、ライブの最初からは参加できませんでした。思い返してみると、最初から参加できなかったライブは、今回が初めてだったかもしれません。

1、That's What The Water Made Me
2、You Give Love A Bad Name
3、Raise Your Hands
4、Lost Highway
5、Whole Lot Of Leavin'
6、It's My Life
7、Because We Can
8、What About Now
9、We Got It Goin' On
10、Keep the Faith
11、(You Want to) Make A Memory
12、Captain Crash & The Beauty Queen From Mars
13、Born To Be My Baby
14、We Weren't Born To Follow
15、Who Says You Can't Go Home
16、I'll Sleep When I'm Dead
(Rockin' All Over the World)
(Start Me Up)
(Great Balls Of Fire)
(You Shook Me All Night Long)
17、Bad Medicine
(Shout)

18、In These Arms
19、Have A Nice Day
20、Wanted Dead Or Alive
21、Livin' On A Prayer

Bon Joviの中でfavoriteの「It's my life」を聴けなかったのは痛恨ですが、encore最後の「Livin' on a Prayer」では号泣してしまいました。それだけでも参加した甲斐がある素晴らしいショーでした。流石に今回で日本公演100回目、というだけのことはあります。というか、そんな記録、ちょっとやそっとのことでは達成できません。

ということで「It's my life」を貼っておきます。


Like Frankie said
I did it my way
I just wanna live while I'm alive
It's my life

歌詞が人生賛歌です。

***

それはそうと、東京は今日も雨降りでした。


「東京」、「雨降り」という2つの単語で真っ先に連想されるものといえば桑田佳祐氏の「東京」(2002年6月26日発売)です。
先日、友人との会話の中で「ふっ」とこの歌のことが出てきました。私自身、その会話の少し前に、この曲がとても懐かしくなっていたのでiPod classicに取り込んでいたばかりでしたので、吃驚しました。

ということで貼っておきます。ショートバージョンですが。


「東京」の歌詞にこうあります。

幸せと知りながら 心にさす傘は無い

「傘はない」といえば思い出すのは井上陽水氏の「傘がない」です。1992年のコンサート時の動画を貼っておきます。


つめたい雨が今日は心に浸みる
君の事以外は考えられなくなる
それはいい事だろう?

渡り廊下走り隊7の名曲「希望山脈」も貼っておきます。


生きてゆくことは
山を越えること
次から次へと
山々は続く

(中略)

落ち込んでいても
始まらないよ
正面向いたら
運も開けてくるさ

(中略)

立ち止まったら
道が終わるだけ
もう少し頑張れば
頂上
近づいてくる

***

人生、前進あるのみです。もうすぐ2014年です。

2013年10月25日金曜日

(音) 10月の音〜MozartからBABYMETALまで

ヒュー・ジャックマンが主演の、9月13日から公開されていた映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の導入部で、ラジオから音楽が流れてくる場面があります。どこかで聴いた音楽でした。思い出すのに時間がかかると思っていたら意外にも20秒くらいで思い出せました。モーツァルトのレクイエムの「Rex Tremendae」でした。カール・ベーム(Karl Böhm)指揮の音源がありましたので貼っておきます(iPhoneやiPadなどではYoutubeの動画のリンクが見られないかもしれません)。


映画の中で、自分が好きな音が不意打ちのように流れてくると嬉しくなります。今回の嬉しさはジム・キャリーが主演の映画「イエス・マン」のイントロで、Journeyの「Separate Ways」が聞こえてきた時と同じくらいでした。

Journeyの「Separate Ways」
流石に古臭い映像ですが、音楽は素晴らしい。



そういえば宮島の宿で、John Coltraneの「A Love Supreme」のCDと出会ったのでした。

John ColtraneのA Love Supremeの#1収録の「Acknowledgement」


このアルバム、何度も聞いていたのですが、うーん、という感じであまりその良さがわからなかったのですが、旅先で聴くと、少し別のもののように、少しよいもののように感じられました。


