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2010年5月5日水曜日

Training in Rena(其の二十八), フォーム考

ランニング:29分、4.1km(傾斜6.0で 8.5k/h 15分 → 9.0k/h 10分 → 10.5k/h 3分) 計179.5km
 (2月 48km, 3月 56km, 4月 63.1km, 5月 12.4km)
筋トレ: なし 
水泳:なし

フォームはいいに越したことはないだろうから、いつでも思い出せるようにメモ書き。
走る時間がまとめて取れなくても、麻酔中の体の姿勢ですら練習につながる?かもしれない。
・前に進む以外の無駄な動きをしない
・重心は丹田(へその下の部分)にあるので、この重心部分を上手く前に運ぶフォームを心がける。左右にぶれたり、重心の上下動が激しいのはよくない。
・腰が引けていたり、背中が丸いのはよくない。そうならないように、常に身体の真下に着地することを心がける。
・上半身は力みすぎず、リラックス。
・体幹の筋肉を意識して鍛える。日常生活ではお尻と腹筋を意識する。また、猫背にならないように背筋を伸ばし、軽く胸を開く。
・これらを日頃の軽いジョギングで常に意識し、繰り返し実践する。
参考文献:3時間台で完走するマラソン―金哲彦、光文社新書

残念な人の思考法 ― 山崎将志


本書による「残念な人」の定義は「ちゃんと学校を出て、入社試験もクリア、役に立つ資格も持っている。そしてやる気も十分あり、夜遅くまで懸命に働いている。しかし、結果が出ない人」のことのようである。「結果が出ない ≒ 患者に対して当然避けうるべき合併症を起こす」の図式にすると、明日には私も残念な人に転落である。麻酔にはそのような落とし穴が無数にある。ドラゴンクエスト2の「ロンダルキアへの洞窟」など目じゃない(言い過ぎか)。
本書の読者は恐らくビジネスパーソンなので、全部を自分のいる環境に当てはめるのは無為不毛な作業だが、使える部分はたくさんある。それこそ「関心」があれば。

・一般的に、家族、趣味、夢は、仕事が上手くいってこそ得られるサブセット(p6)
・部下に仕事を頼むとき、受け手にとって少なくとも2割は創意工夫の余地があるように、できれば5割くらいは新しいスキルが身につくように依頼するのがマネジメントが留意するべき、人材育成と業績のバランスをとった仕事の頼み方(p10)
・一日が終わって「疲れた」状態になることを仕事が充実していると勘違いしてはいけない(p10)
・人生は下りのエスカレーターを逆送しているようなものだ、と考えることがある。ただ立っているだけではどんどん下に行ってしまう。普通に歩いてやっと現状維持。(p19)
・使えないシステムの陰に使えない人間がいる(p31)
・お金を持っていたら馬鹿馬鹿しくてやらないことは、やらなくていいこと。他人に対する仕返しのような行動は、自分の品格を損ねる結果になる(p133)
・転職して成功するためには、今成功していないとダメ。日本中いくら探しても自分にあう仕事なんか見つからない(p170)
・専門性を高めるのは確かに必要だが、それに固執すると後が厳しい。スキルだけで競っているといつか年下に負けるときが必ず来る。どこかのタイミングで、エンプロイアビリティ(雇用されうる能力)とは関係ないところを習得しなければならない。(p176-7)
・行動の変革を考えるにあたっては以下をなぞってみる(p204)
 ・具体的である
 ・測定可能である
 ・納得している
 ・実現可能である
 ・今やるべきことである、または期限がある
・「好き」の反対は「無関心」である(p205)

楽しい人生を過ごすためにはネガティブ思考よりプラス思考の方がよいと思うが、そういう二元論的なものの見方がそもそも問題かもしれない、とぼんやり考えた。素直な心が大事なのだ。
***
今日学んだこと
・できない約束はしない
・約束は適当にしない
・約束をした場合には期限を決める

Rhapsody of FireのThe Frozen Tears of Angels(2010)

