今更の感はありますが、思いがけないところからiPad3が手元にやって来たので使うことになりました。取り敢えず、家の本棚の片隅で眠っていたこの本を引っ張りだしてきて、アプリをダウンロードしまくっています。
何ができるのかよく分かっていませんが、まぁ誰か(それが自分でも勿論良い)が幸せになるような使い方を模索してみようと思います。
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2012年4月24日火曜日
2012年4月23日月曜日
(雑) 暗中模索の日々
ブログが1週間ぶりになってしまいました。「あるがまま」という言葉の意味を考えて、自分なりに咀嚼しようともがいていたら、いつの間にか日がどんどん過ぎていました。どうやら囚われの身になっていたようです。このあたりのことは後で総括して書くことにしたいと思います。
そして気がついたら桜はとうの昔に散っており葉桜です。今年は桜を愛でる余裕もなく、神田川を流れる大量の花びらをぼぉっと眺めて、あぁ春になったんだな、と気づくという有様でした。自宅の近所には夜桜が綺麗な通りがあるのですが、それすらいつの間にか全て葉桜化していました。
***
全く関係ないのですが、写真整理していたら出てきました。絶壁に立つ小便小僧です。徳島です。ここに到達するまで道路が凄まじい隘路だったことを思い出します。
ちょっと古い上に、後で読まないかもしれませんが貼っておきます。
Practice Advisory for Perioperative Visual Loss Associated with Spine Surgery: An Updated Report by the American Society of Anesthesiologists Task Force on Perioperative Visual Loss. Anesthesiology. 116(2):274-285, February 2012.
Risk Factors Associated with Ischemic Optic Neuropathy after Spinal Fusion Surgery. Anesthesiology. January 2012 - Volume 116 - Issue 1 - p 15–24
日本で腹臥位失明の報告ってあんまり聞きません。この論文では発生率は0.017-0.1%らしいですが。ちなみにこのスタディには頚椎の手術は含まれてません。単回帰分析では男、肥満、麻酔時間、出血量過多で有意にION(ischemic optic neuropathy)が多いらしいです。日本では腹臥位の手術前の説明で失明する可能性まで話している施設ってどれくらいあるんでしょう。数万人に1人しか発症しない悪性高熱症の話は結構な頻度で術前になされている筈ですから、その文脈で言うと、きちんと患者さんに情報提供したほうがいいような気もしますがどうなんでしょうね。
***
最近の走行記録
8日:14.3km、90min、 傾斜なしで
15日:5.0km、28m56s、10-13km/h徐々に加速、3kmまで傾斜3、500mだけ傾斜6、以後傾斜0
22日:5.0km、28m35s、9-13km/h徐々に加速、3kmまで傾斜3、500mだけ傾斜6、以後傾斜0
今年は大会に出ようと思います。だから練習でも走行距離を伸ばします。もしくは上り坂使用のトレーニングをしていきます。禁酒になってしまったのでいい機会です。弛んだ脇腹も引き締めます。
それはそれとして仕事もきちんとやります。漸く仕事にも集中できそうです。これからも闇の中をしばしば彷徨うのでしょうが、取り敢えず光がどちらの方向に有りそうなのか、それは分かりかけてきました。
いろんなところで支えて下さった方々には感謝したいと思います。
2012年4月16日月曜日
(雑)
前を向いても後ろを向いてもうんざりしてしまう時は、今日出来たことをひたすら思い出そう。
今日予定していた実験手技、全部滞り無く完遂したじゃないか、とか、ちゃんと朝起きて電車乗れたじゃないか、燃えるゴミも出せたじゃないか、とか、ミーティングでプレゼンテーションできたじゃないか、とか、ご飯の味もちゃんと分かるじゃないか、とか。
あぁ、もう無理だよ、って思うのは簡単だし、そうでもしないと耐えられないこともあるけれど、ほんの少し余裕がある時には、その隙間を負の感情で埋めるのではなく、何か。ポジティブとまでいかなくても、ぼや~っとした欠伸ででも埋められればいいんじゃないだろうか。きっとそんな小さな負の感情でも、積み重ね続ければ返しきれない借金になってしまう。
だからまぁ、反省は程々にして、今日は頑張った、と。それでいいじゃないか。
今日予定していた実験手技、全部滞り無く完遂したじゃないか、とか、ちゃんと朝起きて電車乗れたじゃないか、燃えるゴミも出せたじゃないか、とか、ミーティングでプレゼンテーションできたじゃないか、とか、ご飯の味もちゃんと分かるじゃないか、とか。
あぁ、もう無理だよ、って思うのは簡単だし、そうでもしないと耐えられないこともあるけれど、ほんの少し余裕がある時には、その隙間を負の感情で埋めるのではなく、何か。ポジティブとまでいかなくても、ぼや~っとした欠伸ででも埋められればいいんじゃないだろうか。きっとそんな小さな負の感情でも、積み重ね続ければ返しきれない借金になってしまう。
だからまぁ、反省は程々にして、今日は頑張った、と。それでいいじゃないか。
2012年4月14日土曜日
(音) Arch Enemy 「Wages of Sin」完全再現ライブ
久しぶりにメタルについて長々と書きます。「Wages of Sin」について書いてみたいと思います。They released this marvelous album eleven years ago.
音楽アルバムについての文章なんて、1つとして満足のいくものを書けた試しがないです。恐らくその根本的理由は、音を文章にすること自体に無理があるためです。自分の想像力と文章力の欠如に甘えて何をか言わん、ですが。
このバンド4作目のスタジオアルバムを購入した頃はまだ「BURRN!」(日本で1番売れてる?というか唯一の?メタル専門誌)を購入していました。今はもう買ってませんし、立ち読みすらしてません。
んでその何年の何月号だかの見開き2頁にバンドメンバーの写真がどどーんと載っていたことを昨日のことのように覚えています。何故かヴォーカルのJohan Reevaがいる筈のセンターポジションにみたことない女性がいました。あれ、Arch Enemy…じゃなくてアモット兄弟の新しいプロジェクトか?でもベーシストの彼もいるし…マヂですか????