丁度、このような厳島神社の夜景を見た後に聴いた後だったからなのか…。まぁよく分かりませんが、この先、このアルバムを聴くたびに、私は夜の宮島を思い出してしまいます。それはDream Theaterの「Sacrificed Sons」を聴くたびに、2011年のASA(American Society of Anesthesiologists)で訪れたシカゴの街を何故か思い出してしまうのと同じようなものです。
そういう「〜〜を聴くと〜〜を思い出す」みたいな感覚って、皆さんにあるんでしょうか。

Dream Theaterの「Sacrificed Sons」
6分20秒過ぎくらいからじわじわじわじわきて、最後まで緊張が途切れないのです。


と、最近聞いた音楽をつらつらと思い出しましたが、今月、最も衝撃を受けたのはラウドパークday2でみたBABYMETALです。


私はこの日のライブ、Metal Clone XとBreaking Arrowsを除く9バンド(King Diamondは来なかったからね…)のステージを、鼻水ずるずるさせながらさいたまスーパーアリーナで計9時間ほど聴いていたのですが、BABYMETALが1番盛り上がってたんじゃないかと思います。少なくとも、(私を含めて)BABYMETALを聴いたことないであろう人たちに1番ヘッドバンキングさせていたのは彼女たちのライブだったと思います。あーあ、イングヴェイがオオトリやるより、彼女たちにしてもらったほうがゼッタイ盛り上がったと思います。名曲「Far Beyond the Sun」が生で聴けたのはよかったんだけどなぁ…。

Yngwie Malmsteenの「Far Beyond the Sun」(動画の2分55秒〜)
この動画は日本フィルハーモニー交響楽団と共演した時の音です。



そしてBABYMETALの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
こんなの、本当、よく思いつくよなぁ。


2013年9月16日月曜日

(音) 私立恵比寿中学の「中人」(2013年) ~ 無念、ももクロのセカンド・アルバム敗れたり…

ももいろクローバーZのセカンド・アルバムについての記事を以前書きましたが、今日ご紹介するJ-POPアルバムの方が完成度が高く感じられました。アルバムタイトルは「ちゅうにん」と発音するようです。



私は「私立恵比寿中学」(エビ中、と略すらしいです)のライブに行ったことがありませんし、これまで発表された曲も知りませんでした。TSUTAYA DISCASでたまたまレンタルしたこのアルバムで、初めて彼女たちの音楽に触れることとなりました。

ももクロのセカンドとエビ中のファーストアルバムと。どっちが優れているか、という話をしてもまるで意味が無いのでしませんし、そもそもどっちも「所詮アイドルが下手くそな歌うたってるだけだろ」と唾吐く、ステレオタイプ的態度の、食わず嫌いの人が沢山いることも容易に想像できますので、まぁ私的にもどうでもよいのですが、最近いいJ-POPないかなぁ、と何かを探している人には、私は取り敢えず本作を推薦してみたいと思います。

本作の特長
・17曲も入っている
―うち3曲はinterlude、つまり曲と曲との間奏のようなお遊びです。ですのでちゃんとした曲としては14曲でしょうか。interlude3曲の中では#6は白眉の出来で、毎回聞き惚れてしまいます。

・しかもキャッチーな曲が沢山入っている
―下に赤く示しましたが、私的にはこの9曲は大して噛まなくてもいい曲だと思える分かり易い良曲でした。14曲中9曲ですので64%が良曲クラス。というアルバムには近年そうそう出会えるものではないです。

