2009年以来の受験なので8年ぶりです。
all CBTとなり、受験料も¥43,200にあがっておりました。
受験理由は2008年の合格の期限が2018年末で失効するためでした。
仕事と子育て(というほど子育てには参加できておりません)で忙しく、受験勉強の時間がほとんど取れない状況でしたが、幸運にも(本当に全くの幸運です)合格の通知をいただきました。
動画:80分33動画35設問
仕事と子育て(というほど子育てには参加できておりません)で忙しく、受験勉強の時間がほとんど取れない状況でしたが、幸運にも(本当に全くの幸運です)合格の通知をいただきました。
動画:80分33動画35設問
一人一人自分の目の前にあるパソコンで受ける形式なので、気になる動画はなんと!何回でも見ることができました。流石に一時停止やスロー再生はできません。
昔受験した時は2回動画が流れて終わりだったので、8年前より受験生に寄り添う形の試験になっていたかと思います。
以下、試験問題の中で、出題された(ような気がする)ことの羅列です。
・カラードプラ、何の設定を変更したか、2Dゲイン、カラーゲイン?
・TGA手術後の右左の酸素飽和度どちらが高いか、右室と思われる場所、術後、画像上のどの血管とつながっているか
・大動脈弁下VSD、選択肢の中で誤っているのはどれか。
・肺がん合併患者のTEE:腫瘍はLUPVから?LLPVから?、大血管に浸潤している?腫瘍は嚢胞様?
・解離で送血開始して、下行大動脈短軸像で偽腔が大きくなってくるところ。正しいのは?:直ちに送血をとめる
・2症例分のRWMAをいろんな断面から見せる動画。壁運動異常で正しい組み合わせを選ぶ
・4症例出て、VSP、左室自由壁破裂、僧帽弁腱索断裂など正しい病名の組み合わせを選ぶ。そしてそれに対する正しい治療はどれかを選ぶ。2連問
・PLSVCの動画。2連問
・bicaval viewにうつっているもの。正しいものは:ユースタキ弁とSVCからのガイドワイヤーかなにかを選ぶ
・Bentall術前と術後のTEE.PFOも合併している。明らかに右心不全。選択肢から正しいものを。PFO flowがCPB前後で逆方向になっている
・ASDいろんな角度から。この症例のリムで一番長いのはどこ?:SVC、冠静脈洞、房室…、など
そして、お昼ご飯タイムです。おお!浅草今半のお弁当!なのにあけてみると幕の内弁当な内装にがっかり。お肉が苦手な受験生もいるでしょうから仕方ないですが、午前中にTEEの動画を死ぬほど見て枯渇した私の脳に糖を補給するには不十分なように感じました。
・TGA手術後の右左の酸素飽和度どちらが高いか、右室と思われる場所、術後、画像上のどの血管とつながっているか
・大動脈弁下VSD、選択肢の中で誤っているのはどれか。
・肺がん合併患者のTEE:腫瘍はLUPVから?LLPVから?、大血管に浸潤している?腫瘍は嚢胞様?
・解離で送血開始して、下行大動脈短軸像で偽腔が大きくなってくるところ。正しいのは?:直ちに送血をとめる
・2症例分のRWMAをいろんな断面から見せる動画。壁運動異常で正しい組み合わせを選ぶ
・4症例出て、VSP、左室自由壁破裂、僧帽弁腱索断裂など正しい病名の組み合わせを選ぶ。そしてそれに対する正しい治療はどれかを選ぶ。2連問
・PLSVCの動画。2連問
・bicaval viewにうつっているもの。正しいものは:ユースタキ弁とSVCからのガイドワイヤーかなにかを選ぶ
・Bentall術前と術後のTEE.PFOも合併している。明らかに右心不全。選択肢から正しいものを。PFO flowがCPB前後で逆方向になっている
・ASDいろんな角度から。この症例のリムで一番長いのはどこ?:SVC、冠静脈洞、房室…、など
そして、お昼ご飯タイムです。おお!浅草今半のお弁当!なのにあけてみると幕の内弁当な内装にがっかり。お肉が苦手な受験生もいるでしょうから仕方ないですが、午前中にTEEの動画を死ぬほど見て枯渇した私の脳に糖を補給するには不十分なように感じました。
お昼ご飯をあっという間に食べてしまい、まだ小腹が空いていたけど、自分の持ち物をクロークにほぼ全て預けてしまい、会場の外に出る元気もない中、会場内で、手が付いてない状態でうず高く積まれているお弁当をもう一個もらおうかと思案してぼんやり過ごしていると午後の部がはじまりました。こちらもCBTですので、バソコン画面上でカチカチカチカチと、正解と思われる選択肢をマウスでクリックしていきます。
文章選択問題:120分80設問
・フレームレートの計算問題
・折り返し速度の計算問題
・プローブ内の構造:順番で正しいもの
・収縮性心膜炎のエコー
・拘束型拡張障害の心エコー
・MS患者のPHTによる弁口面積測定に影響与える疾患:severe AR
・TOFで大動脈騎乗が最もよく描出できる断面は
・フレームレートの計算問題
・折り返し速度の計算問題
・プローブ内の構造:順番で正しいもの
・収縮性心膜炎のエコー
・拘束型拡張障害の心エコー
・MS患者のPHTによる弁口面積測定に影響与える疾患:severe AR
・TOFで大動脈騎乗が最もよく描出できる断面は
などなど。
座学の時間が圧倒的に足りなかったので、超音波の原理の分野は惨憺たる得点率(30%くらい)でしたが、毎週のように心臓手術の麻酔を担当し、一緒に心臓手術の麻酔を担当するレジデントの先生の指導に絶対的な責任をもつ立場、かつ、心臓外科の先生とTEEの所見を元に、稚拙かもしれませんが議論して判断をしなくてはならない立場において、ときには深夜に行われる手術に意識朦朧としつつも何とか食らいついて、TEEで心機能を評価し続けたのがよかったのかもしれません。
今回の受験にあたり、参考にした本は、京都府立医大の先生方が翻訳された「周術期経食道心エコー図ー効率的に学ぶために」だけです。それすら、全てこなせませんでした。
あとは、日々の臨床と、過去の自分のブログの記載。
こんな幸運、もうないだろうから、今回の合格が有効なうちに心臓血管麻酔専門医試験を受験したいと思う今日この頃。