私は3rd albumの「Burning Bridges」と1st album収録の「Fields of Desolation」の悶絶アウトロギターソロによってArch Enemyのファンに成ったクチです。これも今思うと、本当に「BURRN!」的だと思います。音楽って自分の感性でよいか悪いか判断する筈のものなのに、「これが最高!」という雑誌の記事を読んだり、レヴューで90点以上の高得点がついたアルバムを聴くと本当に良いかのように感じてしまう。まぁそれから十数年たって未だにこれらのアルバムや曲を良いと思って聴けるのだから、本当に良かったのでしょうが、自分の感性の他者からの影響のされやすさ・脆弱さにおよよ…と涙ぐんだりしてしまいます。
話が右往左往してますが、その写真のセンターにいたのがAngela Gossowであり、この4th album「Wages of Sin」から現時点での最新作の「Khaos Legions」(不評ですけど)までずっと歌い続けています。
ライブバンドとしての強さやバンドの知名度は彼女が入ってからパワーアップしたようですが、ヴォーカリストとしての彼女の評価は一向に上がっていないような気がします。私は以前は気になりませんでしたが、「Khaos Legions」のパフォーマンスにちょっと残念な気分になってしまったのです。曲自体にも過去の名曲群に比べてそれほどフックのあるものもなく。そんなわけでArch Enemyのアルバム、最近聴いてませんでした。
そして話は「Wages of Sin」が何故こんなに好きじゃないのか。それは多分キレイすぎるからです。1st-3rdまでのちょっと荒い感じの地下臭が一掃されてしまっているからです。#5の「Savage Messiagh」なんかはいい雰囲気ですが、#2の「Buring Angel」でMegadethオマージュなイントロを聴いた時点でもう心底がっかりしてしまいました。キレイすぎるんです、ギターソロが、ドラムスの音が。ヴォーカルこそデス声ですが、デスメタルらしい破壊力は殆ど無くなってます。ギターやベースやドラムスの楽器隊と、Angelaのデスヴォーカルが分離しているような印象しか受けることができない。何度聴いても。もうこのアルバムは何十回、恐らく百回以上聴いているはずなんですが。
今回ライブ会場までやってきた理由は、「本当にこのアルバムの楽曲を好きになれないかどうかを確かめるため」です。そうすることで私の「Wages of Sin」への11年来のもやもやもやもやした気分は晴れるだろう、と。そのためにやって参りました。4日間の日本公演の内、この日しか見にこれなかった、っていう世知辛い事情でもあるのですが。それとともに、スタジオアルバムを家で、電車内で、当直先で聴いている自分と、ライブ会場でなま音に触れる自分との融合を試みたかったのです。これまでも何度か、スタジオアルバムではぱっとしなかったけど、ライブでは異様に映える曲、というものに触れてきたという経験からも思うのですが、「Wages of Sin」でもそれが起こるだろうか。そういう行動原理です。
一応これとこれで予習と復習しました。いつの間にかどっちも廃盤になって再販なんですね。
***
いつの間にか、Christopher Amott、また脱退しているし・・・。
そして26歳のアメリカンギタリスト、Nick Cordleが入ってたんですね。
公式ホームページを今さらながら見てみると、
Nick Cordle was raised in a musical family in Virginia by parents who teach classical piano and was immersed in 19th century piano music as a child. Rachmaninoff, Brahms, and Liszt are his early memories. There were piano and violin lessons from a very early age but a rebellious streak led to the guitar at the age of 10, and within a few years he discovered the classic thrash metal albums by Megadeth, Metallica, and Slayer. This was his first real musical passion and gateway into extreme music.
とあるようにラフマニノフやブラームス、リストを聴いていた幼少期から、何故かデスメタルバンドに行ってしまった好人物のようです。
まぁこれはこれでとても楽しみです。
***
とここまでを踏まえた上で、今日のライブのセットリストです。ちょっと後半間違えてるかもしれませんが。
1. Enemy Within
2. Burning Angel
3. Heart Of Darkness
4. Ravenous
5. Savage Messiah
6. Dead Bury Their Dead
7. Web Of Lies
8. The First Deadly Sin
9. Behind The Smile
10. Snow Bound
11. Shadows And Dust ~ Bridges of destinyのギターソロ
12. Khaos overture
13. Yesterday Is Dead And Gone ~ Drum solo
14. My Apocalypse
15. We Will Rise
16.Silverwing
17.Intermezzo Liberté
18.Nemesis ~ Fields of Desolationのギターアウトロ
いやぁ、もう汗だくでした。自分の汗より周りの人の汗でダクダクになってしまいました。皆さん野獣化してました。僕は前から8列目くらい?相当前の方で参加してたんですが、もうホントにすごかったですよ。RavenousとかNemesisとかThe First Deadly Sinとか。鉄板曲が無数にあるバンドってこうも凄いエネルギーを発散するのか。本当に感動的な体験でした。
そして歌えるギターソロ・ギターリフのなんと多いことか。Buring Angelは言わずもがな、Silverwing(個人的にはそんなに好きじゃないですけど)とかYesterday is dead and Gone(サビはアンジェラに任せて、オーディエンスは皆サビのギターリフを歌ってました)とかBridges of DestinyとかFields of Desolationとか。結果的にこれまでのスタジオアルバム8枚の曲、全てどこかしらで演奏してたんじゃないでしょうか。「Snow Bound」のイントロでMichaelがギター間違えちゃってましたけど会場み~んな笑ってました。Michaelでも間違えることがあるんだ。間違っても絵になっちゃうギタリストって本当に偉大。
参加する前はこのライブに本当に行こうか、少し迷ってましたが、結果として人生の思い出の大きな1つになるであろう場に遭遇させてもらいました。当直明けで実験した後でくたくたでしたけど。
個人的には新盤から「Through The Eyes Of A Raven」、前作から「The Last Enemy」とか「Vultures」とか「The Day You Died」、昔のアルバムから「Dead Inside」「The Immortal」とか「Dark Insanity」とか色々色々聴きたい曲は山ほどありましたけど。まぁそんなことはどうでもいいです。本当にありがとうArch Enemy!!「Wages of Sin」はやっぱ名盤でした。降参です。
神曲「Nemesis」。
音楽アルバムについての文章なんて、1つとして満足のいくものを書けた試しがないです。恐らくその根本的理由は、音を文章にすること自体に無理があるためです。自分の想像力と文章力の欠如に甘えて何をか言わん、ですが。
このバンド4作目のスタジオアルバムを購入した頃はまだ「BURRN!」(日本で1番売れてる?というか唯一の?メタル専門誌)を購入していました。今はもう買ってませんし、立ち読みすらしてません。
んでその何年の何月号だかの見開き2頁にバンドメンバーの写真がどどーんと載っていたことを昨日のことのように覚えています。何故かヴォーカルのJohan Reevaがいる筈のセンターポジションにみたことない女性がいました。あれ、Arch Enemy…じゃなくてアモット兄弟の新しいプロジェクトか?でもベーシストの彼もいるし…マヂですか????