・しかもしかもメタルあり!!
―1曲聴くならどれか、と問われれば#3か#7か#8か#10あたりでしょうか…。其の中でも#7「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」は異色の出来。私はそれほどアイドルの歌に詳しくはないのですが、私がこれまでの人生で接してきたアイドルの曲の中ではキング・オブ・メタルな曲でした。
ピアノのイントロ、其の後に続くドラムス、ギターソロ、シンセ…コーラスの異常なまでのテンションの高さとキャッチーさ、これは本当にメロディック・スピード・メタルの世界ですよ。この曲を聴くだけでもこのアルバムを聴く価値がありそうです。
まぁ、でも歌謡曲的哀愁に溢れた#3と#10の方がアイドルっぽくて分かりやすいですが。昭和の家族への憧憬を強く思わせる名バラッド#13「いい湯かな?」やポップチューン#11、努力している人たちへの応援ソング#16はじりじりはまってきました。

彼女たちはこれからきっと、もっと人気が出るんでしょうね。歌はまだまだ上手くありませんが、それをカバーして余りあるエナジーに満ち溢れた1枚でした。お暇な方はどうぞ。私はもう30過ぎてますが#8「大人はわかってくれない」の歌詞と青春ロックのさじ加減ときたら感涙するしかありませんでした。

歌謡曲的哀愁ポップあり、テクノあり(#9はYMOのカバーです)、ロックあり、メタルありの1作です。今年一番のJ-POPかなぁ…、もしもっといい作品に出会っている方がいらっしゃったら是非教えて下さい。お願いします。


1. Chuning!! (Interlude) 00:48
2. 仮契約のシンデレラ (long ver.) 05:17
3. 梅 04:14
4. あたしきっと無限ルーパー 04:04
5. R-O-B-O-C-K 02:57
6. 高校廃止法案 (Interlude) 02:18
7. 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX 04:31
8. 大人はわかってくれない 03:55
9. 体操 04:19
10. 禁断のカルマ 05:30
11. 誘惑したいや 05:37
12. チューニング真っ最中 (Interlude) 00:48
13. いい湯かな? 07:59
14. 手をつなごう 05:33
15. 中人DANCE MUSIC 04:56
16. 頑張ってる途中 04:52
17. あるあるフラダンス 03:06

2013年8月4日日曜日

(音) 雑感 〜 ももいろクローバーZ ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会

行って参りました。日産スタジアムに来たのは初めてです。
サッカーファンではないのでもしかするとこれが最初で最後かもしれません。

何ヶ月か前にチケットが取れたので、行かないわけにはいきません。チケット取れなかった人が沢山いるでしょうし、何より4ヶ月前の「ももクロ春の一大事」(day2)の時には聴けなかった曲を聴かないわけにはいきませんでした。


ここに写っている皆さん、全部でおよそ6万人くらいいるらしいですが、これ全部ももクロのファン(モノノフと呼ばれています)らしいですよ。全国の映画館などで同時中継されてそれらに参加している人を足すと全部で8万5千人くらいらしいです。
すごい事ですね。
この日産スタジアムでは今週末8月10日土曜と11日日曜にはサザン・オール・スターズがライブをするようです。流石にサザンは2daysですね。会場内の写真はこの1枚だけ。


会場前には花が沢山ありました。いろんな人たちに彼女たちは愛されているようです。

んでライブ…。
16時過ぎに開始して21時に終了。5時間です。

1曲目は布袋寅泰のギター伴奏による「君が代」。会場一体となって国家を斉唱して、しかもライブ会場にどでかい日本国旗が掲げられているアイドルのライブなんて、私はももクロ以外に知りません。

そして今日演奏された曲は…(encore以外は曲順合っていません。いずれどこかに掲載されるはずですので曲順が知りたい方がもしいらっしゃったらそちらを御覧ください)

***
・PUSH
・仮想ディストピア
・サラバ、愛しき悲しみたちよ
・DNA狂詩曲
・猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
・Z女戦争
・月と銀紙飛行船
・神奈川県立湘南台高校によるブラスバンド演奏(2012年12月16日、"第40回記念マーチングバンド・カラーガード全国大会"にて、編成別最優秀賞(高等学校の部・大編成)、グランプリ 文部科学大臣賞 受賞)
・ゲッダーン!
・5 The POWER
・宙飛ぶ!お座敷列車
・Neo STARGATE
・ムーンライト伝説(カバー)
・上球物語 -Carpe diem-
・BIONIC CHERRY
・ももいろ太鼓どどんが節
・ワニとシャンプー
・ピンキージョーンズ
・キミノアト
・バンビーナ(布袋寅泰による)
・ココ☆ナツ
・Chai Maxx
・走れ!
・行くぜっ!怪盗少女
・労働讃歌

