土曜日の一日外来を終了後、秋田新幹線こまちに乗り込んで夜の秋田に入りました。秋田駅に着いたのは21時過ぎで、小雨が降っており、道には12/1にドカンと降ったらしい雪があちこちに残っています。
新幹線時間をコールスローサラダとタコスミートのメキシカンサラダで凌いだため、軽く飲める居酒屋に入ろうかとも思っていたのですが、何故かお腹が痛くなっていたのでまずホテルにチェックイン。ドーミーインに宿泊したのですが、21:30からホテルで無料で提供される夜鳴きそばに宿泊客の長蛇の列。夜鳴きそばにありつくまでに相当な時間がかかりそうだったので、ホテル近くの居酒屋にお邪魔しました。21:45に店に入ったところ、料理のラストオーダーは22時と。慌てて秋田の郷土料理のコースと銀杏揚げを頼み、秋田の地酒飲み比べセットで乾杯します。
隣りに座っていたカップルの男性がコースの締めの冷たい稲庭うどんに「うま!」と舌鼓を打っておりました。お店で食べるきりたんぽもたまにいいものです。ハタハタの塩焼きも。
翌12月4日の日曜日。朝5時前に起きると昨日コロナワクチンを打った左三角筋のあたりが痛い。ロキソプロフェンを内服。
試験会場に間に合うためには秋田駅発6時46分の男鹿線に乗らなければなりません。
秋田駅近の吉野家は7時から、その他の飲食店も軒並み7時開店ということで、イートインできる店がない。いろいろ考えて結局セブンイレブンのおにぎりを食べて乗車。朝は雪ではなく小雨でした。
座っての講義が合計3時間弱(30分+60分+50分+30分)予定されているので、途中で寝ないようにメガシャキも購入。
男鹿線に乗ること59分、男鹿駅に到着。電車の暖房が自分には暑くて汗をかくほど。何度かダウンを脱いだりうたた寝したり。
試験会場行きのバスが待ってくださっていました。バスに揺られて20分ちょっとで五風に到着しました。
今日の予定について諸々の説明を受けた後、再びバスに乗ってなまはげ館と真山伝承館の視察研修です。
各地のナマハゲが大集合しているところは、何度みても壮観です。
真山伝承館でのナマハゲ体験は、今年2回目でしたが、何故か涙がこみ上げてきました。
その後は試験会場に戻って講義講義講義です。座って人の話を聴くのが苦手なのですが、聴いたことがない内容ばかりだったのでほぼ寝ないで受講できました。メガシャキにも途中お世話になって。カフェイン多量摂取でしたが、コーヒーをこの日は一度も飲みませんでした。
会場のセイコーグランドホテルに「十和田古代石」が展示してありました。最近化石に興味津々なので嬉しい出会いでした。
試験は15:55から16:55まで。筆記試験です。選択式問題とフリー記述の試験です。講義を聞けば合格できると思いますが、講義なしでは合格できない匂いがプンプンしました。答えられない設問もありましたが、回答用紙全部を埋めたので試験開始から30分すぎには退室。全くお土産を買う暇がなかったので、ホテルの売店を見たりして帰りのバスの時間まで待ちます。
男鹿線、本数が少ない・・・。
男鹿駅を18:05発。18:56に秋田駅に着き、新幹線こまちの発車時間は19:10。14分しか乗り換え時間がありません。雪が降ってきました。
花善の鶏めしを買って帰りたかったのですが、ダッシュでニューデイズに行っても完売とのこと。仕方なくまたおにぎりを買って帰路。
<旅のまとめ>
研修と試験で丸一日がかりのハードスケジュールでしたが、生まれ故郷で連綿と受け継がれてきた伝統行事について、勉強することができたのは得難い経験でした。子供の頃はナマハゲは怖い存在でしかなかったけれど、この地に生きる人々に幸福をもたらす励ましの神様であるということに気づきました。今日の研修をスタートとして自分に何ができるか考えながら日々の生活を続けていきたいと思います。2月のなまはげ柴灯まつりにも行きたいけれどちょっと無理だな。試験に合格していますように。