私は3rd albumの「Burning Bridges」と1st album収録の「Fields of Desolation」の悶絶アウトロギターソロによってArch Enemyのファンに成ったクチです。これも今思うと、本当に「BURRN!」的だと思います。音楽って自分の感性でよいか悪いか判断する筈のものなのに、「これが最高!」という雑誌の記事を読んだり、レヴューで90点以上の高得点がついたアルバムを聴くと本当に良いかのように感じてしまう。まぁそれから十数年たって未だにこれらのアルバムや曲を良いと思って聴けるのだから、本当に良かったのでしょうが、自分の感性の他者からの影響のされやすさ・脆弱さにおよよ…と涙ぐんだりしてしまいます。
話が右往左往してますが、その写真のセンターにいたのがAngela Gossowであり、この4th album「Wages of Sin」から現時点での最新作の「Khaos Legions」(不評ですけど)までずっと歌い続けています。
ライブバンドとしての強さやバンドの知名度は彼女が入ってからパワーアップしたようですが、ヴォーカリストとしての彼女の評価は一向に上がっていないような気がします。私は以前は気になりませんでしたが、「Khaos Legions」のパフォーマンスにちょっと残念な気分になってしまったのです。曲自体にも過去の名曲群に比べてそれほどフックのあるものもなく。そんなわけでArch Enemyのアルバム、最近聴いてませんでした。
そして話は「Wages of Sin」が何故こんなに好きじゃないのか。それは多分キレイすぎるからです。1st-3rdまでのちょっと荒い感じの地下臭が一掃されてしまっているからです。#5の「Savage Messiagh」なんかはいい雰囲気ですが、#2の「Buring Angel」でMegadethオマージュなイントロを聴いた時点でもう心底がっかりしてしまいました。キレイすぎるんです、ギターソロが、ドラムスの音が。ヴォーカルこそデス声ですが、デスメタルらしい破壊力は殆ど無くなってます。ギターやベースやドラムスの楽器隊と、Angelaのデスヴォーカルが分離しているような印象しか受けることができない。何度聴いても。もうこのアルバムは何十回、恐らく百回以上聴いているはずなんですが。
今回ライブ会場までやってきた理由は、「本当にこのアルバムの楽曲を好きになれないかどうかを確かめるため」です。そうすることで私の「Wages of Sin」への11年来のもやもやもやもやした気分は晴れるだろう、と。そのためにやって参りました。4日間の日本公演の内、この日しか見にこれなかった、っていう世知辛い事情でもあるのですが。それとともに、スタジオアルバムを家で、電車内で、当直先で聴いている自分と、ライブ会場でなま音に触れる自分との融合を試みたかったのです。これまでも何度か、スタジオアルバムではぱっとしなかったけど、ライブでは異様に映える曲、というものに触れてきたという経験からも思うのですが、「Wages of Sin」でもそれが起こるだろうか。そういう行動原理です。
一応これとこれで予習と復習しました。いつの間にかどっちも廃盤になって再販なんですね。
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いつの間にか、Christopher Amott、また脱退しているし・・・。
そして26歳のアメリカンギタリスト、Nick Cordleが入ってたんですね。
公式ホームページを今さらながら見てみると、
Nick Cordle was raised in a musical family in Virginia by parents who teach classical piano and was immersed in 19th century piano music as a child. Rachmaninoff, Brahms, and Liszt are his early memories. There were piano and violin lessons from a very early age but a rebellious streak led to the guitar at the age of 10, and within a few years he discovered the classic thrash metal albums by Megadeth, Metallica, and Slayer. This was his first real musical passion and gateway into extreme music.
Nick studied jazz and music theory at the University of Virginia from 2003 to 2007 but remains self taught in the ways of ”shred” and metal. Shortly thereafter, he joined American death metal band ARSIS playing bass and guitar over a three year period performing with them on various European tours and countless gigs across the US, Canada, and Mexico as well as performing and writing on their most recent album ”Starve For The Devil” (2010).