-encore-
・灰とダイヤモンド
・コノウタ
・ニッポン笑顔百景
・黒い週末

***
ももクロがメインで歌った曲だけで27曲です。ここに書けていないものもあると思いますがたっぷり5時間弱のライブでした。会場みんな、殆ど立ちっぱなしでした。本当に凄いライブです。前回参加した時には知らない曲も結構ありましたが、今回は新曲以外すべて分かりました。

と思っているうちにFacebook上でセットリストがアップされていましたので引用。

***
<開会式>
1:PUSH
2:サラバ、愛しき悲しみたちよ
3:仮想ディストピア
4:DNA狂詩曲
<MC1>
5:Z女戦争
6:猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
7:月と銀紙飛行機
<Performance>
8:上を向いて歩こう~ゲッダーン
9:ココ☆ナツ
<MC2>
10:ワニとシャンプー
<MC3>
11:5The POWER
<MC4>
12:ムーンライト伝説
<MC5>
 松崎しげるショー
 愛のメモリー~重大発表
13:Neo STARGATE
14: 宙飛ぶ!お座敷列車
15:ももいろ太鼓どどんが節(新曲)
<MC6>
16:上球物語
17:BIONIC CHERRY
<SOCCER ALLSTAR GAME>
18:ピンキージョーンズ
19:Chai Maxx
20:キミノアト
<MC7>
21:バンビーナ(布袋寅泰+ももクロ)
22:行くぜっ!怪盗少女
23:労働讃歌
24:走れ!
25:ももクロのニッポン万歳!
<MC8 エンドトーク>
ENCORE
26:灰とダイヤモンド
27:コノウタ
<MC9>
28:さくらさくら~ニッポン笑顔百景
29:黒い週末
<MC10 エンドトーク>***

その他にも猫ひろしがライブの途中から日産スタジアム外周を42.195km完走したり、はりせんぼんの「箕輪はるか」が一緒に「ワニとシャンプー」を歌ったり、武井壮と百田夏菜子が短距離走で勝負したり、元全日本サッカーオールスターズとももクロたちがサッカー対決したり、南国ピーナッツこと松崎しげるが2013年12月23日の、真冬の西武ドームライブを発表したり…。

今までヘヴィメタル、クラシック、その他いろんなライブに参加してきましたが、今日のライブは最高に愛が感じられるライブでした。

本当にありがとうございました。感謝。

2013年6月30日日曜日

(本) (音) 2013年上半期の本と音のまとめ

今日で6月も終わりです。
この半年間、色々あって、読書に集中できた時間はこの2、3年の中では限られていたように感じます。それでも読んでよかったと思える本に幾つか出会えたのはラッキーでした。この半年間は、本よりも実際の体験からたくさんのことを学んだ気がします。

この上半期、特に読んでよかったと感じた1冊はヘッセのシッダールタでした。これは薄い小説ですが、読むたびに新しい気づきが得られそうです。
シュリーマンとシュヴァイツェルの著作からはしつこいくらいの情熱とひたむきさを学びました。さりながら、はこの時期でなければ出会っていなかった1冊です。読む人によって、大きく印象が異なる1冊ではないかと想像します。
仕事や実験で特に行き詰っていたわけではないのですが、働き方についての本を読む機会が多かった気もします。上半期に購入していながら消化できていない本については、下半期に登場するかもしれません。

