ちきりんの「自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ」を読了しました。
「意見」と「反応」を分けて考えることについて書かれていました。すべての意見(それぞれの立場から発せられるので)は偏っていますが、自分はどこに立つのか。どう考えるのか。それを改めて認識しました。
痛みで困っている患者さんを毎日診ていると正解が分からないことが沢山あります。患者さんによって「意見」が欲しい方と「反応」が欲しい方といらっしゃいます。患者さんは「あなたの意見が欲しいんだ!」とか「反応が欲しいんだ!」とは決しておっしゃいません。それを汲み取れるような外来なり入院治療なりができるようになりたいなぁ、とこの本を読んで改めて思いました。
感謝。