その場で、大学卒業以来なんじゃないかと思われるような女性の同期の先生たちと再開した時の対応。
「(わたしのこと)覚えてる~?」
と数人に聞かれて
「もちろん、学生の頃と変わってないね~」
と答えるのがよいのか、(もしかしたら大学卒業後、とんでもなく美にお金と時間をつぎこんでいたとしたらそう言われたらおそらくがっかりするだろう、ましてドレスアップしているわけだし)
「勿論!以前にもまして美しくなられて…」(と答えると、彼女本人の自己評価と私の評価に差がありすぎたら、それはそれでおそらくとてもがっかりするだろう)
と答えるのが良いのか、0.5秒くらい逡巡したけど、どっちもそれなりに不正解で正解な気がしたので、「もちろん分かるよ~」とだけ笑顔で答えておきました。
まぁ、皆さん、元気いっぱいで生気にあふれていたので、お世辞抜きに美しくうつったのですが。
***
今日は久しぶりに外を走りました。いつの間にか躑躅(つつじ)なんかが咲いてました。
12.4km、75分40秒 (平均9.84km/h)
後半、大失速して歩いたためにこんなタイムです。恐らく右膝の腸脛靭帯炎ですね。ちょっと気をつけないと再発しそうな予感です。外を走るときはiPod shuffleを聴きながらです。いつもならLADY GAGAの「Paper Gangsta」とかいきものがかりの「月とあたしと冷蔵庫」なんかは、曲自体は結構好みなのですが、私のランニングペースに全く合わずに問答無用でスキップしていたのですが、そんな曲にお構いなしのいい気分で走ってしまっていたので、普段より若干ハイペースだったようです。膝が故障するとジョグの趣味ができなくなります。そしたら…まぁその時考えよう。
***
これ面白いです。A-line、近い将来、いらなくなりそうな気さえします。
こっちのブログにも関連記事あります。http://page2anesthesiology.org/2012/in-the-lab-dr-beren-westerhof-and-the-development-of-a-noninvasive-continuous-arterial-blood-pressure-monitor/
患者さんの体に刺すものが1本でも少なく、かつ、安全に麻酔ができるならそれが理想だといつも思ってます。硬膜外だって刺さないで済むなら刺したくない。挿管だってしなくていいならしたくない。CVCだってPACだって・・・と言っても最後にいつ刺したかもう忘れそうなくらい刺してませんが。
ちょっと前に抄読会で紹介してもらったこの論文だって無侵襲にHbを測ってくれます。
Evaluation of Pulse Cooximetry in Patients Undergoing Abdominal or Pelvic Surgery. Anesthesiology: January 2012 - Volume 116 - Issue 1 - p 65–72
まだまだ精度には問題がありますが、こういうのはこれからどんどん良くなって行く筈です。刺しものをしなくなっていった時の麻酔科医の自分。それにどんな価値があるのか。その時にまだ麻酔科は勿論必要でしょうけど、今と同じような程度に社会に病院に必要とされるのか。毎日ぼんやりと考えます。