<もう1回以上読みたい9冊>
シッダールタ / ヘッセ、高橋健二訳 / 1959
古代への情熱―シュリーマン自伝 / シュリーマン、関楠生訳 / 1977
水と原生林のはざまで / シュヴァイツェル、野村実訳 / 岩波書店 / 1957
読書について / アルトゥール・ショーペンハウアー、鈴木芳子訳 / 光文社 / 2013
プラトン―哲学者とは何か / 納富信留 / 日本放送出版協会 /2002
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました / 出雲充 / ダイヤモンド社 / 2012
ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由 / 岩田松雄 / アスコム / 2012
自分をいかして生きる/ 西村佳哲 / 筑摩書房 /2011
さりながら / フィリップ・フォレスト、澤田直訳 / 白水社 / 2008

***
音楽についてはより深刻な状況で、新しいものを積極的に摂取する意欲がこの半年間は減退していました。それでも下の8作品はよく聞いた気がします。Therionのシャンソンソングのカヴァー・アルバムは出色の出来でした。「La Maritza」は以前紹介したので、「Polichinelle」を貼り付けておきます。


Thomas Zwijsenのアコースティックギターによるアイアン・メイデンのカヴァー・アルバムも、並大抵なものではないでしょう。
イスラエルのバンド、Orphaned Landの待ちに待った新作はいい意味でマンネリしていて安心しました。アルバム収録曲からOfficial videoとして公開されている「Brothers」を貼り付けておきます。


<よく聞いた8作品>
Colors / Between The Buried And Me / 2007
Covers / BENI / 2012
Babel / Mumfold & Sons / 2012
Nylon Maiden / Thomas Zwijsen / 2013
Neverworld's End / Xandria / 2012
5th dimension / ももいろクローバーZ / 2013
Les Fleurs Du Mal / Therion / 2012
All is one / Orphaned Land / 2013

***
先日、久しぶりに「モリー先生との火曜日」を読みました。

"the culture doesn't encourage you to think about such things until you're about to die. We're so wrapped up with egotistical things, career, family, having enough money, meeting the mortgage, getting a new car, fixing the radiator when it breaks - we're involved in trillions of little acts just to keep going. So we don't get into the habit of standing back and looking at our lives and saying, Is this all? Is this all I want? Is something missing? "
 He paused.
 "You need someone to probe you in that direction. It won't just happen automatically."

 I knew what he was saying. We all need teachers in our lives.

「その方向にすすめてくれる人が誰か必要だろう。ひとりでにはそうはならない。」

と書いてありました。

誰かは他人かも知れませんし、今の自分はまだ出会っていない未来の自分かもしれません。想像し得ない誰かや何かに導かれているような感覚を感じながら日々の生活に集中していられることは、もしかすると、とても幸せなことではないか、そう思います。宗教とかスピリチュアルとかの話ではないですよ。何かが自分に接近したときに、それがその時の自分に必要だという確信をもってぐいと引き寄せるために、本を読むということが役に立っているのかもしれない−そんなことを思います。本なんか読んでなんの役に立つんですか、という人がもしいらっしゃったら、私はそういう返答をしたいと思います。多分質問をした方には、その場では理解していただけないと思いますが、後で気づいてくれるはずです。自分から出る全ての言葉が、聞き手にその場で理解していただけると思い込むから、いろんなどうでもよい衝突が起こるのです。もう少しゆっくり待ったらいいのです。時間がなんのためにあるのかについて、少しでも思いを馳せて、それに乗っかったらいいのです。いつでもそうではありませんが、そうすることでとてもうまくいくことは、私たちの人生の中で、結構な割合で存在すると思います。


2013年4月12日金曜日

(音) ももいろクローバーZの5th Dimension (2013年) − ポップアルバムを作る人にもまだ良心のある人たちがいた…と、妄想かもしれないけど信じられそうな渾身の1作です

久しぶりに、記録を残したいと思える音楽に出会えたので書くことにします。

4月9日。久しぶりにJ-Popのアルバムを、発売日に、店頭で、定価で買いました。レジに到達したのは閉店3分前でした。
この条件で邦楽のアルバムを購入したのは、恐らく高校生の頃に買ったX Japanの「DAHLIA」(1996年)以来でしょう。いや、ちがうかも。でも、医者になってからそんなことをした記憶が全くないです。

