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2010年1月31日日曜日

ルネサンスで再挑戦

1月上旬2週間に酷い風邪を引いてしまい、中々エンジンがかからなかったが、漸く未来に向けて進んでいけるようになってきた。

今日久しぶりに3.2kmほどのコースを走ってみた。17分ほどであるが右膝に腸脛靭帯炎をかかえていたので、また痛みがぶり返してこないか心配だったのだが、今日はなんともなかった。ゆっくりではあるが、週末走らないと何となく調子が悪いようになってきたので、習慣化されるまでもう少し。歯磨きや食事のようにランニングも習慣になれば上達は早い筈。そして今後は雨降りのこともあるだろうからスポーツクラブに入会することにしてきた。家から徒歩15秒のところにあるのに利用しない手はない。

2010年1月30日土曜日

HelloweenのUnarmed

1月23-24日と大阪で開かれた日本心エコー図学会主催の第14回冬季講習会に出席してきた。会場の大阪国際会議場は立派な建物で講習には適していると思うが、如何せん行きにくい。

大阪で行ったCDショップで見かけたので衝動買い。というのも名曲"A tale that wasn't right"の別アレンジが収録されていたから。
Helloweenは90年代後半~2000年代前半のメタルを中心に聞いている私が、未だに新譜をチェックしている数少ないバンドだ。
それほど期待しないで聴いてみたが、予想に反して(失礼)非常によい。#5”The Keeper's trilogy(Medley)”の荘厳なアレンジには勿論感動したが、#8”Forever and One”のアレンジにはさらに衝撃を受けた。イントロの物悲しいピアノ。アカペラに近いアンディの歌唱。その上手過ぎないちょっとねちっこい歌唱法がまた更にこの歌を味わい深いものにしている。原曲もバラードなのにアコースティックなアレンジにしたというのは、バンドもこの曲に対する思い入れが強いのだろうか。
そしてお目当ての#11”A tale that wasn’t right”も演歌に通じるようなコブシが入ったバラードをアコースティック+オーケストレーションした曲だ。こちらは原曲をマイケル・キスクが歌っていたので、かなり違った色合いになっている。堂々と情感たっぷりにアンディが歌い上げているので聞いていて気持ちよい。名曲に新たな命が宿っている。
バンドは何度もメンバーチェンジを繰り返しているが、危機的な状況から何度も再生を果たして、そのバンドの魂の火を消すことなく今に至るまで燃やし続けている。原曲をそれこそ何百回も聞いたからこそ、このアルバムを余計に楽しめる。暫くお世話になりそうである。

2010年1月24日日曜日

勉強力-齋藤孝

35歳から必要なのは教養を身につける「勉強力」!

というメッセージを伝えんがために教養が人生にもたらす様々な効能を身近で親しみやすい例をふんだんに盛り込んで説明しているのが本書である。
私が本書を購入したのは、氏が「教養を身につけるために役立つ」であろう様々な書籍を紹介しているからである。本書の影響で早速「ソクラテスの弁明」を購入してしまった。

・勉強をしない人は「失業予備軍」
・会社は「勉強力」のある社員しかいらない

など、正誤は兎も角として自分の気を引き締めるに十分であろう。
20世紀は「若い内に死ぬ気で努力してプロとして通用するレベルに到達」すればその後は経験を糧に定年まで働けたのかもしれない。
しかし、私の将来は更に医学も社会も進歩が加速するだろう。一生喰らいついて向上し続けなければ住所不定になるかもしれない。
そのためにこの本は有用である。

2010年1月17日日曜日

貧乏入門―小池龍之介

先日購入したiPhone 3GSで産経新聞が無料で読めることから、早速同紙で紹介されていた本書を手にとってみた。
ものを所有することによって心に「あれはどこにある、どうなった」というノイズが入るから、ものを所有しすぎるのは考え物だという考えにはある程度賛同した。

・経済的に豊かになることのメリットは「お金があってもどうやら幸せになれるわけではないらしい」ということ。

・安禅必ずしも山水を用いず。心頭滅却すれば火もまた涼し。
快川国師(武田信玄の師匠)が信長に焼き討ちされた時の句