既に読んでいる方も多いんでしょうが・・・この本です。
一度書店でスルーしたんですが、結局数日後に購入してしまいました。
単なる文献紹介ではなく、著者らの思想なり気合なりが伝わってくる本です。おそらく、著者らが各章に挙げている参考文献を自分なりに吟味しながら読み解き、実際の臨床に還元するのが正しい作法なのでしょうが、私のような麻酔をするより実験をしている時間が長い者にとっては、このようなまとめが大変助かります。ここで紹介されている新しい論文ですら、次々と新知見で塗り替えられていっているんでしょうが・・・。などと、落胆してる暇があったら、せめて知識だけでも仕入れ続けていこうと思います。