今年はメタルの新譜の当たり年のようだ。

バンド8作目のアルバム。
このバンドの作品を聴くのは「Symphony of Enchanted Lands II: The Dark Secret」(2004)以来。恵比寿の駅近にある普段ならば足を踏み入れないようなちょっとお洒落な雰囲気のCDショップを覗いてみたら偶然発見したので、即購入。

CDの歌詞カード内にアルバムの世界地図が描かれるという徹底ぶりに衝撃を受けたデビュー作の「Legendary Tales」が1997年。現在まで既に13年経過。にも関わらず、本作で描かれる世界はデビュー当初から何ら変化していない。大仰であるが故に飽きられてもおかしくないこの種の音楽を表現し続けている。継続は力なりとは使い古された言葉だが、まさに彼らのためにあるようなもの。驚きを通り越して尊敬に値することである。映画のサウンドトラックになるかのような世界観からハリウッド・メタル、とかシネマ・スコア・メタルなどと称されるようになっているが、本作も「The Lord of the Rings」の世界であり、ドラゴンが空を舞い、勇者が剣で敵を薙ぎ倒していくロールプレイングゲームの世界を連想させるものでもあり、それは本作でも全く変わりない。俳優クリストファー・リーがナレーションをつとめる#1「Dark Frozen World」に導かれる#2「Sea of Fate」は普通の出来。#3「Crystal MoonLight」はコーラスが印象的な佳曲。単調ながらコーラスの畳みかけが圧倒的な破壊力をもち是非とも大音量で聴きたい#4「Reign of Terror」は本作の1つのハイライト。#6「Raging Starfire」や#8「On the way to Ainor」と疾走曲が多いのは非常に嬉しいところ。
 大大大傑作だった5作目「Power of the Dragonflame」には及ばないものの歌メロはよいしクオリティは高く丁寧な作りの作品。

2010年5月4日火曜日

Training in Rena(其の二十七)

5月初ランニング。

58分、8.3km(傾斜3で40分: 8.5k/h 30分 → 9.0k/h 10分、
 傾斜5.0で10分: 9.5k/h 5分 → 10.0k/h 5分
 傾斜3.0で8分: 12.0k/h 5分 → 6.0k/h 3分) 計175.4km
 (2月 48km, 3月 56km, 4月 63.1km, 5月 8.3km)
筋トレ: 腹筋、脊柱起立筋 
水泳:なし

2010年5月3日月曜日

長瀞日記

この日は電車、バス、舟、ロープウェイといろんな乗り物に乗った。

電車に乗ること延べ2時間30分ほど。西武線の西端までやってきた。途中の芦ヶ久保駅からは妙な存在感を放つ銅の仏像が拝める。芦ヶ久保大観音(埼玉県横瀬町、2000年建立、18.5m、倭座り)だそうだ。正座した観音は珍しいらしい。

終点まで乗る人が多いのかと思いきや、直前の横瀬駅で8割方の乗客が降車した。皆「芝桜」を鑑賞しに来たようであった。芝桜は美しいが、毎年見たいとは思わない。数年前に見た栃木県芳賀郡市貝町の芝ざくら公園での美しさが未だ鮮明なので、取り敢えず無視することにした。

この日の最高気温は25.5℃。
てくてくと宝登(ほど)山を登り、ロープウェイで山頂に着いた頃には汗ばむ陽気。ロープウェイはちょこっと人が並んでいたので待っている間に「2009年第5回埼玉B級ご当地グルメ王1位」というキャッチコピーで売っていた「みそポテト」を食べる。ふかしたジャガイモを天ぷらにし、甘みそをからめるというシンプルさがまさにB級だが、味は見た目から想像される通りであった。

ロープウェイは乗ったかと思うとあっという間に終点についてしまう。ロープウェー内でのナレーションでは宝登山と神社の由来を説明してくれた。「山麓の宝登山神社は西暦110年、今から1900年前、第12代景行天皇の時代に創立されたと伝えられている。皇子日本武尊が勅命によって東国平定の時、遥拝しようと山頂に向っている折、巨犬が出てきて道案内をしてくれた。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに出遇い、尊の進退はどうすることもできない状態になってしまった。その折巨犬は猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。このことから「火止山」の名が起きたという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、また防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭し、これが宝登山神社の起源であると伝えられる。」