とあるようにラフマニノフやブラームス、リストを聴いていた幼少期から、何故かデスメタルバンドに行ってしまった好人物のようです。
まぁこれはこれでとても楽しみです。
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とここまでを踏まえた上で、今日のライブのセットリストです。ちょっと後半間違えてるかもしれませんが。
1. Enemy Within
2. Burning Angel
3. Heart Of Darkness
4. Ravenous
5. Savage Messiah
6. Dead Bury Their Dead
7. Web Of Lies
8. The First Deadly Sin
9. Behind The Smile
10. Snow Bound
11. Shadows And Dust ~ Bridges of destinyのギターソロ
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13. Yesterday Is Dead And Gone ~ Drum solo
14. My Apocalypse
15. We Will Rise
16.Silverwing
17.Intermezzo Liberté
18.Nemesis ~ Fields of Desolationのギターアウトロ
いやぁ、もう汗だくでした。自分の汗より周りの人の汗でダクダクになってしまいました。皆さん野獣化してました。僕は前から8列目くらい?相当前の方で参加してたんですが、もうホントにすごかったですよ。RavenousとかNemesisとかThe First Deadly Sinとか。鉄板曲が無数にあるバンドってこうも凄いエネルギーを発散するのか。本当に感動的な体験でした。
そして歌えるギターソロ・ギターリフのなんと多いことか。Buring Angelは言わずもがな、Silverwing(個人的にはそんなに好きじゃないですけど)とかYesterday is dead and Gone(サビはアンジェラに任せて、オーディエンスは皆サビのギターリフを歌ってました)とかBridges of DestinyとかFields of Desolationとか。結果的にこれまでのスタジオアルバム8枚の曲、全てどこかしらで演奏してたんじゃないでしょうか。「Snow Bound」のイントロでMichaelがギター間違えちゃってましたけど会場み~んな笑ってました。Michaelでも間違えることがあるんだ。間違っても絵になっちゃうギタリストって本当に偉大。
参加する前はこのライブに本当に行こうか、少し迷ってましたが、結果として人生の思い出の大きな1つになるであろう場に遭遇させてもらいました。当直明けで実験した後でくたくたでしたけど。
個人的には新盤から「Through The Eyes Of A Raven」、前作から「The Last Enemy」とか「Vultures」とか「The Day You Died」、昔のアルバムから「Dead Inside」「The Immortal」とか「Dark Insanity」とか色々色々聴きたい曲は山ほどありましたけど。まぁそんなことはどうでもいいです。本当にありがとうArch Enemy!!「Wages of Sin」はやっぱ名盤でした。降参です。
神曲「Nemesis」。
2012年4月11日水曜日
(本) 知識の整理にとっても役立ちました…集中治療医学文献レビュー―総括・文献紹介・展望と課題(秀潤社,2012年)
既に読んでいる方も多いんでしょうが・・・この本です。
一度書店でスルーしたんですが、結局数日後に購入してしまいました。
単なる文献紹介ではなく、著者らの思想なり気合なりが伝わってくる本です。おそらく、著者らが各章に挙げている参考文献を自分なりに吟味しながら読み解き、実際の臨床に還元するのが正しい作法なのでしょうが、私のような麻酔をするより実験をしている時間が長い者にとっては、このようなまとめが大変助かります。ここで紹介されている新しい論文ですら、次々と新知見で塗り替えられていっているんでしょうが・・・。などと、落胆してる暇があったら、せめて知識だけでも仕入れ続けていこうと思います。
一度書店でスルーしたんですが、結局数日後に購入してしまいました。
単なる文献紹介ではなく、著者らの思想なり気合なりが伝わってくる本です。おそらく、著者らが各章に挙げている参考文献を自分なりに吟味しながら読み解き、実際の臨床に還元するのが正しい作法なのでしょうが、私のような麻酔をするより実験をしている時間が長い者にとっては、このようなまとめが大変助かります。ここで紹介されている新しい論文ですら、次々と新知見で塗り替えられていっているんでしょうが・・・。などと、落胆してる暇があったら、せめて知識だけでも仕入れ続けていこうと思います。
2012年4月9日月曜日
(本) 僕は29点でした― 手術室のマエストロ!麻酔科医の行く先(へるす出版新書、2012年)
この本です。
読みやすい文章と、麻酔科医にとって身近すぎる内容なので楽しんですいすい読めました。
巻末に「麻酔科医自己診断チェックリスト」があります。54項目で54点満点。
29点は「麻酔科認定医や専門医クラス」。
・・・更に精進したいと思います。それには目の前のことを一生懸命やること、でしょうか。今はクリーンベンチに向かっているのだから、そこで一生懸命やります。ここで学ぶことを臨床医としての自分に還元したいです。
読みやすい文章と、麻酔科医にとって身近すぎる内容なので楽しんですいすい読めました。
巻末に「麻酔科医自己診断チェックリスト」があります。54項目で54点満点。
29点は「麻酔科認定医や専門医クラス」。
・・・更に精進したいと思います。それには目の前のことを一生懸命やること、でしょうか。今はクリーンベンチに向かっているのだから、そこで一生懸命やります。ここで学ぶことを臨床医としての自分に還元したいです。
2012年4月7日土曜日
(音) セゼン・アクスと (本) マルクス・アウレリウス
ちょっと平和な当直。久しぶりです。こういう日はこれまで遅々として進まなかったことをやります。いつPHSがなるかわからないけれど、イヤフォンで「Sezen Aksu」を低音量で聴きながら論文をちろちろと読んだりします。トルコ語がわからなくたって全然構わないのです。
どちらもアルバム「Bahane」に収録されています。この情感。21世紀の音楽とは思えません。
***
迷った時には、「自省録」に立ち返ります。どんなときでも、この本を開くときには、何故か心に引っかかる言葉に出会えます。しかも神谷美恵子氏の訳なんて。贅沢極まりないことです。
ランプの光は、それが消えるまでは輝き、その明るさを失わない。それなのに君の内なる真理と正義と節制とは、君よりも先に消えてしまうのであろうか。(p235 第12巻十五)