取り敢えず今回店頭で買ったのは初回限定盤Aです。「初恋」、「なごり雪」、「秋桜」、「あの素晴しい愛をもう一度」などのフォークソングのカヴァーを中心に収録したライブCDが長尺で付いてきます。初回限定盤BはAmazonで割引されていたので予約していました。そちらは4月10日に届きました。Amazonは1つの商品に注文が集中すると、予約していてもなかなか手元に届かないことがあると聞いたことがあったのですが、本作については杞憂でした。

大学院生なせいかわかりませんが、4月9〜12日の4日間でアルバムを20回くらい全編通して聴くことができました。本作は沢山売れてるようですし、それがAmazonのレヴュー数に反映されているようです。色んな意見に触れることが出来ていいですね。
僕は彼女たちの音楽を初めて聞いたのが2012年4月29日なので、今日で348日です。ライブには行ったことはなく、これまで聞いた作品は以下の順番。

・1stアルバム「バトルアンドロマンス」
・メジャー7htシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」
・メジャー9thシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」
・マーティ・フリードマンによるデスメタルカヴァーアルバム「鉄色クローンX」
・DVD作品「ももクロ夏のバカ騒ぎ SUMMER DIVE 2012 西武ドーム大会」
・メジャー6thシングル「労働讃歌」
・メジャー8thシングル「Z女戦争」
・桃黒亭一門名義のシングル「ニッポン笑顔百景」

という背景で触れた本作品、ということで印象を書きます。

本作は、本当に太っ腹なアルバムだと思います。
シンフォニックなクワイアあり(#1)、ヒップホップあり(#4と5)、プログレあり(あちこち目まぐるしく転調します)、ポップあり(ももいろクローバーZお得意なスタイルとしては#2,#10,#11です。#10はいいですよね)、ギターソロ入りなメロディックスピードメタルあり(#3)、哀愁バラードあり(#8,#13)、アイドルファンにはたまらない(?)楽曲中のメンバーそれぞれによる語りあり(#8)、何でもありです。あ、でも、ロックはないかも。

彼女たちの音楽に手放しで盲従する人たちには本作は何の抵抗もなく受け入れられるでしょうが、ほぼ全曲キャッチーすぎる、太平洋戦争終戦以来この数十年の我が国の音楽史上に燦然と輝くであろう至宝のポップアルバム「バトルアンドロマンス」を今作にも期待してしまうライトなファンの何割かは本作で脱落するんじゃないかな、と思ってしまいました。ですが、今の彼女たちの人気を考えると、新機軸に挑戦する余裕が、コマーシャルな視点からも許されたんだと思います。
その意味で「記録を塗り替えましょう」「一瞬一瞬フルパワー!」な歌詞そのものを地で行った訳です。

一方、こうも思います。
本作に収録されているシングル既発4曲にプラスして、既発シングルのカップリングとして発表されている「Bionic Cherry」や「DNA狂詩曲」、「PUSH」、「みてみて☆こっちっち」、または「ニッポン笑顔百景」や「もリフだョ! 全員集合」なんかを適当な曲順で並べるだけでも、誰もが一聴して悶絶できる高評価アルバムが作れたはずだ、と。それによって「既発曲の寄せ集めアルバム」という批判は免れませんが、シングル作品もフォローするファンというのはアルバムを聴くだろう潜在的総人数に比べたら少ないはずですし、本作を「ももクロらしいキャッチーなヒット曲全部入り。ごめーん、ベストアルバムみたいになっちゃいました」にすることは、商業的には十分”あり”な筈です。レコード会社としては彼女たちの作品を滅茶苦茶売りまくり、他のアーティストの赤字分を回収しないとやっていけない事情があるんじゃないかと邪推してしまいますし。

