11月1日に仮登録して放置していたら、いつの間にか今週金曜日には締め切りではないですか。何とか間に合うかな…。
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先日、会議で、とある先生が「麻酔科が20年先もあるか気になります」と発言しておられました。私も同感です。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 01月号
世界から「仕事」が消えてゆくとあります。最近こういうお触れをあちこちで見ます。ちょっと前に読んだ「ワークシフト」もそんな内容です。
クーリエ・ジャポン1月号のp31には「医者ですら、ロボットに仕事を奪われる日が来る!?」というコラムが掲載されてます。実際にはそうはなかなかならないとは思いますが、どうなんでしょうね。楽観的すぎますか?
ちょっと前まで(今でもおそらく)、医者の過酷な労働状況が現場からの声やマスコミの報道で取り上げられてましたが、今後はそういう国内だけの次元の話ではなくなるでしょう。そして過酷な業務の人はますます過酷に、成功する人はますます成功する。他の業界ではとっくにそうなっていますし。
ちなみにp38-41に10年後も食える仕事9つが挙げられていますので、興味がある方は読んでみると面白いと思います。勿論医者は入ってません。
医者ロボットは現場に導入されてもきっとお値段は高いだろう
→ロボットを買えない(田舎や収入の少ない自治体または民間病院など)場所では人が医療を行うだろう(ただし今より大分安い賃金で)
なので
・今のうちに田舎に適応して、「あんのせんせでねばだみだ(あの先生じゃなきゃだめだ)」と言われるようになっておく
・今のうちに稼いでおいて、医者を辞める準備をする
・今のうちに稼いで勉強して、いつでも国外に逃亡するスキルを身につけておく
・医者ロボットでは、臨終間際の医療はまだまだ苦手だろうから、そういう医療サービス(終末期医療)を高いレベルで提供できるように今のうちから研鑽しておこう
ということで、色々と周術期麻酔科医以外の未来を妄想するわけですが、妄想の手助けになるか不明ですが、この本を買いました。
麻酔科診療にみる医学留学へのパスポート (シリーズ日米医学交流)
タイトル通り、どちらかと言うと真面目な妄想をしたい人向けでしょうか。
今すぐ読みたいのはやまやまですが、抄読会の準備と原稿を書きます…。