いろんな言葉を咀嚼して、認知の歪みを矯正したいと思います。
こっちの方が好きな人が多いかもしれません。
どちらもアルバム「Bahane」に収録されています。この情感。21世紀の音楽とは思えません。
***
迷った時には、「自省録」に立ち返ります。どんなときでも、この本を開くときには、何故か心に引っかかる言葉に出会えます。しかも神谷美恵子氏の訳なんて。贅沢極まりないことです。
ランプの光は、それが消えるまでは輝き、その明るさを失わない。それなのに君の内なる真理と正義と節制とは、君よりも先に消えてしまうのであろうか。(p235 第12巻十五)
いろんな言葉を咀嚼して、認知の歪みを矯正したいと思います。
2012年4月6日金曜日
(本) 普通のダンナがなぜ見つからない?, (走) Training 其の百四十二と三
という本を読みました。これです。少し前ですが、書店で待ち合わせをしている最中に、面白そうな表紙が目についたので立ち読みで読了してしまいました。15分くらいで読めます。すみません、立ち読みで。
婚活ジャンルの本は殆ど読んだことがないのですが、本書は所謂「既婚者による上から目線」的な記載は少なく、好印象を受けました。婚活について、既婚者の私が何かを書くだけで「どうせお前は結婚してんだろ」とのご批判を受けかねませんが、まぁ感想を書いてみたいと思います。
私が妻と一致した見解は、結婚生活を行う上で肝となるのは
・共同生活を営める程度のマナー
・相手を思うことのできる最低限レベルの想像力
・似た食習慣、もしくは似てないが変化しうる程度に可塑性のある食習慣
・生理的に受け付けなくはない外見
・パートナーの金を使い込まない
このくらいあれば(といいつつ5項目も出してしまいましたが)、あとは何とかなるのではないか、否、なんとかするのが結婚生活だろう、と。あくまで私見ですけど。結婚という行為が商品を買うのでない以上、後のことは結婚後になんとかしましょうということです。本書では普通のファッション、普通の清潔感、普通の年収、普通の学歴、普通の趣味、普通の・・・と普通オンパレードで吐き気を催しますが、勿論、全部が普通の人なんて男だろうが女だろうがいないわけです。
結婚を決めるにあたって趣味なんか一緒じゃなくていいですし(一緒に生活しているとちょっとずつ共通に好きなことが出てくる可能性もある)、私のことわかってくれなくていいですし(そもそも自分ですら自分のことをよくわからない)、独身の自由な生活スタイルは完膚なきまでに崩れます。寧ろそんなに違いがいろいろあっても一緒に生活することができるんだ私!って思えるのが、結婚生活の醍醐味でしょう。
受験勉強して東大に入学するのがゴールではない、就活して就職するのがゴールではない、不妊治療して妊娠するのがゴールではない、などなどと一緒で結婚自体もゴールではない以上、なんとかそのスタート地点に行きたい。それが本書のような本を読む人の希望ではないかと思います。だとすれば「そもそも普通のダンナ」って何だ、そして、普通のダンナでなければ何がどうしてダメなのか、そもそも何で結婚したいんだ、そこから問いを始めたほうが良い気がします。私はもう今更ですが・・・。
ともあれ、いろいろと考えさせられた一冊でした。
***
3/18 12km, 67min
4/1 10km, 55min
計: 1020.3km, 6422min (107h02m)
2012年 96.0km, 521min
2011年 285.3km, 1901min
2010年 649.0km, 4029min
遂に合計1000km突破しました。2年と2ヶ月かかりましたが。
***
最近「The Mars Volta」に夢中です。今更なんですが、最近初めてこのバンドの音に触れました。
この曲は「The Widow」です。なんとも言えない憂いのこもった音がたまりません。
取り敢えずスタジオアルバム全て聴くことにします。
婚活ジャンルの本は殆ど読んだことがないのですが、本書は所謂「既婚者による上から目線」的な記載は少なく、好印象を受けました。婚活について、既婚者の私が何かを書くだけで「どうせお前は結婚してんだろ」とのご批判を受けかねませんが、まぁ感想を書いてみたいと思います。
私が妻と一致した見解は、結婚生活を行う上で肝となるのは
・共同生活を営める程度のマナー
・相手を思うことのできる最低限レベルの想像力
・似た食習慣、もしくは似てないが変化しうる程度に可塑性のある食習慣
・生理的に受け付けなくはない外見
・パートナーの金を使い込まない
このくらいあれば(といいつつ5項目も出してしまいましたが)、あとは何とかなるのではないか、否、なんとかするのが結婚生活だろう、と。あくまで私見ですけど。結婚という行為が商品を買うのでない以上、後のことは結婚後になんとかしましょうということです。本書では普通のファッション、普通の清潔感、普通の年収、普通の学歴、普通の趣味、普通の・・・と普通オンパレードで吐き気を催しますが、勿論、全部が普通の人なんて男だろうが女だろうがいないわけです。
結婚を決めるにあたって趣味なんか一緒じゃなくていいですし(一緒に生活しているとちょっとずつ共通に好きなことが出てくる可能性もある)、私のことわかってくれなくていいですし(そもそも自分ですら自分のことをよくわからない)、独身の自由な生活スタイルは完膚なきまでに崩れます。寧ろそんなに違いがいろいろあっても一緒に生活することができるんだ私!って思えるのが、結婚生活の醍醐味でしょう。
受験勉強して東大に入学するのがゴールではない、就活して就職するのがゴールではない、不妊治療して妊娠するのがゴールではない、などなどと一緒で結婚自体もゴールではない以上、なんとかそのスタート地点に行きたい。それが本書のような本を読む人の希望ではないかと思います。だとすれば「そもそも普通のダンナ」って何だ、そして、普通のダンナでなければ何がどうしてダメなのか、そもそも何で結婚したいんだ、そこから問いを始めたほうが良い気がします。私はもう今更ですが・・・。
ともあれ、いろいろと考えさせられた一冊でした。
***
3/18 12km, 67min
4/1 10km, 55min
計: 1020.3km, 6422min (107h02m)
2012年 96.0km, 521min
2011年 285.3km, 1901min
2010年 649.0km, 4029min
遂に合計1000km突破しました。2年と2ヶ月かかりましたが。
***
最近「The Mars Volta」に夢中です。今更なんですが、最近初めてこのバンドの音に触れました。
この曲は「The Widow」です。なんとも言えない憂いのこもった音がたまりません。
2012年4月1日日曜日
(雑) 1泊2日の小旅行、と新年度にあたりまして
駅から徒歩5分
冷暖房完備
スタッフは皆笑顔で対応
宿泊料無料、素泊まり
最上階からは豊かな自然が一望できます!!