ですがそうしなかった。

#1のイントロを聴いたとき、違うアルバムを聴いているのかと思いました。シンフォニックメタルのイントロのようです。
メタルを主食とする僕は#1で「Carmina Burana」と「O Fortuna」が立て続けに流れる荘厳なイントロに触れると、Pretty Maidsのファーストアルバム「Red Hot and Heavy」(1984年)とデスメタルバンドVital Remainsの「Dechristianize」(2003年)の#1「Let the killing begin」のイントロを否が応でも思い出します。

参考までにこんな感じです。Pretty MaidsもVital RemainsもYoutubeで見つけました。凄い。リンク切れになったらご容赦を。



 
アルバムのアタマでこういう風に来られると、メタル耳な私はごりごりのギターサウンドとハイトーンボイスやデスヴォイス/グロウルをどうしても期待してしまいますけど、流石にももクロのメンバーにそこまで求めてはいけませんよね。ですがこの#1は8:19。8分19秒です。これだけの長尺を持ってこられるアイドルグループが今の日本で他にいるでしょうか。否、アイドルグループでなくても、です。アルバムでも恐らくあんまり許されないでしょうけれど、こういう作品はアルバムでしか聴きえません。DreamTheaterやRiversideみたいなプログレッシブメタルバンドや、X JAPANならありでしょうけれど。因みに僕のiPod touchに入れている6168曲の中において、#1はこの辺にランキングします。

もしかしたらよく見えないと思いますので、説明いたしますと、Neo STARGATEの周りにはOpethの「Folklore」やQueenの「The Prophet's song」、ラクリマ・クリスティーの「ねむり薬」、ウラディミール・ホロヴィッツのベートーヴェン「ピアノソナタ第23番」とかYo -Yo Maのシューマン「チェロコンチェルト」なんかがあります。
曲の長さは曲の良さと全く関係ないんですけどね…。たぶん普段ポップソングばっかり聴いていると「1曲で8分とかあり得ない!」と思う方もいらっしゃるかと思って書いてみました。

私をはじめとしたライトなファンには#2、#3、#7、#10-13あたりがクリーンヒットだと思います。特に#10,#11はももクロらしさ全開。シングル曲のキャッチーさもアルバムの中での配置が絶妙なために際立っています。

僕は全曲心ゆくまで堪能させて頂きました。ヒップホップ自体、全然聴いたことなかったですが#4,5がアルバムの中で絶妙な位置にあるので楽しめました。

とはいえ、僕の1番のお気に入りはやっぱり#7です。こんなに哀愁ポップなのに6分57秒もある。しかも歌詞にエリントンやデリンジャーが出てくる。その上シングルとして発表されている。なんて懐の深いヒロインたちなんでしょう。


本作はおそらく今年1番のJ-Popアルバムです。僕は今年に入ってこの4ヶ月弱で洋邦いろいろ60-70作以上のアルバムを聴きましたが、その中では1位です。
勿論、曲によっては彼女たちの歌唱力不足を感じる場面が無きにしもあらずですが、これだけ売れてるグループの作品なら、何年後〜10年後には歌のうまいヴォーカリストたちによって(もしくは成長した彼女たち自身によって)カヴァーアルバムが発表されるでしょう。その日を楽しみにして今は彼女たちの全力に触れられる幸せを感じたいかと。

3作目のアルバムも期待していますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以下曲目とランニングタイム。太字は特にお気に入りです。

1. Neo STARGATE 8:19
2. 仮想ディストピア 4:09
3. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 5:12
4. 5 The POWER 4:19
5. 労働讃歌 4:38
6. ゲッダーン! 3:34
7. Z女戦争 6:57
8. 月と銀紙飛行船 5:16
9. BIRTH Ø BIRTH 5:03
10. 上球物語 -Carpe diem- 4:04
11. 宙飛ぶ! お座敷列車 4:29
12. サラバ、愛しき悲しみたちよ 5:24
13. 灰とダイヤモンド 6:52