各病院の手術室に配られているであろう
産科危機的出血への対応ガイドライン
ではあまり強調されていませんが、赤血球濃厚液より新鮮凍結血漿(FFP)の輸血を強調されていました。帝王切開で出血量2000mlを超えるような症例では特にDICの発生に注意が必要です。
凝固因子の中でも、とくにフィブリノゲンは低下しやすいので、FFPで補充します。FFP 450mlを投与するとフィブリノゲン値は 30 mg/dL 程度上昇するとありますので、フィブリノゲン値100mg/dlを切っていたら(検査値として出ていなくても、そうであろうことを想定して)、FFPを積極的に輸血することが現時点では推奨されるようでした。
産科大量出血時には、凝固系検査(PT-INRやAPTT)は当てにならないこともあり、また、Hbが7とか8とかで輸血を渋って晶質液・膠質液で粘っているとあっという間に希釈性凝固障害に陥るかもしれない…ということを頭の片隅において術野をよく見ましょう。そして産科の先生とよくディスカッションしましょう。
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産科危機的出血への対応ガイドライン
ではあまり強調されていませんが、赤血球濃厚液より新鮮凍結血漿(FFP)の輸血を強調されていました。帝王切開で出血量2000mlを超えるような症例では特にDICの発生に注意が必要です。
凝固因子の中でも、とくにフィブリノゲンは低下しやすいので、FFPで補充します。FFP 450mlを投与するとフィブリノゲン値は 30 mg/dL 程度上昇するとありますので、フィブリノゲン値100mg/dlを切っていたら(検査値として出ていなくても、そうであろうことを想定して)、FFPを積極的に輸血することが現時点では推奨されるようでした。
産科大量出血時には、凝固系検査(PT-INRやAPTT)は当てにならないこともあり、また、Hbが7とか8とかで輸血を渋って晶質液・膠質液で粘っているとあっという間に希釈性凝固障害に陥るかもしれない…ということを頭の片隅において術野をよく見ましょう。そして産科の先生とよくディスカッションしましょう。
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約1ヶ月ぶりに少しだけ走りました。
6/24 2.15km, 15分30秒 8.5km/h
7/22 3.00km, 22分30秒 7.5-9.0km/h
に加えて腹筋、腸腰筋、大胸筋、腹斜筋の筋トレ
右腸脛靭帯炎は回復していなそうでした。本格的に他のスポーツに切り替えるときなのかなぁ。