ってただの当直です。
年度最後の麻酔は7カ月ぶりの緊急帝王切開術。お陰様で超早起きができました。帝王切開は緊急手術の中では比較的好きです。本当に緊急だし(そうじゃないこともある)、患者さんは若くて元気な人が多いし(そうじゃないことも時々ある)、準備する薬は少なくて済むし(そうじゃないことも稀にある)、手術は数十分で終わるし(そうじゃないこともある)、脊麻の麻酔域完成から児娩出後の出血が落ち着くまでの短時間の集中で済むし(そうじゃないこともある)、輸血の手配はしなくていいし(そうじゃないこともある)、赤ちゃんが元気に産まれれば、そりゃあまぁ喜ばしいことです。
毎度のことながらブピバカインを何ml入れようか悩みます。1.6mlにしようか1.7mlにしようか、1.8mlにしようか、1.9mlにしようか、2.0mlにしようか。fentanylも入れるし、head downにして麻酔高あげるし、多分何ml入れても麻酔域としては大した問題にならないのでしょうが、こういうことを考えるのをサボり始めたら仕事人としてダメになってしまう気がします。
***
今日から新年度ですね。
丁度いい言葉を見つけたので引用させてもらいます。
つまり、乳児としてこの世界に生まれ出て、親をはじめとする他の人間たちとのつきあいを始めた時と同じことが繰り返される。ぼくは人生のこの時期に特有の、周囲に対する積極的な受動性ともいうべき姿勢のことを言っているのだ。幼児は与えられるものすべてを受け入れる。感覚が捕らえるものを貪欲に吸収する。知ったことはすぐに試してみる。上手になれば誉めてもらえる。少々の間違いが混じるのはしかたがない。そんなものは後になって修正すればいいし、たぶんその時間はたっぷりあるだろう。まずは速やかにたくさんのものを身につけることが大事。言葉や習慣を喜々として覚え、使って、身につける。周囲から笑われながらも先へ進む。何年かして気がついてみるともう一人前になっている。
(須賀敦子全集 第1巻P439-440 池澤夏樹)
何かを新しくはじめるときには須らくこれが当てはまると思います。取り敢えずの一人前なので真夜中に叩き起こされても、緊急帝王切開術の麻酔を、問題を起こさずに完遂できるようになったのでしょう。5年前の自分ではできませんでした。これは大きな進歩だと言えます。だから、というわけではないですが、これから麻酔の研修をはじめる人には是非とも貪欲にいろんなものを吸収していただきたいと思います。何度か(何度も?)辞めたくなるかもしれませんが、続けるだけで見えてくるものがきっとありますので。
私はまだ大学院での研究生活2年目に入ったばかりです。もう丸1年経ってしまいました。もっと貪欲に吸収しよう。
***
ずっと待っていたものが来そうな気配がしてきました。やはり待つのが必要なときってのがあるんですね。
冷暖房完備
スタッフは皆笑顔で対応
宿泊料無料、素泊まり
最上階からは豊かな自然が一望できます!!
ってただの当直です。
年度最後の麻酔は7カ月ぶりの緊急帝王切開術。お陰様で超早起きができました。帝王切開は緊急手術の中では比較的好きです。本当に緊急だし(そうじゃないこともある)、患者さんは若くて元気な人が多いし(そうじゃないことも時々ある)、準備する薬は少なくて済むし(そうじゃないことも稀にある)、手術は数十分で終わるし(そうじゃないこともある)、脊麻の麻酔域完成から児娩出後の出血が落ち着くまでの短時間の集中で済むし(そうじゃないこともある)、輸血の手配はしなくていいし(そうじゃないこともある)、赤ちゃんが元気に産まれれば、そりゃあまぁ喜ばしいことです。
毎度のことながらブピバカインを何ml入れようか悩みます。1.6mlにしようか1.7mlにしようか、1.8mlにしようか、1.9mlにしようか、2.0mlにしようか。fentanylも入れるし、head downにして麻酔高あげるし、多分何ml入れても麻酔域としては大した問題にならないのでしょうが、こういうことを考えるのをサボり始めたら仕事人としてダメになってしまう気がします。
***
今日から新年度ですね。
丁度いい言葉を見つけたので引用させてもらいます。
つまり、乳児としてこの世界に生まれ出て、親をはじめとする他の人間たちとのつきあいを始めた時と同じことが繰り返される。ぼくは人生のこの時期に特有の、周囲に対する積極的な受動性ともいうべき姿勢のことを言っているのだ。幼児は与えられるものすべてを受け入れる。感覚が捕らえるものを貪欲に吸収する。知ったことはすぐに試してみる。上手になれば誉めてもらえる。少々の間違いが混じるのはしかたがない。そんなものは後になって修正すればいいし、たぶんその時間はたっぷりあるだろう。まずは速やかにたくさんのものを身につけることが大事。言葉や習慣を喜々として覚え、使って、身につける。周囲から笑われながらも先へ進む。何年かして気がついてみるともう一人前になっている。
(須賀敦子全集 第1巻P439-440 池澤夏樹)
何かを新しくはじめるときには須らくこれが当てはまると思います。取り敢えずの一人前なので真夜中に叩き起こされても、緊急帝王切開術の麻酔を、問題を起こさずに完遂できるようになったのでしょう。5年前の自分ではできませんでした。これは大きな進歩だと言えます。だから、というわけではないですが、これから麻酔の研修をはじめる人には是非とも貪欲にいろんなものを吸収していただきたいと思います。何度か(何度も?)辞めたくなるかもしれませんが、続けるだけで見えてくるものがきっとありますので。
私はまだ大学院での研究生活2年目に入ったばかりです。もう丸1年経ってしまいました。もっと貪欲に吸収しよう。
***
ずっと待っていたものが来そうな気配がしてきました。やはり待つのが必要なときってのがあるんですね。
2012年3月29日木曜日
(雑) 全部が全部、戯言って言えば戯言ですよね
自分のことを完全に棚にあげたうえの妄言です。
医師生活丸7年になりますが、これまでいろんな先生たちの発表を聞いてきました。日々の症例のプレゼンテーション、麻酔科研修医としての総括、論文の抄読、ほか。医師としてはまだひよっ子の私ですが、それでも色んな発表を聞くと、演者がその発表にどれ位専心したのかが怖いくらいに分かってしまいます。どのくらいそれに対して興味が有るのか、興味がなくてもどのくらい調べてきたのか、どのくらい「いい日本語がなかったんですけど」と発表の中で告白するまでに葛藤があったのか、こんな内容自分的にはどうでもいいけどあんな質問飛んできそうだよな、と頭の中で沸き上がってきた時に「調べとこ」を選択したか「もう眠いからねよ、わかりませんって言えばいいや」を選択したか、いや、そもそもそんなことすら頭に浮かばなかったか。妄想かもしれませんが、手に取るように分かってしまいます。
