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2014年5月29日木曜日

(本) たましいの場所 (早川義夫氏、筑摩書房)を読む

56日ぶりの更新です。

p149-150にこう書いてあります。

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 どうしたらいい文章が書けるのだろうか。何かいいヒントはないだろうか。

 小林秀雄「文を飾ったって文は生きないんです。チェホフが言ったように、文は率直に書くべきなんです。雨が降ったら雨が降ったとお書きなさい。それが出来ないんですね。雨が降ったら雨が降ったではすまないんですね。なんかつけ加えたいんです。しゃれたことを。雨が降ったら雨が降ったと書けばたくさんだと思って、立派な文章を書ける人が名人というんです。そういう人は、文を飾るんじゃないんだけれども、文章に間があるんです。リズムが。それで読む人はその間に乗せられるんです。知らないうちに」

 外山滋比古「新しいつもりで書いたところから文章は古くなる。腐り出す。古いものはもう古くならないが、新しいものはどんどん年をとる。大工は生木で家を建てない。正確な文書を書こうとしたら、多少、保守的にする覚悟がいる」

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齋藤孝氏の昔の著作の中に、丹田についての記載があったことを思い出しました。臍の下に重心を置いて動くと確かに他者から見て安心感、安定感はあるかも…でもちょっとにこにこしながら浮足立ってるかのような軽やかな足取りで手術室をあちこちふらふらしているくらいの方が、手術麻酔をする麻酔科医としては、いいような気がします。多分そのほうが周りの方々が話しかけやすいだろうし、愚痴も言いやすいだろうし。そういう麻酔科医になりたいなぁ。

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ネモフィラと太平洋と空。青の三重奏。国営ひたち海浜公園です。


なんじゃもんじゃの木。深大寺の境内で。


シャガの花。神代植物公園にて。


あべのハルカスと天王寺動物園。通天閣から。