ロープウェイで山頂に上ると緑が美しい。しかし暑い。
くてくと歩くと小さな動物園があり、サルや鹿、豚、ウサギ、アライグマ、孔雀などがいる。豚は放し飼いにされておりあちこちで糞をしまくっている。動物園内も坂道が多く、陽に焼かれて徐々にぐったりしてくる。日頃のランニングが全く役に立っていない程の体たらくである。

ロープウェイを降りると荒川ライン下りに行く。全長10m、20名乗れる和船に船頭さん2人が4mほどの竿を操り丁寧に川を下っていく。陽は照っていたが、風と水飛沫、緑の匂いが非常に心地よい。川の両岸にある岩肌が美しい。瀞(とろ)の意味通りに川の流れは緩やかで、とてもゆったりとした落ち着いた心になれる。30分弱の乗船だったが、心身ともに涼むことができた。紅葉の頃に乗っても気持ちよさそうである。

2010年5月2日日曜日

Alice in Wonderlandは☆☆

目下大ヒット中の本作。
AVATOR上映時に本作の予告編を見て以来ずっと気になっていたので見に行くことに。せっかくなので3Dで上映している映画館を探して見に行った。考えてみると今年初の映画館での映画鑑賞である。

興行収入を低下させるようなネガティブな意見を言うのは非常に憚られるが、私が何を書いても映画は大ヒットするだろうから書く。
極彩色のワンダーランドを映像化したのは見事だが、私の感性にはまさに映像美しか響いてこなかった。好奇心旺盛な子供なら楽しめるのか、はたまた原作を深く知る人たちならばもっと楽しめるのか…。最後の最後まで映画の世界に入り込めない自分に落胆。肝心の3Dが上手く機能しているかと言われると、それも微妙。アリスが穴に落ちるときとチェシャ猫が出たり消えたりする場面以外には3Dであるありがたみがあまり感じられなかった。
楽しめなかった要因の1つは恐らくストーリー。原作の世界の13年後ということだからこれまで誰も描いたことのない世界の筈。109分の上映時間に合わせてシンプルさを追求した反動なのか、妙にご都合主義的な進行で一貫性がないように感じられた。その一貫性のなさもワンダーランドの話だからわざと狙ってやったことなのか。謎かけのような台詞の1つ1つも恐らく原作を知っている人には楽しめるものなのだろう。
数えてみるとシザーハンズ、エドウッド、スリーピーホロウ、チャーリーとチョコレート工場、コープスブライド、スウィーニートッド、と今回でティム・バートン監督作7本目の出演となるジョニーデップ(こうして挙げてみると全部見てるものだ)。今作は帽子屋を演じた彼より、赤の女王を演ずるヘレナ・ボナム=カーター(監督の奥様。猿の惑星、ビッグ・フィッシュ、コープスブライド、チャーリーとチョコレート工場、スウィーニー・トッドと今作で6本目の出演)が強烈過ぎる印象を残している。特に"Off with her head!"といろんな登場人物の首を何度もはねさせようとするシーンはそれぞれ破壊力があって非常によい。
振り返ってみると楽しめなかった1番の要因は原作を読んだことがない自分にある気がするが、芋虫のアブソラムをアラン・リックマンが、ジャバウォックの声をクリストファー・リーが演じていたことなどは嬉しい驚き。

2010年4月30日金曜日

Training in Rena(其の二十六), 今週の出来事

4月28日(水)の記録
58分、8km(傾斜3-4、8k/h10分→11k/h5分、ウォーク5分、8.5k/h15分、ウォーク5分、9.0k/h 13分、11.5k/h 5分)計167.1km(2月 48km, 3月 56km, 4月 63.1km)
筋トレ:なし
水泳:なし