発表はその多くが無難な出来なのですが、研修医の発表でも思わず聞き惚れて「弟子入りさせて下さい」と思わず平身低頭しまうような達者なものもあるし、逆もまた然り。そして中には、思わずその場から立ち去りたくなるような内容のものもあります。
それらの発表を思い出して、具体的に”自分にとって”何が酷かったのかを考えて、自分がその轍を踏まないようにしたいと思います。
・スライドに書かれている内容そのもの
―文字が小さい。これは何よりも害悪だと思う。それだけでもうついていけない。すいません、勘弁してください、まだ朝で眠いんだよ。
―これは笑いを取ろうと思って書いているんだろうか?、というような文章。―十数分のプレゼンテーションで笑わせるのは凄く難しいうえにリスクが高いでしょう。もっともそんな文字をスライドに載せたのはちょっとした冗談のつもりで、聴衆を笑わせる意図はこれっぽっちもないかもしれませんが。だとしたら尚更「こいつこんなこと書いてなめてんじゃないのか」と思う聴衆がいるかもしれないことについての想像力を少しはふくらませたほうが良かったんじゃないだろうか、と私は心配になって胸がざわざわしてしまいます。演者が非常に真面目で賢く、発表内容の「真面目な部分」への信頼性がきちんと担保されているとき、もしくは普段からいろんな人に愛されていて、ちょっと不謹慎な内容でも「まったく、しょーがねーなぁ」と、聴衆に笑いながら許容される先天的とも言える人柄の良さの持ち主か俳優のような演技力の持ち主、のどれかであれば笑ってもらえると思いますが。。私は其のどちらでもないわ、と自覚する私のような人間であれば、まずプレゼンテーションの内容が「その時間帯、空間、聴衆全てにおいてアクセプトされうるのか」についてこそ真剣に考えるべきなんじゃないだろうか。過度にプライベートなこととか、こんな大変な症例にあたったんですよ、と聴衆に甘えるような内容を晒すのはご法度ではないけれど、聴衆にいい印象を与えることは少ないと自覚したほうが良い。
以前参加した何かの学会。80分程度の教育講演の合間に、演者やその友人以外にはどうでもいいと受け取られるようなプライベート写真を混ぜてくる演者がいたのを思い出す。会場は静まり返っており、私自身も居心地の悪さを感じてその場から逃げ出したくなった。これは新手の嫌がらせだろうか?とその後今に至るまで真剣に思い悩まされている。
・質疑応答での対応
―相手が質問して言葉を発している最中に、それにかぶせて答え始めるような場に居合わせてしまった時。これも逃げ出したくなる。具合が悪くなってくる。恐らく質問者も不快になるだろう。ちゃっと質問をきいてんのかよ、と。そして演者が自己防衛をしているような印象を、私は受けてしまう。
・語尾がふにゃふにゃな、しっかりしない話し方
―スライドに書いてある言葉を、機械的に順を追って話す方が千倍マシ、というプレゼン。スライドの内容を網羅してない上に、どこもかしかも中途半端なつまみ食い。にも関わらずスライドにない内容のごにょごにょとした言葉を随所に挟んでくる。「えぇ~」とか「あの~」とかならまだしも、何故か言い訳がましいセリフを随所に挟まれるともう絶望的に具合が悪くなり、貧乏揺すりが止まらなくなる。結果的に喋り手の頭の中が混沌とした状態だってことしか伝わらない。私のアタマにケイアスを送らないで下さい。相手にわかってもらおうとする努力を著しく欠いた自慰的プレゼンテーション。
・以前のスライドの焼きなおし
1年も前のスライドを再掲するのには勇気がいる。少なくとも、そのスライドに1年前に関わった聴衆が今この場に何人かいることが予め十分予想されるときには、相応の覚悟が必要である。1年前と比較して、自分がどう成長したのか。この1年間にいろんな患者さんの麻酔を担当したはずである。いろんな論文を読んだはずである。いろんな同期や先輩、後輩の麻酔経験を見聞きしたはずである。学会会場でいろんな発表に触れたはずである。いろんな医療過誤ニュースに触れたはずである。いろんな映画や音楽、本に触れたはずである。いろんなところに旅行したはずである。そういったものに触れてなくても全然構わないけど、何がどう成長したのか、それを少しはスライドに反映させるのが、研修を受けた側のマナーなんじゃないかと思う。
麻酔科医が遭遇する最悪のイベントの1つは、予定手術を受けた患者さんの術後死亡である。その死に麻酔科医として関わったんじゃなかったのか。あれは一体何だったんだ。この麻酔科医は、患者さんの死から何を学んだのだろう。何も学んでいないんじゃないだろうか、と思わず天を仰ぎたくなる感情に、私の心が朝から支配されてしまうことが何よりも耐え難い。
私はまだ、不幸な転機を辿った患者さんに対して、敬意が全く払われていないような発表に対しては、0.00001%も共感できないし、全く甘い評価ができないです。それすら、自分の想像力の限界を示しているのでしょうが。
口下手、口が達者。日々の発表ではあんまり関係ないと思います。要はどれくらい準備したか、それだけでしょう。下手だと思うなら要点を文字に起こしてそれを読めばいいんじゃないだろうか。聴いていて気持ちが良いプレゼンっていうのは、どれくらい愛をもって準備したか。内容に対しても聴衆に対しても。それが大きいと思います。
***
私は911について、全くといっていい程なにも分かっていませんが、Iced Earthの「When the Eagle Cries」に涙腺を刺激されます。音楽の良いところは、その製作者の思惑と全く違うところにおいても共感なり何なりができるところだと思います。音楽を通してならチュニジアの人でもネパールの人でも、世界中誰とでも共感できそうです。全くの勘違いかもしれませんが。そう思うとこの世界もまんざら捨てたものでもないのかも知れません。
***
そのうち読める日が来るでしょう。
医師生活丸7年になりますが、これまでいろんな先生たちの発表を聞いてきました。日々の症例のプレゼンテーション、麻酔科研修医としての総括、論文の抄読、ほか。医師としてはまだひよっ子の私ですが、それでも色んな発表を聞くと、演者がその発表にどれ位専心したのかが怖いくらいに分かってしまいます。どのくらいそれに対して興味が有るのか、興味がなくてもどのくらい調べてきたのか、どのくらい「いい日本語がなかったんですけど」と発表の中で告白するまでに葛藤があったのか、こんな内容自分的にはどうでもいいけどあんな質問飛んできそうだよな、と頭の中で沸き上がってきた時に「調べとこ」を選択したか「もう眠いからねよ、わかりませんって言えばいいや」を選択したか、いや、そもそもそんなことすら頭に浮かばなかったか。妄想かもしれませんが、手に取るように分かってしまいます。
発表はその多くが無難な出来なのですが、研修医の発表でも思わず聞き惚れて「弟子入りさせて下さい」と思わず平身低頭しまうような達者なものもあるし、逆もまた然り。そして中には、思わずその場から立ち去りたくなるような内容のものもあります。
それらの発表を思い出して、具体的に”自分にとって”何が酷かったのかを考えて、自分がその轍を踏まないようにしたいと思います。
・スライドに書かれている内容そのもの
―文字が小さい。これは何よりも害悪だと思う。それだけでもうついていけない。すいません、勘弁してください、まだ朝で眠いんだよ。
―これは笑いを取ろうと思って書いているんだろうか?、というような文章。―十数分のプレゼンテーションで笑わせるのは凄く難しいうえにリスクが高いでしょう。もっともそんな文字をスライドに載せたのはちょっとした冗談のつもりで、聴衆を笑わせる意図はこれっぽっちもないかもしれませんが。だとしたら尚更「こいつこんなこと書いてなめてんじゃないのか」と思う聴衆がいるかもしれないことについての想像力を少しはふくらませたほうが良かったんじゃないだろうか、と私は心配になって胸がざわざわしてしまいます。演者が非常に真面目で賢く、発表内容の「真面目な部分」への信頼性がきちんと担保されているとき、もしくは普段からいろんな人に愛されていて、ちょっと不謹慎な内容でも「まったく、しょーがねーなぁ」と、聴衆に笑いながら許容される先天的とも言える人柄の良さの持ち主か俳優のような演技力の持ち主、のどれかであれば笑ってもらえると思いますが。。私は其のどちらでもないわ、と自覚する私のような人間であれば、まずプレゼンテーションの内容が「その時間帯、空間、聴衆全てにおいてアクセプトされうるのか」についてこそ真剣に考えるべきなんじゃないだろうか。過度にプライベートなこととか、こんな大変な症例にあたったんですよ、と聴衆に甘えるような内容を晒すのはご法度ではないけれど、聴衆にいい印象を与えることは少ないと自覚したほうが良い。
以前参加した何かの学会。80分程度の教育講演の合間に、演者やその友人以外にはどうでもいいと受け取られるようなプライベート写真を混ぜてくる演者がいたのを思い出す。会場は静まり返っており、私自身も居心地の悪さを感じてその場から逃げ出したくなった。これは新手の嫌がらせだろうか?とその後今に至るまで真剣に思い悩まされている。
・質疑応答での対応
―相手が質問して言葉を発している最中に、それにかぶせて答え始めるような場に居合わせてしまった時。これも逃げ出したくなる。具合が悪くなってくる。恐らく質問者も不快になるだろう。ちゃっと質問をきいてんのかよ、と。そして演者が自己防衛をしているような印象を、私は受けてしまう。
・語尾がふにゃふにゃな、しっかりしない話し方
―スライドに書いてある言葉を、機械的に順を追って話す方が千倍マシ、というプレゼン。スライドの内容を網羅してない上に、どこもかしかも中途半端なつまみ食い。にも関わらずスライドにない内容のごにょごにょとした言葉を随所に挟んでくる。「えぇ~」とか「あの~」とかならまだしも、何故か言い訳がましいセリフを随所に挟まれるともう絶望的に具合が悪くなり、貧乏揺すりが止まらなくなる。結果的に喋り手の頭の中が混沌とした状態だってことしか伝わらない。私のアタマにケイアスを送らないで下さい。相手にわかってもらおうとする努力を著しく欠いた自慰的プレゼンテーション。
・以前のスライドの焼きなおし
1年も前のスライドを再掲するのには勇気がいる。少なくとも、そのスライドに1年前に関わった聴衆が今この場に何人かいることが予め十分予想されるときには、相応の覚悟が必要である。1年前と比較して、自分がどう成長したのか。この1年間にいろんな患者さんの麻酔を担当したはずである。いろんな論文を読んだはずである。いろんな同期や先輩、後輩の麻酔経験を見聞きしたはずである。学会会場でいろんな発表に触れたはずである。いろんな医療過誤ニュースに触れたはずである。いろんな映画や音楽、本に触れたはずである。いろんなところに旅行したはずである。そういったものに触れてなくても全然構わないけど、何がどう成長したのか、それを少しはスライドに反映させるのが、研修を受けた側のマナーなんじゃないかと思う。
麻酔科医が遭遇する最悪のイベントの1つは、予定手術を受けた患者さんの術後死亡である。その死に麻酔科医として関わったんじゃなかったのか。あれは一体何だったんだ。この麻酔科医は、患者さんの死から何を学んだのだろう。何も学んでいないんじゃないだろうか、と思わず天を仰ぎたくなる感情に、私の心が朝から支配されてしまうことが何よりも耐え難い。
私はまだ、不幸な転機を辿った患者さんに対して、敬意が全く払われていないような発表に対しては、0.00001%も共感できないし、全く甘い評価ができないです。それすら、自分の想像力の限界を示しているのでしょうが。
口下手、口が達者。日々の発表ではあんまり関係ないと思います。要はどれくらい準備したか、それだけでしょう。下手だと思うなら要点を文字に起こしてそれを読めばいいんじゃないだろうか。聴いていて気持ちが良いプレゼンっていうのは、どれくらい愛をもって準備したか。内容に対しても聴衆に対しても。それが大きいと思います。
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私は911について、全くといっていい程なにも分かっていませんが、Iced Earthの「When the Eagle Cries」に涙腺を刺激されます。音楽の良いところは、その製作者の思惑と全く違うところにおいても共感なり何なりができるところだと思います。音楽を通してならチュニジアの人でもネパールの人でも、世界中誰とでも共感できそうです。全くの勘違いかもしれませんが。そう思うとこの世界もまんざら捨てたものでもないのかも知れません。
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