7月4日のロードレースは高温、上り坂で相当きつい気がする。一刻も早く体力の貯金を作りたい。
***
27日、F-T(大腿-後脛骨動脈)バイパスの麻酔を末梢神経ブロックでやってみた。
ワーファリン、バイアスピリン内服中のためASRAの2010のガイドラインに則ると深い部位の神経ブロックは避けたい。かといって透析、OMIと低予備能の患者の全身麻酔はできれば避けたい、と思い、主治医との相談の上行った。
麻酔はSNB(popliteal)とFNBの組み合わせだけなのだが、血管の誤穿刺だけはしないようにと平行法を遵守して施行。両麻酔ともばっちり効いていたため数時間の手術を挿管することなく乗り越えられた。もちろん鼠径部は麻酔が効かないので外科の先生に局麻してもらう。末梢神経ブロックでの管理が全身麻酔に比べて圧倒的によいところは血圧の管理が容易になる点。術後すぐ痛くならない点。反対に鎮静による呼吸抑制や不意の体動がデメリットか。
***
28日、Sugammadexを初めて使用してみた。200mgは9947円、500mgは23652円する。今までなら追加しようか否か悩むところで不動化させたくないために気軽に筋弛緩を追加してしまえそうなところが悲しいような気がした。
この薬剤の登場で「筋弛緩が切れなくて抜管できない」ということはなくなりそうである。そしてますます考えなくても麻酔ができるようになり、麻酔科医が失業の憂き目に合う日も近いのではないかと思う反面、いい薬剤が利用可能になったのだからその恩恵にあずかるべきとも考える。
***
今週学んだこと
・努力
・忍耐
・期限がある限り、自ら倒れずに立ち続ける。夢は叶う。自分が諦めさえしない限り
・事故が起きて内輪からは「それは仕方ないね」と思えるようなことでも、医療を知らない第3者からみたら突っ込みどころが満載なことがあること。そしてそれによって医師生命が絶たれる可能性もあること。

2010年4月25日日曜日

Training in Rena(其の二十五)、My Chemical Romance

ランニング:80分11.0km / 計159.1km(2月48km, 3月56km, 4月55.1km)
(傾斜3.0, 7.5k/hで30分、その後10分毎に傾斜0.5、0.5km/hずつアップし傾斜5.0, 10.0k/h)
筋トレ:なし
プール:300m(ウォーキング、泳ぎ)

走っている最中にiPodからMy Chemical Romanceの「Welcome to the Black Parade」が久しぶりに流れてきたので、思わず聴き入ってしまった。この曲の1分50秒過ぎからの展開はランニングにも合うのだが、アルバムに収録されている他の曲も聴きたくなり結局全部聴いてしまった。このアルバム「The Black Parade」は彼らがアメリカのバンドであるということを忘れてしまうほどウェットな名曲が多い。特に1~5曲目の「The End」「Dead!」「This Is How I Disappear」「The Sharpest Lives」「Welcome To The Black Parade」に至る流れは秀逸だ。
でもアルバムの中で一番好きなのは8曲目の「Cancer」だったりする。
ランニングには向かないが。

まったく毛色は違うがアメリカ発のウェットなバンドといえばKamelot。
彼らの「Abandoned」は女性ヴォーカルとのデュエットが非常によい。
この曲もランニングには全く向かないが。

***
当直明け。産婦人科をしている友人夫婦と久しぶりに会い、昼食を共にした。
元気そうで何より。感謝。

Brugada症候群と麻酔

一般知識
・心電図でtype1-3に分類される。coved型とsaddle back型がある。coved型が危険.他にQTc延長、右脚ブロック波形、V1-3のST上昇
・ST上昇の程度は日内変動あり、副交感神経の緊張で増強。夜間に発作が起こりやすい。
・運動と発作は関係ない。
・男女比は9:1。男が多い。
・発症は40歳くらいに多い。
・18-30%程度の患者でSCN5Aという遺伝子異常がある(SCN5Aは心筋の細胞膜上のNaチャネルのαサブユニットをコードしている。3p21に存在)
・Naチャネルの異常で発症するといわれるが、原因はまだ不明である。

術前評価
◎問診チェック事項
・本人に関して:VTの既往、失神の有無、夜間の呼吸苦の有無、電気生理学的検査でVTやVFの誘発の有無
・家族に関して:45歳以下の突然死の有無、coved typeの心電図異常をもつ家族の有無
→いずれも無く、自然タイプ1でなければ経過観察。但し心事故が発生する可能性は常に念頭に置く

上記があれば・・・
・循環器内科医にコンサルト
・器質疾患除外のためにTTEとHolter ECGを行う

麻酔
・体外式除細動器を準備
・不整脈発生直前にはST上昇が著明になることがあるのでモニター
基本的なコンセプト―迷走神経優位にしない
・除脈や迷走神経反射を避ける
・過換気も避ける
・避けたほうがよい薬剤:1a, 1c群抗不整脈薬、βブロッカー、ネオスチグミン、エドロホニウム、Caチャネルブロッカー、アデノシン三リン酸、アセチルコリン
・ネオスチグミンは真のBrugadaには使用しないほうがよい。(過去の症例報告をみるとBrugada型心電図を呈するもの全てに禁忌ではないようだ)
・Ib(メキシレチンやリドカイン)は大丈夫
・セボフルランは大丈夫
・ブピバカインはリドカインに比べプルキンエ線維と心室筋の脱分極rapid phaseを著明に抑制する。持続投与でcoved型ST上昇を示した1例報告あり。(他の薬が使えるのなら使わないほうがよい?更なる研究が必要か?)

・過去の臨床研究(63人のBrugada症候群患者をfollowした研究)では
 ・βブロッカーやアミオダロン投与群ではsudden deathを防げなかった
 ・ICD挿入群には死亡例がなかった。
という点から、適応症例にICDを挿入するのがbetterではないかとされる。

参考文献
・Brugada症候群様心電図を呈する患者の術前評価と麻酔管理. 麻酔 2007; 56:1398-1403.
・Brugada Syndrome and Anesthetic Mangement. J Cardiothorac Vasc Anesth 2006 Jun;20(3):407-13.
・Brugada syndrome. UpToDate(2010年1月14日の抄読会Y先生の発表)
専門医から学ぶ不整脈の臨床 Brugada 症候群の最近の考え方(麻酔薬との関連を含めて). 日本臨床麻酔学会誌 31(5), 771-778, 2011-09-15 (2012年6月15日追記)                     

2010年4月24日土曜日

AKB48の神曲たち

メンバーの名前も活動についても殆ど知識がない私がAKB48について語ると熱心なファンから爆発物やウイルスが届くかもしれず、人知れず恐怖があるのだが言論の自由は保障されているはずであり曲だけを聴いての感想。

メランコリックな曲調と背徳的な歌詞が多かった前作「SET LIST~グレイテストソングス2006-2007」に比べ、曲調も歌詞も随分とポップになり、老若男女(主に若い男だろうが)により受けやすい作品となっている。前作でいうところの「僕の太陽」のような「陽」サイドの曲が並んでいる。
一聴しただけでは前作より歌唱力はアップしているとは思ったが、「どの曲が神曲なんだ????」とクエスチョンマークが無限に浮かぶ。何かの間違いかもしれないと思いインシデントレポートを整理しながら数回聞いてみた。日当直で病院に軟禁状態なのも手伝ってなのか、何度か聞いていると耳が慣れてくるから不思議だ。「大声ダイヤモンド」や「10年桜」、「涙サプライズ!」「言い訳Maybe」などの曲はよい。曲としては前作に収録されていた「スカート、ひらり」「制服がが邪魔をする」「Virgin love」「転がる石になれ」のようなダークサイド寄りのものが好みだったが、本作は本作で素敵な仕上がりになっている。
そして思った。AKB48は動いている彼女たちを見て曲を楽しむものなのだ。タータンチェックの衣装をまとい、踊っている当代一のアイドルたちのステージパフォーマンスはよくトレーニングされており、圧巻であることは間違いない気がする。